初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

AFズームレンズをゲット

2013年04月20日 19時15分42秒 | Weblog


私は自動焦点一眼レフに

乗り遅れていました。



カメラ店に中古ニッコール24~50ミリ

オートフォーカス・ズームレンズを

見つけて購入しました

… … …

マニュアルフォーカス一眼レフ、

ニコンEMに取り付けて

MFでテスト撮りをすると

シャープで

コントラストで

しかも逆光線に強いレンズでした




この中古AFズームレンズを

入手したことで

ニコンのAFボディが欲しくなりました



ニコン501の次801が発表されたのを

機会に私はAFボディ(801)を

入手しました



折から写真雑誌では

ズームレンズやAFボディの賛否の

記事が載せられました




プロ作家はズームレンズや

オートフォーカスカメラを

どう思っていたのでしょう







続・ズームレンズとオートフォーカス

2013年04月19日 18時21分46秒 | Weblog


銀塩コンパクトや一眼レフカメラの

オートフォーカス(自動焦点)は

自動露光(AE)に次いで

カメラファンの長い間の夢でした



ズームレンズにはズームアウト広角側から

ズームイン望遠側の間に焦点移動があります



ズームレンズ付き自動焦点カメラは

ズームで構図を決めて

シャッターを半押しすると

ピントが合います

ズームの使うところで

ピントを合わせますから

焦点移動も問題なしです



カメラが自動焦点になったことで

色んなズームレンズがどっと出てきました



いちいち焦点距離の違う交換レンズを取り替えて

撮らなくても、ズームレンズ一本で撮れます



それに自動焦点、自動露光

フィルム自動巻き上げ、

画角が連続的に変わる

ズームレンズと写真が

手軽に撮れるようになったものです











ズームレンズとオートフォーカス

2013年04月18日 18時20分38秒 | Weblog


写真用カメラは特殊な単レンズをのぞいて

すっかりズームレンズになりました



ズームレンズが一般化したのは

カメラが自動焦点、

オートフォーカスになったことが

原因の一つでしょう



36年前、新聞記事でコニカが

自動焦点の銀塩コンパクトカメラ

「ジャスピンコニカ」を発売する

とありました



コニカは大型だったストロボ用の

コンデンサーを小型にして搭載した

ストロボ内蔵コンパクトカメラ

「ピッカリコニカ」という

大ヒットを

飛ばしています



以後、他メーカーの

銀塩コンパクトカメラも

すべてストロボ内蔵に

なりました



28年前、ミノルタから

自動焦点一眼レフ「αー7000」が

発売されて、ベストセラーに

なりました



この自動焦点方式とズームレンズは

相性の良い組み合わせです









ズーム・レンズの検収

2013年04月17日 20時33分12秒 | Weblog


テレビ用ズームレンズは

テレビ局からの注文で

製造されます



写真用のズームレンズと違って

テレビ用は、開放F値はF2で

明るくてズーム倍率、重量とも

大きいので数百万円と高価です。



納期が近づいてくるとメーカーから

レンズ検査の立ち会い(検収)の案内がきます



メーカーのレンズ検査室は

小さな映画館のような

スクリーンのある部屋です

出来上がったズームレンズがスクリーンに

向かってセッティングされています



ズームレンズ後方にフォーカスチャートが

セットされて強い光線でスクリーンに

チャートが映し出されます。

丁度、映画館のスクリーンに

映画が映されているようなものです



周辺光量の落ち込み、鮮鋭度、

ズームイン望遠端での明るさの

落ち込み、ズームイン、ズームアウトでの

焦点移動量など納入レンズの性能、

検査確認の立ち会いです



立ち会い検査のOKを出すと

納入レンズと営業からの

「出精値引き……」

の請求書が送られてきます










ニコンFとズームレンズ

2013年04月16日 18時32分32秒 | Weblog




昔、カメラ店で35ミリ一眼レフ用

ズームレンズの中古品を見つけました





ズームレンズに関心がなかったのですが

購入しました

ズーム比3倍で70~210ミリの細長い

レンズでした





この中古のズームレンズは、コントラストが低くて

逆光に弱いレンズでした







当時、カメラはすべてマニュアルフォーカスでした

まずズームレンズで被写体をとらえて

ズームインして焦点深度の浅い望遠側でピントを合わせて

ズームアウトしながら構図を整えていました

この方法はテレビカメラのズームレンズ操作でも

同じです



昭和40年(1965年)発行の

ニコンF・マニュアルには

色々なレンズに交じって

ズームレンズが載っています

43~86ミリF3.5

80~250ミリF4~4.5

200~600ミリF9.5~10.5



同じ焦点距離の単レンズに比べて

解像力や周辺光量でやや劣ると書かれています

ニコンは48年前からズームレンズを

出していたのですね










ズームレンズの普及

2013年04月15日 17時03分55秒 | Weblog


カメラ店へレンズを見に行くと

棚にはほとんど

ズームレンズが並んでいます



ズームレンズがどうしてこうも

普及したのでしょう



ズームレンズが普及した背景に

カラーテレビの影響があったと

思っています



毎日、テレビのドラマや

野球などスポーツ番組で

ズームのカットがありました



野球場の広いダイヤモンドの画面で

ファインプレーの外野手にスーッと

ズームインして捕球した瞬間、野手の

ワンショットに…。



逆に、ファインプレーの野手から

ズームアウトして

ダイヤモンドの広いフルショットに

なるカット。



映像のなかで鮮鋭度やピントを

厳しく要求しないカラーテレビで

ズームレンズが実用になったと

思っています

… … …

そして、テレビ番組を通して

ズームレンズが珍しくなくなって

市民権を得たのでしょう。





コンパクトカメラにズームレンズ

2013年04月14日 19時32分57秒 | Weblog


テレビカメラのレンズはすべて

ズームレンズになりました



テレビ映画も

銀塩フィルム・キャメラで

ズームレンズを使い出しました

映画館の劇映画もズームレンズが

使用され始めました



家庭用ビデオカメラはズームレンズが

主流になっていました



テレビ画面は映像として

鮮鋭度は厳しくありません



テレビ映像、テレビ映画、次に劇場映画と

だんだん厳しい鮮鋭度が要求されるものに

ズームレンズは広がっていきました



そして遂に、

35ミリ銀塩フィルム・コンパクトカメラに

ズームレンズが搭載されました



ズームレンズを搭載した

コンパクトカメラの

メーカーは

ペンタックス(旧旭光学工業)です

… … …

一眼レフカメラ「アサヒフレックスⅡ」で

世界初のクイックリターンミラーを

開発したメ会社です











ズームレンズとハレーション

2013年04月13日 19時52分54秒 | Weblog


わが国のテレビニュースも

ビデオテープ録画の

ENG取材になりました



国産の小型ビデオカメラと

国産のズームレンズで

スタートしました



各社共同取材の現場では被写体を

四方から取り囲みます

丁度、写真雑誌主催の

撮影会のような光景です



各社のビデオカメラの横から

ハロゲンランプの

バッテリーライトで

被写体を照らします



ビデオカメラで取材していると、

被写体の反対側からバッテリーライトの

強い光線が差し込んできます



ENG取材の最初のころは

このバッテリーライトの逆光線で

ハレーション、フレアで大変です

逆光線には注意していました



夜間、道路で向こうから来る自動車の

ヘッドライトも逆光ですから

画面が一瞬真っ白になりました

ズームレンズの複雑なレンズ構成の

せいでしょうか

ズームレンズに逆光は禁物でした











ザハトラーとビンテン

2013年04月12日 20時56分37秒 | Weblog


日本のテレビ界もニュースを
  
銀塩カラーフィルム取材から

ビデオ・テープ取材に

切り替わっていきます

ENG(Electronic News Gathering)取材に

なりました



小型ビデオカメラは、

東芝、日電(NEC)、

日立、池上通信機など。

小型ズームレンズは

キヤノン、フジノン

ニッコール(日本光学)から

発表されました



日本の映画界はキャメラも

レンズも舶来品でしたが

日本のテレビ界はカメラも

レンズ(ズームレンズ)も

国産品です



しかし、ENG取材で

国産品の弱点もありました

… … …

「足まわり」です。

スムーズで強靱な雲台と

三脚に良いものが

ありませんでした



最初は国産の

写真用三脚が流用されました

しばらくして本格的な三脚、雲台が

外国からやってきました

… … …

ドイツから「ザハトラー」の三脚とオイルヘッド(雲台)

英国「ビンテン」の三脚とオイルヘッド(雲台)が

やってきました



私の三脚は、フランス「ジッツオ」に

イタリア「マンフロット」ギアヘッド。

「ボレックス」の一脚に「ライツウェツラー」の

自由雲台を取り付けて使っていました



テレビ界も普通写真も

「足まわり」は国産より

数倍高価なのに舶来品に

納得するものがありました。











ハンディカメラ用ズームレンズ

2013年04月11日 21時37分58秒 | Weblog


アメリカ、日本のテレビ界は

ニュースを銀塩カラーフィルムで

取材していました



アメリカテレビ界は

ニュースの取材を

銀塩カラーフィルムから

ビデオテープ取材に切り替える

検討していました



やがてアメリカからハンディ・カメラや

ビデオ・レコーダーなど

ニュース用、放送機器を

わが国のメーカーが注文を受けました



早速、日本のテレビ界も関心を示します

ハンディ・カメラ用の小型ズームレンズの

開発がキャノンとフジノンで始まりました



なんと、

長い間、関心を寄せてなかった

ニッコール(日本光学)が参入してきました

フジノン、キャノン、ニッコールと

三社です



三社とも大体同じ大きさの

電動ズーム・レンズです

エキステンダーは内蔵ですが

右手のレバー操作でエキステンダーの

オンオフでした