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清上蠲痛湯(せいじょうけんつうとう)、当帰芍薬散と桔梗湯(ききょうとう)を作りました。

2013-10-28 11:54:15 | 漢方アメリカOnline
簡単に説明をいたしますと、

1.清上蠲痛湯(せいじょうけんつうとう)
 頑固な頭痛、眼が原因の頭痛、顔面の痙攣、後頭神経痛、高血圧、肺ガンによる症状、痰が多い喘息や肺炎の症状に使います。
専門的な説明ですと、体内のさらさらな液体(津液:しんえきの津の方)が不足して、体の上部の気血のめぐりが悪くなり停滞し、正常に発散されないときに使います。
http://www.kanpouamerica.com/product/99

2.当帰芍薬散 (とうきしゃくやくさん)
腹痛、血が足りない事から起る婦人科系疾患、貧血、不妊症、血圧異常(高血圧と低血圧)、腎臓疾患。
見た感じ、色白細身でシンデレラや白雪姫みたいな感じの貧血タイプと水肥りタイプで貧血や立ちくらみが起りやすい方が対象です。
http://www.kanpouamerica.com/product/28


3.桔梗湯(ききょうとう) 近日中にHPに載せる予定です。
慢性的に咽が痛い方に使います。これは咽の中央が痛いタイプで。いつも疲れ気味で咽が弱いという方が対象になります。
もし、急に咽の横の方がいたいという場合は、これはカゼを引いていることが多いので、葛根湯小柴胡湯など別の漢方薬の適応となります。
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