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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 7月10日 「あたりまえ経営のきょうか書<戦略思考編> 5-13 経営理念の近接用語 ミッション・ストラテジー

2024-07-11 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 7月10日 「あたりまえ経営のきょうか書<戦略思考編> 5-13 経営理念の近接用語 ミッション・ストラテジー 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

7月10日(水) 

 連日、暑い日が続いています。

 日本経営士協会事務所に短時間ですが顔を出しました。

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

■第5部 【あたりまえ経営のすすめ 戦略思考編】 戦略思考で経営者・管理職のレベルアップを図る

 企業経営では、日常業務におけます事項から、経営戦略など、企業の根幹になるようなじこうまで、いろいろなレベルや内容の意思決定をしなければなりません。
 高度な戦略的な意思決定を行うには、戦略思考ができませんと、誤った方向に企業が走り出しかねません。
 一方で、戦略思考というのは、容易には身に付けることは困難です。この課題に取り組んで行きましょう。

5-2 経営理念とは何かを考える
 企業が、安定的に成長して行くためには、企業としての基礎がはっきりしていなければなりません。
 企業が目指すべき方向にそった「経営地図」が不可欠です。それが戦略であったり、経営計画であったりします。
 では、その戦略や経営計画は、どの様に構築すべきなのでしょうか。また、構築した戦略や経営計画が、それでよいのか確認する方法はあるのでしょうか。
 このような、企業の意思決定をするときの原点であり、「ものさし」であるのが「経営理念」です。

【あたりまえ経営のすすめ 戦略思考編】 5-13 経営理念の近接用語 ミッション・ストラテジー

 前項では、「ビジョン・ミッション・ストラテジー」の中の「ビジョン」についてお話しました。その際に、「目標」と「ビジョン」という類似語の違いについて、筆者の見解も述べました。
 ここでは、残りのミッションとストラテジーについて、お話したいと思います。

◇ ミッション
 ミッションとは、ビジョンを達成するために、自社が何をすべきかを表現したものです。
 ビジョン達成のために、自分達が真剣に取り組め、熱意を持って行動できるような意思を表示する内容でありたいです。
 ビジョンが、「what」を核とするのに対して、ミッションは「why」ということを表現すると考えますと取り組みやすいでしょう。すなわち、自社の存在意義を表し、行動計画を立てるときに、参照できるような内容が求められます。

◇ ストラテジー
 ストラテジー、すなわち「戦略」とは、如何にして、ビジョンやミッションを実現するのかの基本思想を表したものです。
 前二者が、what、whyと代替されるのでしたら、ストラテジーは、How Toであるといえます。
 経営戦略につきましては、別項で詳細にお話します。
 近年、多くの若い企業で、「ビジョン・ミッション・ストラテジー」に3つに分けて意思決定をしています。経営理念は、これらを統合して短文化したり、箇条書きにしたりしたものともいえます。
 どちらが良いのか、という問題ではなく、自社にとってどちらが経営管理に活かしやすいかという見方で取り組みべきです。
 また、経営理念を構築する場合でも、「ビジョン・ミッション・ストラテジー」を念頭におきますと、構築しやすいといえます。

 先ほどもご紹介しましたように、ニュアンスは異なりますが、「経営理念」に類似した表現はいろいろとあります。
 「社是社訓」や「経営哲学」、「経営信条」などは、昔から良く聞きます。近年は、パリが有名ですが、語ローバルなホテルチェーンを展開しています、名門ホテル、ザ・リッツ・カールトンの「クレド」が脚光を浴びています。
 東京オリンピック誘致で有名になりました「おもてなし」ですが、このクレドには、すでに「おもてなし」の心がベースになっていることがわかります。さらに、このクレドが有名になったのは、社員・従業員を大切にする姿勢が挙げられます。


【 注 】

 用語の定義・意味合いは、日本経営士協会の伝統的な内容の紹介で、一般的な定義と異なる場合もあります。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
      https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 7月11日 ■ 真珠記念日と御木本幸吉 ■ 職業教育の日  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 海外でも納豆の優れた健康効果が見直されている 0710
 先日、TVで海外の人が納豆を食べるようになってきたという報道がありました。
 しかし、ネバネバはあまり好まれないようで、納豆を洗って食材として利用するケースが多いようです。
 あの独特な臭いは、日本人でも西日本の人はあまり好まないということも聞いています。
 納豆が、なぜ結構に良いのかということで「ナットウキナーゼ」という学術用語は時々耳にするようになりました。
 納豆から抽出され精製された酵素のことをいうそうです。
 その基となる納豆菌は、稲の藁に多く生息していることも知られています。
 水戸納豆をお土産屋さんで見ますと藁に包まれていますね。
 年配の人ですと、藁納豆を食していたことをご記憶でしょう。

【Wikipedia】より抜粋
 枯草菌の一種である。稲の藁に多く生息し、日本産の稲の藁1本に、ほぼ1000万個の納豆菌が芽胞の状態で付着している。稲わらは乾燥しており他の細菌やカビが死滅しやすい。
   芽胞は熱に強く、旧来の納豆の製法では使用する稲わらを熱湯で煮沸して納豆菌以外の雑菌を死滅させていた。納豆菌は人体の腸内ではオリゴ糖と同じく整腸作用が確認されており、市販されている医薬品にもこれを含むものがある。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

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■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


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