【解説付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】4-1 遠野ふるさと村 マヨイガの森と曲り家 IWTN-5411-1810
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。
写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。
何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・
他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。
↑ クリック
■■ 岩手県遠野市
遠野市は、岩手県内陸部南寄りにある都市です。柳田國男の『遠野物語』の舞台となった町で、河童や座敷童子などが登場する「遠野民話」が伝わる里です。
東京からは、4時間ほどでたどり着けます。おもっていた以上に近いところにあります。
■ 遠野ふるさと村 昔ながらの山里を再現
遠野を訪れたら、ぜひ、訪れて欲しいのが「遠野ふるさと村」です。
ここは、標高1917メートルの早池峰山の山麓に広がる、遠野の里山から水田のある地域に、昔ながらの山里の風景を、再現した施設です。
■ アクセス
街の中心地からは、12キロも離れたところにありますし、バスの本数も少ないですので、交通手段と時間は、事前に充分に検討しておく必要があります。
バスも駐車できる、大きな駐車場がありますので、レンタカーでも心配ありません。
■■ 民話の里「遠野」4-1 IWTN-5411-1810 ■■
マヨイガの森と曲り家
「遠野ふるさと村1」レトロな郵便ポストのお出迎えを紹介します。
遠野の里山を体感し、農村風景を代表する曲り家と、馬を大切にする人々の生活をみてみましょう。
ここ「ふるさと村」では、遠野の農村生活を体験したり、自然と文化を体感したりすることができます。
急いで回っても2~3時間は必要です。
自然と素朴な人情にふれるひとときを、遠野時間として過ごすことができます。
今回は、遠野ふるさと村へのアクセスから、森の小径を歩いて、曲り家をじっくりと、ナレーション付きの映像でご紹介します。
ここでは、その概要紹介を致しますので、是非、動画もご覧下さい。(リンク先は後述)
■ ビジターセンター「風樹舎」
「風樹舎」と名付けられたビジターセンターには、入園の受付だけではなく、お土産コーナーやレストランもあります。ただし、季節により、レストランをしまっていますし、売店では、食事に変わるような食べ物は限られています。
玄関では、レトロな郵便ポストが迎えてくれました。
■ ふるさと村「まよひがの森」入口
ゲートを入りますと園内の緑が飛び込んできました。園内散策には、右側と左側の橋が入口になっています。いずれも同じところで交わります。私は左の「マヨイガ橋」から行くことにしました。
はしのしたには綺麗なせせらぎが、涼しさを感じさせてくれました。
蛇石川にかかるマヨイガ橋
■ 大工どんの曲り家
曲り家は、飛騨の合掌造りと並んで、日本を代表する藁葺き民家です。
居住空間は南向きで、冬に季節風を避けることができます。それに対してL字型に曲がった部分が厩です。
居間や台所から、常に馬の様子を見ることができます。馬も家族の一員なのです。
土間も広く、竈も大きく、大工さんは、昔から、お金持ちだったのかな、などと、げすの勘ぐりをしました。
床は黒光りをしています。
ここ大工どんは、明治中期に建てられた、どちらかといいますと比較的新しい曲り家といえます。
さらに進んでゆきますと、客間なのでしょうか、広い部屋があり、そこには床の間もあります。床の間には、伝統工芸品が飾られています。
曲り家の曲がった部分は、通常は馬小屋となっています。ここでは、観光客用に、雨風祭の藁人形などが展示してありました。
遠野地方で、二百十日前の8月下旬に行われる伝統的な行事です。
等身大の藁人形を、男女二体を作り「二百十日雨風祀」と書いた旗を掲げます。太鼓やカネをたたきながら、村の境まで持ってゆき、人形を修めます。
台風から農作物の被害を守るための厄除け行事です。
■ 川前別家の曲り家
大工どんから、次のところに移動しますと、すぐ隣に、大工どんよりは、やや古めかしい曲り家が見えてきました。川前別家です。
ここは、ここ、ふるさと村のなかでも、最も古い曲り家のひとつです。江戸末期に当たる、安政年間に建てられたモノと推定されています。
土間は、先に見ました、大工どんより、やや狭めですが、同じような造りです。
土間からあがりますと、囲炉裏のある部屋で、これも似たような部屋割りです。
奥座敷には、やはり床の間があり、民芸品が飾られています。
【 注 】
福泉寺は、広大な境内を持つ寺院のため、写真や動画の数が多いので、解説ページは、福泉寺3-1に分割しています。そちらも、ご覧下さるようお願いします。ただし、動画は、両者共用しています。
|
|||
日本全国、カシャリとした写真や動画をお楽しみ下さい。 |
遠野を映像で体感-
遠野ふるさと村1 レトロな郵便ポストのお出迎え | https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/5200907212a79e00a7dbab31efa63ae4 |
遠野ふるさと村2-1 遠野の山里・農村風景 | https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/b2766b64049c06f8f3f3e0af9e494439 |
遠野ふるさと村2-2 遠野の山里・農村風景 | https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/07e83895cea94784e9761a19b0094e3b |