経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■【心 de 経営】55 有為の人となって組織戦略の思考を磨く ~ 人間力 6 ~

2018-09-11 16:59:00 | 【心 de 経営】 藤原流

■【心 de 経営】55 有為の人となって組織戦略の思考を磨く ~ 人間力 6 ~

【筆者紹介】  日本経営士協会理事長 経営士   藤原 久子
 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。
 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。
 

 

■ ご挨拶
 
 自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。
 
 その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。
 
 人にはそれぞれ自分なりの生き方があります。経営者様をはじめ、これから経営者として歩み始めるみなさまや経営コンサルタント・士業の気づきや学ぶ機会になれば、これほどに嬉しいことはございません。
 
平素、自社おいては、従業員満足・顧客満足地域貢献企業を目指し、「心で経営」を実践し、経営士・コンサルタントとしての専門知識を活用しながら、客観的に現状を認識し、問題発見や解決策の提案や業務改善案・経営戦略への提言など、企業の様々な問題の共有を図りながらアドバイスをしています。

■ 有為の人となって組織戦略の思考を磨く ~ 人間力 6 ~

 

 人間力とは、自立した人間として社会を構成し生きてゆく為の総合的な力を言うまた若者に夢と目標を抱かせ意欲を高める信頼と連携の社会システムを整理してみる。

 その要素として、(1)「論理的思考力」、「想像力」等々知的能力 (2)「公共心」「リーダーシップ」「コミニュケーションスキル」「他者を尊重しながらお互いを高め合う力」などの社会・対人関係的要素 (3)には自己制御的要素として(1), (2)を十分発揮するための「意欲」、「自分らしい生き方や希望を成功に導く力」が上げられる。

 小さなゆらぎから直観力を磨き感覚を鍛えることによって意味あるゆらぎを生み出す戦略思考を身につける必要もある。

 自身の組織力だけではなく、ネット時代の様々な波及効果で広がっていく戦略があり、それは戦略思考を身に着けることに繋がる。

 志と使命感を持つ人々の周りではボランタリー経済が動き始める。世の中のためになった瞬間、見事に多くの方々が力と知恵を貸してくれる。何時しか事業が動き出す。これこそ創発の戦略における一つ着眼点になる。

 一方で知識資本とは知識と知恵こそが資本といえる。例えば知恵は借りることができるのです。

 自身にその知恵がなくても今までに出会った人々から知恵を借りる関係をどれほどもっているかが重要になる。

 ここでいう知恵を借りるという言葉の意味を感じ取ることが出来、信頼できる人々のために自分の時間をつかうことに喜びや遣り甲斐を感ずることになるのです想像力の前提になるのは人間観と組織観といえましょう。

 まずは「人間はこういう風に動くとこんな風になるだろう」という人間観と同様にビジネスに於ける組織観についても同様のことがいえるのです。

 人はみな一人ひとりがかけがえのない存在です。

 人の心のスイッチをONにするには、「自分はなくてはならない存在であり、企業や社会に貢献している」という心が持てる人になれるかどうかにあります。

 一生懸命が他人を惹きつけ、周囲の情勢を動かしていくのです。広い視野と確かな展望、そして決意と信頼が「夢を持ちたい、持たせたい」の共有に繋がり、企業・組織を愛する優秀な人材がそこにあるのです。

 (特)日本経営士協会の会員であることに誇りを持って自らの研鑽に励み精進して参りましょう。

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■【心 de 経営】55 有為の人となって組織戦略の思考を磨く ~ 人間力 5 ~

2018-08-14 18:00:47 | 【心 de 経営】 藤原流

■【心 de 経営】55 有為の人となって組織戦略の思考を磨く ~ 人間力 5 ~

【筆者紹介】  日本経営士協会理事長 経営士   藤原 久子
 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。
 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。
 

 

■ ご挨拶
 
 自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。
 
 その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。
 
 人にはそれぞれ自分なりの生き方があります。経営者様をはじめ、これから経営者として歩み始めるみなさまや経営コンサルタント・士業の気づきや学ぶ機会になれば、これほどに嬉しいことはございません。
 
 持続可能な目標設定と行動計画は、企業が株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等に於いて、ステークホルダーの価値観を理解し価値の最大化が求められる為、経営者の社会的責任つまり企業存続維持の責任があり、経済的責任が問われるものであります。
 企業とNPOのパーソナルシップに関心を寄せて価値共創経営を支えるのは、有効な取り組みといえます。

■ 有為の人となって組織戦略の思考を磨く ~ 人間力 5 ~

 

 暑中お見舞い申し上げます。

 大阪府北部を震源とする地震、続いて台風12号により被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

(特)日本経営士協会の伝統を継承し、ブランドの更なる強化をはからんとして、知名度のさらなる高揚に努めながら組織運営をしております。

 また本年度はゼロベース思考に基づく新組織体制のもと地域を越えて実践することで、今後の協会のあり方について充分な討議が必要になってまいりました。

 他方で、企業の副業や兼業で無理のない働き方改革が叫ばれています。夜空に輝く星のごとく互いを高め合う精神、心のよりどころが企業にあったり、家庭にあったり、基本的に人として輝くことで組織全体が持続可能になるのです。

 持続可能なビジネスモデルを考える時、人間的な創造をAIが行う事は困難とさえ言われています。そこには人間としての心の問題があるかも知れません。


◆相手のことを思いやる

 自分ならどう行動しているかを振り返って、言動することは人間力をたかめることに繋がります。

 自分で目標を掲げ、自分自身を常に高め、相手のことを思いやるという要素が必要です。社会人としての対人関係を良好に保ちながら、環境改善を図り人間力を高めることによって、組織の中心的存在、つまりリーダーになり得るのです。

 相手の心を揺り動かす事に変化してゆきます。コミュニケ-ションを通して相手の心を動かすことが出来るか否かが肝心なポイントになります。

 社会的能力とは他人に働きかける事で付加価値を生み出すことに他なりません。


◆人格と能力を併せ持つ

 人格と能力の両方が必要で両方を持ち合わせてはじめて信頼につながるのです。その力の両者が両輪として必要なのです。

 また人間力をたかめるための第一歩は信念と言えるほどの強い願望で夢や希望を明確にすることです。

 会社や組織にとっての有用な人財育成をコンサルタントとして組織戦略をたて、目標設定の明確化を原点に熟慮すべきと考えます。

 色々な考え方、また多様な経験を通して有効な思考方法等、ゴールを決めて検証していく事が大切であります。

 正に企業・組織は人なりと言えましょう。

 

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■【心 de 経営】54 有為の人となって組織戦略の思考を磨く ~ デジタルテクノロジーのトレンドを読む ~

2018-07-10 12:03:00 | 【心 de 経営】 藤原流

■【心 de 経営】54 有為の人となって組織戦略の思考を磨く ~ デジタルテクノロジーのトレンドを読む ~

【筆者紹介】  日本経営士協会理事長 経営士   藤原 久子
 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。
 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。
 

 

■ ご挨拶
 
 自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。
 
 その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。
 
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 持続可能な目標設定と行動計画は、企業が株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等に於いて、ステークホルダーの価値観を理解し価値の最大化が求められる為、経営者の社会的責任つまり企業存続維持の責任があり、経済的責任が問われるものであります。
 企業とNPOのパーソナルシップに関心を寄せて価値共創経営を支えるのは、有効な取り組みといえます。

■ 有為の人となって組織戦略の思考を磨く ~ デジタルテクノロジーのトレンドを読む ~

 

 急速に進化するデジタルテクノロジー。お客様がそれを機会として捉え成長する秘訣は中期計画策定において、デジタルテクノロジーの加速的進化を含むトレンドを識別し、それに適応するための戦略を策定し実施します。

 つまり環境の変化のトレンドに適応する中期戦略策定と実践を重視しながら事業環境への洞察を力点に置いて企業に於ける各要素の成熟度を診断し、改革の機会を特定します。

 最新のグローバル経営層は、既存企業が強みを生かして創造的にリ-ドする道を示しています。AI技術を社会やイノベ-ションに繋げる事を主目的として、国立情報研究所に設置されました。

 戦略コンサルティングは、常に限界を超える、飛躍力を持った人財を求めビジネスにどの様に役立つかを考策しています。

 デジタル戦略で攻めの経営、顧客を深く理解し、顧客に成りきって価値ある体験をデザインします。

 ここではデザインキャップの実施を含め顧客体験を起点として、それを実現するビジネスモデル、組織構造、ビジネスプロセス等の改革にもチャレンジするのです。

 新環境対応のための企業レベルでのアジェンダであります。デジタル戦略の設定と個々の改革プロジェクトを連打し、スケ-ルアップする事によって、企業全体を変革していきます。

 開発者が集まり、アイディアの創出と実証を繰り返す「多彩な人材」と自由な実験を提供するサービスの現場です。最後に変化に適応する組織構造と経営管理制度を再構築してゆくのです。

 社会全般にモラルを問い直す機運が高まる中、経営理論の問題を論理的な決定へと導く為の道徳基準と、論理的価値の創造に関わる道徳的リ-ダ-シップに絞って考策することによってトップ主導による実践的道筋を示し、併せて経営理論の重要性を長期的に診ることによってブランド価値は高まり資金調達もしやすくなり、優秀な人材確保にもつながります。

 現実として広く社会からの承認を得なければ満足のいく経営活動が出来ず、健全な経営論理を確立する事は第一義的使命であり、現代社会の中で経営が生き抜くうえの要諦なのであります。

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■【心 de 経営】53 有為の人となって組織戦略の思考を磨く ~ 人間力 2 ~

2018-06-12 16:08:27 | 【心 de 経営】 藤原流

■【心 de 経営】53 有為の人となって組織戦略の思考を磨く ~ 人間力 2 ~

【筆者紹介】  日本経営士協会理事長 経営士   藤原 久子
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 持続可能な目標設定と行動計画は、企業が株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等に於いて、ステークホルダーの価値観を理解し価値の最大化が求められる為、経営者の社会的責任つまり企業存続維持の責任があり、経済的責任が問われるものであります。
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■ 有為の人となって組織戦略の思考を磨く ~ 人間力 2 ~


 歴史上の人物、吉田松陰のことばに『至誠にして動かざるものは未だ之れ有らざるなり』があります。

 誠の心を持って尽くせば、動かなかった人など今まで誰もいないという大変力強い言葉だと思います。


 歴史上の偉人と言われている人々の多くは、誠の心を尽くして、周りの多くの人々に大きな影響を与えていっているのです。

 常に自分自身を反省して誠の心を持つ事に意味が有り、何が善かをわからなければ誠の心を持つ事が出来ず、誠の心をもたなければ、人のこころを動かす事は出来ないという事になります。


「学ぶこと、自らを磨く事を願えば、いつでもどこでも学ぶ事が出来、自分を磨くことができますし、そこには何の理由もなく、立場や身分等は関係ない」という吉田松陰の一貫した姿勢に究極の生き方を感じます。

 私利私欲ではなく、仁や誠をもっていないと出来ない事だったと思います。


 有為の人とは、事がうまく運ばず周りの人の手を借りる事が続いて、「自分は役にたない人間ではないか」「自分がいる事で、他人に迷惑を掛けているのではないか」という思いに駆られることがあります。

 人間にとって一番かなしいのは、自分が無用の存在だと思いしらされることでしょう。


 しかし、人はみな一人で生きていくことは出来ませんし、一人で生きているわけでもありません。

 必ず、誰かに支えられ、誰かの支えとなって生きているのです。

 ですから時には至らぬところを周囲に補ってもらうことがあってもよいと思います。

 周りの人のために自分のできる精一杯の尽力をしてゆくことで、温もりのある人間関係も生まれてゆきます。


 さて、戦略思考の中で、自らが有為の人となって次第に成長してゆく事、目標に向かってひたすら論理思考を鍛えることが重要になって参ります。

 しかし、こんな思いとは裏腹に思いが届かず、報われずにおわることがあるかもしれませんが、有為の人として頼られる人に私はなりたい。

 反面、もうひとりの自分が自分を励ますことで、すべてを諦めずに生きてきました。

 今後の人生に希望の星が降ってきて日本経営士協会にも輝き照らしてくれます様にと祈念しております。

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■■【心de経営】 実践編39 企業のブランド戦略創造への挑戦

2018-05-25 13:19:04 | 【心 de 経営】 藤原流

■■【心de経営】 実践編39 企業のブランド戦略創造への挑戦


【心de経営】は、「経営は心deするもの」という意味になります。それとともにフランス語の前置詞であります「de(英語のof)」を活かしますと、「経営の心」すなわち、経営管理として、あるいは経営コンサルタントとして、企業経営をどの様にすべきか、経営の真髄を、筆者の体験を通じて、毎月第二火曜日12時に発信いたします。

【筆者紹介】 特定非営利活動法人日本経営士協会理事長 藤原 久子 氏

 北海道札幌市出身、平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し代表取締役として現在に至っています。
 平素、自社において、従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、ワーク・ライフ・バランスを重視した経営に心がけています。
 一方、自社における経験をもとに、経営コンサルタントとしての専門知識を活用しながら、客観的に現状を認識し、問題発見・解決策の提案や業務改善案、経営戦略への提言など、企業の様々な問題の共有を図りながらアドバイスをしています。

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 平成29年4月からのメールマガジン第一連載は「企業のブランド戦略創造への挑戦」と題して、企業が保有する有形・無形の資産を基本にして、企業と顧客の共創の中で生み出される顧客価値の重要性と、顧客との関係に依って生み出される絆について考えて参ります。

 企業と顧客の共創によって生み出される顧客価値とは顧客がこれまで気が付かなかった新しい価値を見出して、企業が顧客に提供することにより、その意外性に感動して貰い顧客満足度を高めることを意味しております。その中心にあるのがブランド力であると考えられます。


 企業はいかにしてブランド価値を創造しそれを維持・発展させているのでしょうか。

 現在、顧客が求める価値が単にモノの価値を超えてコトの体験へとシフトしております。Druckerは「自らに託された経営資源を使って、創出のための能力を増大させることができなければ、あるいは少なくとも維持する事が出来なければ失敗である」と述べていますが、企業を存続・成長させるためには、「企業が顧客と共創により生み出した価値」を育んでゆくことが大切なのではないでしょうか。

 決して消費者の低価格志向が進んでいるという理由で、際限のない値引き競争にまきこまれることが、ビジネスの基本では無いような気が致します。


 価値に対する考え方が変わってゆく現状を考慮して、コンサルタントが如何にあるべきかを考えて見ましょう。

 コンサルタントが顧客に提供できるものは何でしょうか。

 企業が利益を生み出し存続・成長し続ける為には、常に付加価値の創造が不可欠であり、付加価値の創造には、

1.顧客が求める顧客価値(ブランド)を提供すること
2.それを低価格で顧客に提供すること
3.競合他社に対する競争優位を維持・確保すること

等が必須条件となっております。

 それでは顧客は製品や商品の価値をどのように認識するのでしょうか。結論から言いますと「有用性と稀少性」によって決まのではないかと思います。

 コンサルタントはクライアントと真摯に向き合い、企業の永続的発展のために、常に顧客に求められる価値を共創し、企業ブランド戦略を構築してゆくことが大切です。


 単にクライアントの求めに応じた価値の創造をしても、売り上げに繋がり利益が確保できなければ、企業の存続には繋がりません。

 製品の価値は有用性やコスト・パフォーマンスのみでだけではなく、ユニークな特徴即ち顧客に「ワクワク感」を感じさせるものでないといけません。

 これが本当の意味でのブランド化を意味します。そこに、持続的繁栄の源泉があると思います。


 今後もブランド戦略創造への挑戦は、引き続き毎月更新する予定で、その2へと続きます。

 

 

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■【心 de 経営】52 有為の人となって組織戦略の思考を磨く ~ 人間力 ~

2018-05-08 12:03:00 | 【心 de 経営】 藤原流

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■ 有為の人となって組織戦略の思考を磨く ~ 人間力 ~

『戦略思考』が何かと問われましたら、手段と目的の関係を考え、明確にするところにあると答えます。

 組織・企業は何等かの理念に基づき社会貢献を経営目標と定めております。

 そこでユニ-クな戦略思考を身につけ理論的な知識と経験を積み重ね、経営トップは繰り返し試行錯誤しながら、戦略思考を身につけて進化してゆきます。

 そこには歴史的背景や事例から多くを学び、組織的な人間的経験を積み重ね現実を受け止めトップの立場で熟考を重ねることが重要です。


 人間的に優秀でありたいと願い、日常の積み重ねの中で自己研鑚してゆきながら温かく洗練された心で自分自身の価値を高めることが社会や組織にとって有用な人間であり、また社会人として有益な人間であると思います。

 能力は他の人とのかかわりに於いてどう発揮されるのかが大切であります。


 戦略思考を身につけるということは、技術的な経営方法を知る事とは異なり、理論的知識と経験の積み重ねで、どんどんと進化していくものです。

 組織的な人間的経験を積み重ね、理論を勉強して現実で検証し経営者側で思考実験を繰り返す事で身につけていくのです。

 他の多くの人々のために、利益や便益を出してこそ、その人の存在価値があると信じます。

 人材が有能かどうかをみるのではなく、会社や組織にとって「有益かどうか?」を見極めるべきです。

 つまり有用な人財をいかに自分の組織に有益な存在として育成できるかにかかっているといえます。


 戦略的思考をどの様に身につけて、それをどう活かすか、そして、その結果の検証までも考慮して、組織戦略をたて、目標設定の立案の際に目的と手段の関係の明確化を原点に熟慮すべきと考えます。

 また、如何にものごとを整理して、戦略的に物事を考え、最善の意思決定をしていくか、コンサルタントとして色々な考え方、多様な経験を通しての有効な思考方法についても、再考しながら「事業計画・市場分析・顧客分析・戦略立案・顧客に対するプロモーション」等が戦略的にものを考え、ゴールを決めて定期的に検証していく事が大切です。

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■【心 de 経営】51 有為の人となって組織戦略の思考を磨く

2018-04-11 14:39:52 | 【心 de 経営】 藤原流

■【心 de 経営】51 有為の人となって組織戦略の思考を磨く

【筆者紹介】  日本経営士協会理事長 経営士   藤原 久子
 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。
 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。
 

 

■ ご挨拶
 
 自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。
 
 その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。
 
 人にはそれぞれ自分なりの生き方があります。経営者様をはじめ、これから経営者として歩み始めるみなさまや経営コンサルタント・士業の気づきや学ぶ機会になれば、これほどに嬉しいことはございません。
 
 持続可能な目標設定と行動計画は、企業が株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等に於いて、ステークホルダーの価値観を理解し価値の最大化が求められる為、経営者の社会的責任つまり企業存続維持の責任があり、経済的責任が問われるものであります。
 企業とNPOのパーソナルシップに関心を寄せて価値共創経営を支えるのは、有効な取り組みといえます。

■ 有為の人となって組織戦略の思考を磨く

 

 心新たな気持ちで新シリーズ「有為の人となって組織戦略の思考を磨く」のスタートをすることになりました。

 孫子のことばに「戦略思考・戦術思考を鍛える」とあります。

 人間的に優秀でありたいと願い、日常の積み重ねの中で自己研鑚してゆきながら、温かく洗練された心で自分自身の価値を高めることが社会や組織にとって有用な人間であり、また有益な人間であると思います。

 能力は他の人とのかかわりに於いてどう発揮されるのかが大切であります。

 戦略思考を身につけるということは、技術的な経営方法を知る事とは異なり、理論的知識と経験の積み重ねで、どんどんと進化していくものです。

 組織的な人間的経験を積み重ね、理論を勉強して現実で検証し経営者側で思考実験を繰り返す事で身につけていくのです。


「有能な人間ではなく、有益な人間となれ!!」という言葉をよく耳にします。

 社会や組織にとって必要な人間は、単に有能な人間ではなく、有用・有益な人間であるという事です。

 自分の置かれた環境で、今、必要とされているものが、どういった能力なのか、それを見極める目をもたなければなりません。

 ここで注意しなければならないことは、人生の数十年間において要求される能力は一通りではなく、いろいろな能力が必要とされます。

 つまり一人で出来る仕事、管理する立場、チームでやる仕事、様々な能力が必要とされます。環境や立場によって求められる能力は増えて参ります。

 他の多くの人々の為に、利益や便益を生み出してこそ、その人の存在価値があるのです。


 戦略思考とは、物事を整理して智慧を使って最善策を考える事です。

 そこで知識と論理思考を鍛えることが重要で、もっと効率よく仕事を進めたいと願っている方にとっては、戦略と戦術について今一度考える必要があると思います。


 目標や考え方、ビジョンを明確にし、目標に向かって効率よく進む為に、先ずは自分が何をもとめているかを明確にすること、ものごとを俯瞰的にみて自分の進むべき道筋を考えること等、目標達成のために進む途中で発生する問題を如何に解決しながら進むかを考えることが重要になって参ります。

 その考え方が戦略思考の肝になってくると考えます。

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■【心 de 経営】50 企業のブランド戦略創造への挑戦 12 最終章

2018-03-13 13:59:27 | 【心 de 経営】 藤原流

■【心 de 経営】50 企業のブランド戦略創造への挑戦 12 最終章

 

【筆者紹介】  日本経営士協会理事長 経営士   藤原 久子

 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。
 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。
 





■ ご挨拶
 
 自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。
 
 その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。
 
 人にはそれぞれ自分なりの生き方があります。経営者様をはじめ、これから経営者として歩み始めるみなさまや経営コンサルタント・士業の気づきや学ぶ機会になれば、これほどに嬉しいことはございません。
 
 持続可能な目標設定と行動計画は、企業が株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等に於いて、ステークホルダーの価値観を理解し価値の最大化が求められる為、経営者の社会的責任つまり企業存続維持の責任があり、経済的責任が問われるものであります。
 企業とNPOのパーソナルシップに関心を寄せて価値共創経営を支えるのは、有効な取り組みといえます。

■ 企業のブランド戦略創造への挑戦[最終章]

 

「価値提供」から「価値共創」へと大きな視点の転換を考策することによって、企業ブランド・地域ブランド・グローバルブランドの問題、技術ブランド等、共通の関心事として研究会やコンサルティングに活かして参りたいと思います。

 今後の(特)日本経営士協会の歩みの中で、常に自分自身との戦いであること、挑戦し続けるところに意味があると感じます。

 共創には3つのタイプがあるといわれ、その一つは価値を生み出したい企業が自社のみで不足の部分を他者との連携、協力で解決してゆこうとする仕組みです。

 3つのタイプに欠かす事の出来ない思想が[オープン]です。他の思想を自分自身置き換えることができるのです。つまり成果を共有し、そこから追加価値を高めることができます。

 そして結果を共有し、拡大してゆく経済発展のためにお客様との関係を深化させていく事に繋がります。

 例えば製造業であっても魅力的な価値を物に取組み、その価値で顧客の購買意欲をかきたてられる前提で製作してきました。

 ここで物を作って提供するだけではなく、その後の使用段階でもサービスを提供し続ける関係をつくっていく事がビジネスにおける価値を生み出す原動力として[共創]の意味と真摯に向き合い、誠実にコミュニケーションを重ねる企業のみに自社の商品やサービスのファンを増やしていくための、地道な取り組みになりましょう。

 企業内に於ける人材が主体的に動き、有機的に役割を補い合うことで、新しいアイディアを顧客の為に生み出すことが出来る様になります。

 職場で生まれる経験価値を高めると同時に顧客経験価値を向上させることができるのです。

 従業員一人ひとりが企業のビジョンや経営理念などを深く理解、納得し当事者意識を持って行動する様促し、最終的には企業価値の向上につながります。

 このことは全ての組織体制に通じる事象でコミュニケーションを円滑に行うための基礎を構築し、ビジネスにおける共創を発展、定着させより良い社会の創造に向けて活動の輪を拡げ、実践し続けて行きたいと思います。


 本年度最終の[ブランド戦略]連載になりました。

 私なりに思いのままに綴りお届けするには足りないものが数多く御座いましたことへの反省とともに、新年度以降はまた別の切り口でお届けしたいと考えておりますので、宜しくお願い申し上げます。

 

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■【心 de 経営】49 企業のブランド戦略創造への挑戦 11 未来企業を再考

2018-02-23 13:38:46 | 【心 de 経営】 藤原流

■【心 de 経営】49 企業のブランド戦略創造への挑戦 11 未来企業を再考

 

【筆者紹介】  日本経営士協会理事長 経営士   藤原 久子

 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。
 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。
 





■ ご挨拶
 
 自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。
 
 その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。
 
 人にはそれぞれ自分なりの生き方があります。経営者様をはじめ、これから経営者として歩み始めるみなさまや経営コンサルタント・士業の気づきや学ぶ機会になれば、これほどに嬉しいことはございません。
 
 持続可能な目標設定と行動計画は、企業が株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等に於いて、ステークホルダーの価値観を理解し価値の最大化が求められる為、経営者の社会的責任つまり企業存続維持の責任があり、経済的責任が問われるものであります。
 企業とNPOのパーソナルシップに関心を寄せて価値共創経営を支えるのは、有効な取り組みといえます。

■ 未来企業を再考

 価値はいかに共創されるか「喜びの創造」の実現を目指して、源流の強化に重点をおいて見直すことにしたい。

 それは顧客満足にはじまり地域を横断的にサービスの提供が出来る体制になる様、情熱を込めて作って行きたいと思っています。


 人々の生活を支援し、人生に意味を与えるための手段である。

 深くて広いブランド認知やユニークなブランドをいかにして創り出すかがブランド構築の課題となりますが、消費者情報に依存する形で、プロセスにおいてブランド知識が果たす役割や効果に主として関心が向けられてきました。

 つまり情報ベースのブランド観であります。新たに意味ベースのブランド観も考えてみることにしたいと思います。


 前者の従来型のブランド観においてのブランドは情報であり、プロセスを支援する手段であり、リスク削減や意思決定を明確にするために受動的な立場に位置づけられ、ブランド資産を所有するのは企業であるという認識でありました。


 後者のブランド観は人々の生活を支援し、人生に意味を与えるための手段であるとの考えです。

 人々はブランドの意味における作り手として位置づけられ、企業はブランドの意味を創造する主体の1つに過ぎないという認識も含め自身の軸足をどこにおくかがポイントになりそうです。


 繊細な視点で事物の関係性を捉えたユダヤ人の社会学者ジンメルは、水差しの取っ手に世界の架橋を見てとったとのことです。

 事物関係性やつながりの洞察は、ブランドを通じた企業と消費者との結びつきや、消費者世界におけるブランドの意味の重要性を理解して組織運営に挑みたいと思います。

 

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■【心 de 経営】48 企業のブランド戦略創造への挑戦 新たなブランド観の確立

2018-01-09 13:14:32 | 【心 de 経営】 藤原流

■【心 de 経営】48 企業のブランド戦略創造への挑戦 新たなブランド観の確立

 

【筆者紹介】  日本経営士協会理事長 経営士   藤原 久子

 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。
 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。
 





■ ご挨拶
 

謹 賀 新 年

新春にあたり、(特)日本経営士協会の伝統を継承しブランドの更なる強化を目的として、知名度高揚に努めながら組織運営をしてまいります。

自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。
その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。
人にはそれぞれ自分なりの生き方があります。経営者様をはじめ、これから経営者として歩み始めるみなさまや経営コンサルタント・士業の気づきや学ぶ機会になれば、これほどに嬉しいことはございません。
 
 持続可能な目標設定と行動計画は、企業が株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等に於いて、ステークホルダーの価値観を理解し価値の最大化が求められる為、経営者の社会的責任つまり企業存続維持の責任があり、経済的責任が問われるものであります。
 企業とNPOのパーソナルシップに関心を寄せて価値共創経営を支えるのは、有効な取り組みといえます。

■ 新たなブランド観の確立
 

 価値はいかに共創されるか「喜びの創造」の実現を目指して、源流の強化に重点をおいて見直すことにしたい。それは顧客満足にはじまり地域を横断的にサービスの提供が出来る体制になる様、情熱を込めて作って行きたいと思っています。

 人々の生活を支援し、人生に意味を与えるための手段である。

 深くて広いブランド認知やユニークなブランドをいかにして創り出すかがブランド構築の課題となりますが、消費者情報に依存する形で、プロセスにおいてブランド知識が果たす役割や効果に主として関心が向けられてきました。

 つまり情報ベースのブランド観であります。新たに意味ベースのブランド観も考えてみることにしたいと思います。

 前者の従来型のブランド観においてのブランドは情報であり、プロセスを支援する手段であり、リスク削減や意思決定を明確にするために受動的な立場に位置づけられ、ブランド資産を所有するのは企業であるという認識でありました。

 後者のブランド観は人々の生活を支援し、人生に意味を与えるための手段であるとの考えです。

 人々はブランドの意味における作り手として位置づけられ企業はブランドの意味を創造する主体のⅠつに過ぎないという認識も含め自身の軸足をどこにおくかがポイントになりそうです。

 繊細な視点で事物の関係性を捉えたユダヤ人の社会学者ジンメルは、水差しの取っ手に世界の架橋を見てとったとのことです。

 事物関係性やつながりの洞察は、ブランドを通じた企業と消費者との結びつきや、消費者世界におけるブランドの意味の重要性を理解して組織運営に挑みたいと思います。

 
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■【心 de 経営】47 企業のブランド戦略創造への挑戦 エモーショナル世界の構築

2017-12-12 16:33:58 | 【心 de 経営】 藤原流

■【心 de 経営】47 企業のブランド戦略創造への挑戦 エモーショナル世界の構築

 エモーショナル世界の構築 
 

【筆者紹介】  日本経営士協会理事長 経営士   藤原 久子

 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。
 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。
 





■ ご挨拶
自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。
その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。
人にはそれぞれ自分なりの生き方があります。経営者様をはじめ、これから経営者として歩み始めるみなさまや経営コンサルタント・士業の気づきや学ぶ機会になれば、これほどに嬉しいことはございません。
 
 持続可能な目標設定と行動計画は、企業が株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等に於いて、ステークホルダーの価値観を理解し価値の最大化が求められる為、経営者の社会的責任つまり企業存続維持の責任があり、経済的責任が問われるものであります。
 企業とNPOのパーソナルシップに関心を寄せて価値共創経営を支えるのは、有効な取り組みといえます。

■「エモーショナル世界の構築
 
 ブランド構築の一段階は、ブランド認知を確立すること、単にブランド名やロゴといったブランド要素が再認されるだけではなく再生される場合の方がブランド認知のレベルは深い。
 
 第二段階は様々な内容のブランド連想を戦略的に結び付け当該ブランドに関する意味の総体作り上げることであります。
 
 さて、日頃の疲れを癒そうとスターバックスでのコヒータイムのひとときほんの束の間のゆっくりとした時間の過ごし方はとても気持ち良く、行き交う人々と木々を眺めながら、人々に愛されるカフェとして、その地位を確立したブランドの一つでありましょう。
 
 その良さは他のカフェ・チェーンと比べて、どこが優れているのでしょうか?
 
コーヒーそのものの美味しさにあるのでしょうか?  それとも店舗のインテリアなのか、それとも店員の洗練されたサービスの質の高さなのでしょうか?
 
 コーヒーを飲むという体験を通してこれが「スターバックス・エクスペリエンス」と呼ばれるものであり、私達はスタ-バックスで心地よい体感を味わい、また行きたいと思うのです。
 
つまり、消費者の購買や消費に於ける感情の重要性を示しているのです。
 
 消費者はその商品が他の商品に比べて、たとえどんなに機能的に優れていたとしても、感情を揺さぶるものでなければ購買選択をしなくなってしまいます。
 
 現代の消費者は、感情に訴えるものにより高い価値を見出し、より高いお金を支払おうとします。
 
 そこで、消費者が最終的に選択し、支払う価格を決める重要な要素は、商品のエモーショナル、感情的な側面と流通のシステムであると確信しています。
 
 エモーショナルとは、ブランドが感覚や気持ちのレベルで消費者の心をいかにして引き込むかということです。
 
 そこにあるブランドがどのようにして生命をふきこまれ、人々と長い結び付きを得ていくか、まさにブランドとは、エモーショナルな世界にいきていることになるのです。
 
 当協会は最も歴史と品格と伝統ある団体ですが、何を生み出していこうとしているかを考え、謙虚さを忘れず、精進してまいたいと考えます。
 
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■【心 de 経営】46 企業のブランド戦略創造への挑戦 ブランド価値構造の基本

2017-11-14 12:03:00 | 【心 de 経営】 藤原流

■【心 de 経営】46 企業のブランド戦略創造への挑戦 ブランド価値構造の基本

 ブランド価値構造の基本 
 

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■「ブランド価値構造の基本」
 

 ブランド構造の構築のプロセスとして、ポジショニングという形で、価値提案を具現化してゆくためのブランド化やコミュニケーションによる取り組む必要があります。

 その取り組みにおきまして、最も基本的な役割は、人間の五感のなかでも、特に視覚、聴覚、触覚、といった感覚に訴えかけ、言語的な意味を通して、ブランド認知の向上や、イメージの形成に役立つようにできなければなりません。

 つまりブランドを介した顧客との関係性を構築・維持するうえで、広告や口コミ情報を通じて間接的に形成されることから、コミュニケーションや、顧客接点の管理が重要となり、ユニークなブランド連想が形成されるのです。

 ポジティブなレスポンスが得られ、強固で活発な成長基盤を築く事が出来きます。

 そこで望ましいブランド知識構造を構築していくためには、統合的なマーケティング・コミュニケーション活動が大きな役割を果たしているといえます。

 またコミットメントには2つの類型があり、1つはブランドに対する愛着などを源泉とする「感情的コミットメント」、他方は「認知的コミットメント」です。

 またリスクや品質・性能に関する総合ブランドとの知覚差異などに基づくものもあります。


 株式会社NTTドコモは2008年4月に【新ドコモ宣言】を打ち出し、従来の「新規顧客獲得戦略」から「顧客推進戦略」への転換を明確にしました。

 その背景には、成熟期を迎えた携帯電話市場で、同社は顧客の流出に直面していました。

 そこで、既存の顧客と向き合い、顧客の声に答えることによって離反を食い止める方向へと大きく舵を取り直したのです。

 宣言の中には「ブランドを磨き直し、顧客との絆を深める」とありまして、現場原点主義を徹底して顧客の要望、苦情に真摯に耳を傾ける努力をしました。

 関係性を構築して既存の顧客を大切にしながら、新規顧客開拓に尽力する中で、ブランドは消費者の生活を手助けし、生活に意味を与え、アイデンティティの重要な一部となり、掛け替えのない存在にあることから、感情的な動機に基づくコミットメントよりも、結果として安定的かつ永続的な関係性を齎(もたら)すと考えられています。

 こうした考えは企業や組織運営の根幹を成すものであると確信いたします。

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■■【心de経営】 社風は会社の心

2017-11-03 16:22:10 | 【心 de 経営】 藤原流

■■【心de経営】 社風は会社の心

 シリーズの【心de経営】は、「経営は心deするもの」という意味になります。それとともにフランス語の前置詞であります「de(英語のof)」を活かしますと、「経営の心」すなわち、経営管理として、あるいは経営コンサルタントとして、企業経営をどの様にすべきか、経営の真髄を、筆者の体験を通じて、毎月新しいブログを発信いたします。


【筆者紹介】 特定非営利活動法人日本経営士協会 藤原 久子

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 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。

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自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。

その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。

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■【心 de 経営】45 企業のブランド戦略創造への挑戦 「ブランド概念」

2017-10-10 12:03:00 | 【心 de 経営】 藤原流

■【心 de 経営】45 企業のブランド戦略創造への挑戦「ブランド概念」

 企業のブランド戦略創造への挑戦 

 

【筆者紹介】  日本経営士協会理事長 経営士   藤原 久子

 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。
 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。
 

 http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/2002.htm


■ ご挨拶
自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。
その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。
人にはそれぞれ自分なりの生き方があります。経営者様をはじめ、これから経営者として歩み始めるみなさまや経営コンサルタント・士業の気づきや学ぶ機会になれば、これほどに嬉しいことはございません。
 

 持続可能な目標設定と行動計画は、企業が株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等に於いて、ステークホルダーの価値観を理解し価値の最大化が求められる為、経営者の社会的責任つまり企業存続維持の責任があり、経済的責任が問われるものであります。

 企業とNPOのパーソナルシップに関心を寄せて価値共創経営を支えるのは、有効な取り組みといえます。


■「ブランド概念」

 

 ブランドの役割は、製品を多方面から識別し差異化を図るために、まずはブランド構築の意味・意義を再確認することから始めたいと思います。

 

 ブランドとは消費者の支持に裏付けされ強いブランドを構築するためにはコミュニケーションによる価値伝達、様々な顧客との接点で生まれる価値の創造が重要な役割を果たすものであると確信します。つまりブランドの構築は絆の構築で、広告やプロモーションを通した関係づくりを高めていくことの必要性や重要性を意味するものと思います。

 

 それではブランド概念と用語の整理をしてみましょう。

 

・ブランド要素(brand element)
 製品を識別し、差別化するための手段(名前、ロゴ)

・ブランド化(branding)
 ブランドの要素によって製品を識別可能にし差別化する行為

・ブランド知識(brand knowledge)
 ブランド要素を手掛かりとして形成される消費者の知識

・ブランド構築(brand building)
 望ましいブランド知識構造を形成するための継続的取組み


 つまり、その意味や価値を明確化された「ブランド化された製品(branded prod uct)」に他ならない。

 

 また、製品開発(モノの開発)vsブランド構築(絆の構築)市場に於いて研究開発(モノの開発)

 

 研究開発(R&D)に基づく優れた機能・品質の追求→良いモノづくり、一方で広告やプロモーション(A&P)を通じた意味づけと関係づけ→強い絆を構築をするためには、コミュニケーションによる価値伝達や様々な顧客接点での価値の実現が、決定的に重要な役割を果たすのであります。

 

 ものづくりを価値づくりにまで高めていくことの必要性・重要性が指摘されていますが、是非とも当協会のブランド強化にも全力で推進して価値を高めて参りましょう。

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■【心 de 経営】44 企業のブランド戦略創造への挑戦 「ブランド知識」の重要

2017-09-13 07:04:29 | 【心 de 経営】 藤原流

■【心 de 経営】44 企業のブランド戦略創造への挑戦 「ブランド知識」の重要

 企業のブランド戦略創造への挑戦 

   「ブランド知識」の重要

【筆者紹介】  日本経営士協会理事長 経営士   藤原 久子
 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。
 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。
 

 http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/2002.htm


■ ご挨拶
自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。
その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。
人にはそれぞれ自分なりの生き方があります。経営者様をはじめ、これから経営者として歩み始めるみなさまや経営コンサルタント・士業の気づきや学ぶ機会になれば、これほどに嬉しいことはございません。
 

 持続可能な目標設定と行動計画は、企業が株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等に於いて、ステークホルダーの価値観を理解し価値の最大化が求められる為、経営者の社会的責任つまり企業存続維持の責任があり、経済的責任が問われるものであります。

 企業とNPOのパーソナルシップに関心を寄せて価値共創経営を支えるのは、有効な取り組みといえます。


■「ブランド知識」の重要性

 消費者のブランド知識構造を持ちつつ理解するための基本的な視点と枠組みについて検討していく事にします。

 ブランドを形作り、ごく自然に記憶を呼び起こすもの、それがブランドの意味を形成する要素となります。

 ブランド知識を構築してゆく為に、マーケティング・プログラムを戦略的に思考する必要があります。ブランド知識(情報)の構造とは より高いレベルでのブランド認知、より強く、好ましく、ユニークなブランド連想のこれらを内容とするものであります。

 消費者の頭の中で持っているブランドに関する知識(情報)が、その後の選択や評価に対して大きな影響を与えるものです。例えば、私達は商品を一見して直後に「買おう」という判断の背景にブランド知識は活用されるのです。

 そこで、ブランド認知活動におけるプロセスの記憶システムには感覚記憶、短期記憶、長期記憶があり私達がテレビコマーシャルなどで、目や耳といった感覚器官をとおして得た情報は、感覚記憶に保持されます。

 短期記憶は作業記憶とも呼ばれ、短時間内に起きた出来事に関する記憶であり、理解・学習・推論といった認知的活動において重要な役割を果たすことになります。

 長期記憶は、情報を永続的に貯蔵する場所で、特定の製品やサービスについての情報や使用等、ブランド知識も長期記憶に保持され、また、長期記憶に保存される情報量は無制限と言われていますが、それらの知識は何等かの形で体制化されており、必要に応じて検索されます。

 ブランド知識の形成や検索を考えていく上で、認知要素として想起されるための記憶内に広がる連想ネットワ-クのなかから特定する力も必要です。

 つまりサービスの提供におけるブランド要素として、他企業との差異の表現力をあらゆる角度から提供していく事が必要不可欠です。

 時には自社のブランドに対する変革も必要になってまいります。

 深くて広く、強くてユニ-クなブランド構築の意義が問われている今改めて「ブランド概念」再考を含めその重要性を考策すべきと考えます。

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