戦後、写真用レンズにコーティングレンズが
現れました。レンズを正面から見ると
青紫色に見えました。
現在は、殆どコーテッドレンズですから
珍しくもありません。
眼鏡にもコーティングされた製品も
あります。双眼鏡もコーティングレンズです。
このコーティングを増透処理ともいわれていました。
私の使用していたレンズで一番明るかったのは
ライカ・ズマールF2(50㍉)でした
このレンズはコーティングしていません。
… … …
当時、どうして明るいレンズが求められたのか
は、カメラで使用する銀塩フィルムの感度が
低かったからではないでしょうか…
カラーリバーサルフィルムがたしか
ASA12でした。
今から思うと信じられない低さです
外式カラーのコダクロームはASA25
でした。
ライカ判カラー写真では
広角35㍉レンズで絞りは開放F3、5で
使うのが流行っていました
当時、新製品のレンズが発売されると
なによりレンズの開放F値(数字)に関心がありました
つまり、レンズの開放F値の数字が
レンズの価格を決めていたようです
レンズの開放F値には限界があります
次に、銀塩フィルムのASA感度(数字)をいかに
高めるかに関心が集まります…
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