【経営コンサルタントの独り言】 都心のオアシスと新幹線理論 a18
平素は、ご愛読をありがとうございます。
経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。
■ 都心のオアシスと新幹線理論 a18
東京に住んでいる人にとっては、あまり気がつかないかもしれませんが、大阪など、東京以外にお住みの方から見ますと、東京は公園が処々にあり、緑が多いそうです。
このように、平素の環境に慣れ親しんでいますと、それが当たり前のように見えてしまう状況を「新幹線理論」といいます。
経営コンサルタントという仕事柄、いろいろな企業さんを訪れます。
例えば伝票や書類の流れを見て、「なぜ、この書類は、この部署を経由して、次の部署に廻るのですか?」と尋ねると、キチンとした答が返ってこないことが多いです。
「昔から、このようなルートで書類を回すことになっています」という答が意外と多いのです。
経営コンサルタントの視点から見ますと、それがムダなルートであったり、書類が回るとミス防止に繋がるにもかかわらず、ルートから漏れている部署があったりすることが多々あります。
新幹線理論にありますように、それが日常になってしまっていて、その問題点に気がつかないのです。
当ブログ愛読者のお一人でありますS先生は、ご自身の講演や会話の中で「新幹線理論」という言葉を使っています。
そのような読者のおかげで、あまり馴染みのないような経営理論や用語が、結構多くの人に使われるようになってきました。
首都圏にお住みの方は、千鳥ヶ淵はおなじみで、桜の季節意外には、新幹線理論にありますように、空気のような存在で、その脇の靖国通りを走ってもあまり意識をしないでしょう。
しかし、視点を変えますと、今まで気がつかなかった発見があります。
案内板には、千鳥ヶ淵の名前の由来やその近辺の歴史なども書かれています。
新幹線理論で見落とされている風景や造形物などを写真で紹介しています。
(ドアノブ)
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