【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月29日 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 40-4 コンサルタントに業務委託をするときのポイント
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
5月29日(水)
役職定年が話題になっています。
大手企業が少しずつですが、役職定年をやめたり、延長したりしているそうです。
人手不足が騒がれている中、とりわけホワイトカラー族の生産性向上という観点でも、経験豊富な、多くの管理職に役職定年を適用することは好ましくありません。
一方で、女性管理職の役職定年問題は、あまり改善していないようにも聞いています。
女性の管理職比率を高めるという政府の政策にもかかわらず、企業現場ではその気運が強くなく、実力ある女性が管理職登用されるのに、男性と差別が大きいともいわれています。
「女性管理職役職定年=退社」という構図さえあるそうです。
労働力不足の中、なぜ、そのような男女差別をしなければならないのでしょうか。
「人材を育てる時代は終わった」という人がいます。
人材は、出来上がった人を採用すれば、教育費用を削減できるというのです。
世の中の風潮に乗っていてよろしいのでしょうか。
コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。
下記のようなテーマでお話しました。
■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編】 40-4 コンサルタントに業務委託をするときのポイント
半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
このような視点で、第4部をお届けします。
1章は、「コンサルタントとは何をしてくれる職業なのか」という視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思うコンテンツでした。
第2章は「信頼できる経営コンサルタントの見分け方」、第3章は「社員研修で人財を効果的に育てる」というテーマでお話してきました。
第4章では「コンサルタントに業務委託をするときのポイント」という企業向けの情報です。しかし、これを裏返しますと、コンサルタント・士業として、どうあるべきかがわかってくると思います。
■ 第4部4章 40 【経営支援】 コンサルタントとの業務委託の契約 1-1
「この先生にお願いしよう」という経営コンサルタントが見つかったら、契約書を取り交わしましょう。経営コンサルタントの中には契約書を取り交わさず、提案書という形で提示される場合もあります。
どのような方法でコンサルティングに取り組んでくれるのか、契約期間や金額、支払い方法などの取り決めですので、きちんと内容を確認しましょう。
コンサルタントとの契約のしかたには、いくつかの異なった方法があります。期間の長短により大別するとわかりやすいと考えますので、この視点からまずは見てみましょう。
目的に応じて契約の期間を決めることがよいですし、目的によって契約形態が異なります。
企業が抱える問題・課題を見つけるには経営診断を受けるのがよいでしょう。本格的な診断は本診断と言い数ヶ月かかるのが一般的で、費用もその分高くなります。長期的な顧問契約をする前に簡易診断を受けますと、自社の問題点を経営コンサルタントと双方が共通認識できて、その後のコンサルティングをスムーズに運ぶことができます。
すでに自社の問題点を把握できている顕在的な課題の場合には、課題に応じた、短期的に解決できるスポット契約という方法があります。簡単なものであれば半日から支援を受けることも可能ですが、通常は1~2ヶ月といった期間となります。
長期にわたるような課題はプロジェクト契約となります。また、総合的に、じっくり腰を据えて助言を得るには顧問契約が適しているでしょう。
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
■ エベレストの標高はひとつではない?! 529
エベレストを最初に登頂したのはニュージーランドのヒラリーで、70年近く前のことです。
「たった70年前?」という感覚の人もいらっしゃると思います。
それほど厳しい山なのかもしれませんが、昨今は、登頂者が多くて、ごみだらけになってしまっていると冒険家の野口氏だったと思いますがおっしゃっていました。(もし、違っていましたらごめんなさい)
エベレストはインド測量局 で長官を務めたジョージ・エベレストにちなんで命名された。
科学技術の発展している昨今ですが、エベレストの標高に対する数値でも米中対立があるようです。
エベレストがあるネパール政府も独自の標高を示しています。
私が子供の頃は、エベレストは8,776mと教えられました。
エベレストの標高については諸説あり、1954年にインド測量局が周辺12か所で測定し、その結果を平均して得られた8848 mという数値が長年一般に認められてきました。
1999年、全米地理学協会はGPSによる測定値が8850 mだったと発表し、2020年、中国・ネパールは合同で北斗とGPSによる測定値が従来の測定値より僅かに高い8848.86 mであったと発表しています。
厳密にいいますと、地殻変動などの影響によって標高は年々変動しているようです。
ちなみに、エベレストの南麓に位置するネパールのサガルマータ国立公園はユネスコの世界遺産に登録されています。
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
本日は、明細リストからではなく、下記の総合URLよりご覧下さるようお願いします。
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