■【きょうの人】 0309 ■ クラーク,ウィリアム・スミス 「少年よ大志を抱け」のクラーク博士として知られています
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■ クラーク,ウィリアム・スミス 「少年よ大志を抱け」のクラーク博士として知られています
William Smith Clark
1826年7月31日- 1886年3月9日
アメリカ人の教育者であり、化学、植物学、動物学の教師でもあります。農学教育のリーダーで、1876年(明治9年)札幌農学校(現北海道大学)を開校し、初代教頭を務めています。
同大学では、専門の植物学だけでなく、自然科学一般を英語で教えたといいます。
この他、学生達に聖書を配り、キリスト教についても講じ、のちに学生たちは「イエスを信じる者の誓約」に次々と署名し、キリスト教の信仰に入る決心をしました。
日本ではクラーク博士として知られ、日本人から見るといわゆる「お雇い外国人」のひとりといえます。
札幌農学校1期生との別れの際に、北海道札幌郡月寒村島松駅逓所(現在の北広島市島松)でクラークが発したとされるクラークの言葉が、よく知られています。
「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」として知られていますが、クラークの離日後しばらくは記録したものがなく、後世の創作によるものだと考えられた時代がありました。
1期生の大島正健(後の甲府中学校(現甲府第一高等学校)の学校長)による離別を描いた漢詩に、「青年奮起立功名」とあることから、これを逆翻訳したものとも言われました。
しかし、大島が札幌農学校創立15周年記念式典で行った講演内容を、安東幾三郎が記録しています。安東が、当時札幌にいた他の1期生に確認の上、この英文をクラークの言葉として、1894年ごろに同窓会誌『恵林』13号に発表していたことが判明しました。
安東によれば、全文は「Boys, be ambitious like this old man」であり、これは「この老人(=私)のように、あなたたち若い人も野心的であれ」という意味になります。
◆ クラーク博士像
◆ ユーチューブで見る北海道大学
北海道大学1 | 北大構内を散策 | 7分 |
日本を代表する大学のひとつだけあって歴史や重みを感じられました。観光の視点から、北大を紹介します。 | ||
北海道大学2 | 豊かな水の北大構内 | 7分 |
庭園のような中央ローン、そこを流れるサクシュコトニ川、クラーク像などの見どころ | ||
北海道大学3 | 北大ポプラ並木 | 7分 |
観光客にとって北大というと、花木園にあるポプラ並木ですが、大野池周辺も見逃せません。 |
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【 注 】
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