【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月25日 管理とは、”温かい”ものなのです 1-09 Aa11
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
早朝ウォーキングの途中に駐車場があり、そこの一角がカーシェアリング用の車のためのスペースとなっています。
この場所では、1台分のスペースから始まりました。
1~2年してから2台になり、その期間が長く続きました。
それが3台になり、4台、5台と短期間に増えました。
それだけ需要があるのですね。
わが家では、息子と私の車の2台分の駐車代が馬鹿になりません。
都内では、車を持つよりも、カーシェアリングなどのサービスを利用する方が経済的なようです。
でも、私は、私が気に入った車を乗りたい・・・
それに固執していては、時代の動きに逆らうことになることが解っていながら・・・<笑い>
コンサルタントを目指す人達の集まりで、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をしています。
本日は、下記のようなテーマでお話しました。
◆ 1-10 “真”の経営者は信念を持つ Aa18-Bc27
ある企業の管理職は、二言目には「うちの社長は、こんなことを言っています」と、社長の自慢話をしてくれます。会うたびに、言う内容が異なりますので、その社長さんは、朝礼や訓示などで、自分の考えをいろいろと話をしているのでしょう。
しかも、主旨一貫していることとして、創業者精神やそれに端を発すると思われる死生観といいますか、世界観といいますか、人生観ともいえる一本筋が通っているように、私には聞こえます。
その根底には、彼が持つ変わらない価値観があるのでしょう。その価値観が、仕事に対する姿勢として表れているようです。
大企業ですら、経営者やそれに続く役員が、不祥事を起こす時代です。彼等の中には、私利私欲がベースになっている人もいますが、多くは、自分の会社のためと思ってやっているようです。
ところが、それが変形して「自分や自分の会社にとって都合が良い」という視点に変質していることに気がついていないのではないかと思われることが散見されます。そこからの判断ですので、間違った意思決定がなされ、それが企業の不祥事に繋がってしまうのではないでしょうか。
自分自身の中に潜む魔の誘いに乗らないようにするためには、トップは、信念を持ち、自分に厳しくなければなりません。自分の考え方の基礎が明確ですと、それをもとに意思決定が成されますので、判断にブレが出ないのです。
一方で、経営環境は複雑になってきています。「ホンモノを見抜く力」とか「人を見る目」などと言われる力も必要です。しかし、人間というのは複雑な生き物ですので、自分の力だけの判断では及ばないことが多いのです。
トップに限らず、ビジネスパーソンは、内外の情報にも強い関心を持ち、入ってくる情報を鵜呑みにせず、ウラを取るという習慣が求められます。事実が、「真の事実」であることを確認するような、工夫が不可欠です。
教科書的な知識や情報は、必要でありますが、それは「ある条件下において」は正しいでしょうが、全てにおいて正しいわけではありません。有名人の言葉であるとか、教科書だからといって、全てを鵜呑みにすることは危険です。
「十人十色」「百社百様」ですので、自分の会社、あるいは眼前の課題に対して、そのまま適用できるとは限らないのです。
入ってきた情報を鵜呑みにしないだけではなく、自分の考えと異なるときには、徹底的に「なぜ異なるのだろう」と追求し安易な妥協や折衷案的な意思決定をしないことです。
しかし、自分の考えが正しいのだろうかと、自分自身をクリティカル・シンキング的に見る「謙虚さ」も忘れてはなりません。自分の考え方や見方が、妥当なのだろうかと、判断に迷うことは多々あります。信頼できる第三者を身近に持つことの大切さを認識しましょう。
別項で述べていますように【心 de 経営】の精神を持ち、信頼される経営者やビジネスパーソンであって欲しいです。
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
■ 初めての渡米は一ドル360円 a25
私が初めてアメリカへ飛んだのは1970年でしたが、その頃の花形飛行機はDC-8でした。空を舞う美人の愛称で親しまれた、スリムな体型は飛行機ファンには今日でも人気が高いと聞いています。
当時は、サンフランシスコまでしかフライトが認可されていなかったこともあり、そこで下ろされ、アメリカン航空機でケネディ空港まで飛んで行きました。初めての海外と言うことから、心細い思いをしました。
1ドルが360円で、日本製品は「安かろう、悪かろう」という評価の時代でした。いわゆる「企業戦士」の最前線に飛ばされました。自分で言うのもおこがましいですが、当時、海外赴任を命じられる人間はエリート中のエリートと言われていました。今日では考えられないような感覚の時代だったのです。
経営コンサルタントとして独立してからは、ヨーロッパを始め、海外をあちらこちらと飛び回り、1年の三分の二近くを海外で過ごす年もありました。訪問した国の数は30カ国程度ですので、数としては多い方ではないかも知れません。先進国が中心でしたが、南アフリカにも行ったことがあると言うと、驚かれるのです。
私を主人公のモデルにした経営コンサルタント小説「竹根好助シリーズ」でも、海外での場面を描いた小説が幾つか出てきます。尚、当ブログでも掲載したシリーズもアメリカでの幸と竹根の出会いなどが登場します。
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
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