全米オープンの結果については、日本人選手が3回戦まで頑張ったのですが、残念ながら全員敗退してしまいました。
女子は今大会は珍しい展開となり、準決勝に残った4名が全員地元アメリカ勢となったのです。これで優勝者は地元選手と決まったわけですが、観戦している方はあまり面白いものではありませんでした。結局この中からノーシードの24歳の若手であるスティーブンスが初優勝となりました。
実は男子もおかしな組み合わせとなってしまいました。組み合わせ表は大きく分けてNo1のいるトップハーフとNo2のボトムハーフに分かれるのですが、No2マレーが直前に欠場したこともあり、ボトムハーフは面白い選手がいなくなってしまったのです。
このトップハーフではアルゼンチンのデルポトロに注目していました。彼はグランドスラム優勝の経験もあり、ずっとトップテンで活躍していたのですが、色々怪我が重なり28歳にしてようやく復帰し24シードまで上がってきました。
この4回戦は若手有望の24歳になりたてのティエムとの対戦となりました。この時デルポトロは体調が悪く若干発熱していたようです。簡単にティエムが6-1,6-2でとりここまでかと思っていました。ところがここからデルポトロが復活し、3セット6-1、4セットタイブレークでデルポトロが取り返したのです。ファイナルセットまでこのデルポトロの勢いは衰えず、6-3でとり4時間の試合を制しました。
次の準々決勝は36歳フェデラーとなり、1日休んだとはいえ体力が回復しているかが問題でした。1セット目の接戦をデルポトロが取り、2セット目は6-3でフェデラーが取るという接戦となりました。3セットは両者譲らず6-6のタイブレークとなりましたが、これも一進一退の攻防でなかなか決着が付きませんでした。
しかしさすがのフェデラーもやや疲れが見え、10-8でデルポトロが取りました。この流れで4セットも取り何とかベスト4入りを果たしました。
しかしデルポトロはドロー運が悪く、次の準決勝はNo1ナダルとの対戦となりました。私はこの試合が事実上の決勝戦と思っていました。前述のようにボトムハーフには、ズベレフやチリッチが早期敗退したこともあり、それほど強い選手は残っていません。
問題はデルポトロの体力ですが、始まると非常に良い動きをしていました。特にバックはそれまでスライスが多かったのですが、両手バックの強打が決まっていました。これで1セットを6-4で取りましたので、期待していたのですが、2セットから明らかにデルポトロの動きが悪くなってきました。
これは後から聞いたのですが、デルポトロはこの辺りが体力の限界で動けなくなってしまったようです。当然この後は6-0、6-3、6-2とナダルが圧倒しました。決勝戦は南アフリカのアンダーソンとの対戦となりましたが、ナダルが圧倒しストレートで勝ち4年ぶりの全米優勝で、16回目のグランドスラム優勝という結果で終わりました。
女子は今大会は珍しい展開となり、準決勝に残った4名が全員地元アメリカ勢となったのです。これで優勝者は地元選手と決まったわけですが、観戦している方はあまり面白いものではありませんでした。結局この中からノーシードの24歳の若手であるスティーブンスが初優勝となりました。
実は男子もおかしな組み合わせとなってしまいました。組み合わせ表は大きく分けてNo1のいるトップハーフとNo2のボトムハーフに分かれるのですが、No2マレーが直前に欠場したこともあり、ボトムハーフは面白い選手がいなくなってしまったのです。
このトップハーフではアルゼンチンのデルポトロに注目していました。彼はグランドスラム優勝の経験もあり、ずっとトップテンで活躍していたのですが、色々怪我が重なり28歳にしてようやく復帰し24シードまで上がってきました。
この4回戦は若手有望の24歳になりたてのティエムとの対戦となりました。この時デルポトロは体調が悪く若干発熱していたようです。簡単にティエムが6-1,6-2でとりここまでかと思っていました。ところがここからデルポトロが復活し、3セット6-1、4セットタイブレークでデルポトロが取り返したのです。ファイナルセットまでこのデルポトロの勢いは衰えず、6-3でとり4時間の試合を制しました。
次の準々決勝は36歳フェデラーとなり、1日休んだとはいえ体力が回復しているかが問題でした。1セット目の接戦をデルポトロが取り、2セット目は6-3でフェデラーが取るという接戦となりました。3セットは両者譲らず6-6のタイブレークとなりましたが、これも一進一退の攻防でなかなか決着が付きませんでした。
しかしさすがのフェデラーもやや疲れが見え、10-8でデルポトロが取りました。この流れで4セットも取り何とかベスト4入りを果たしました。
しかしデルポトロはドロー運が悪く、次の準決勝はNo1ナダルとの対戦となりました。私はこの試合が事実上の決勝戦と思っていました。前述のようにボトムハーフには、ズベレフやチリッチが早期敗退したこともあり、それほど強い選手は残っていません。
問題はデルポトロの体力ですが、始まると非常に良い動きをしていました。特にバックはそれまでスライスが多かったのですが、両手バックの強打が決まっていました。これで1セットを6-4で取りましたので、期待していたのですが、2セットから明らかにデルポトロの動きが悪くなってきました。
これは後から聞いたのですが、デルポトロはこの辺りが体力の限界で動けなくなってしまったようです。当然この後は6-0、6-3、6-2とナダルが圧倒しました。決勝戦は南アフリカのアンダーソンとの対戦となりましたが、ナダルが圧倒しストレートで勝ち4年ぶりの全米優勝で、16回目のグランドスラム優勝という結果で終わりました。