40代を越すと病気の話題も増えてきますが、三大成人病などメジャーな病気に注意していても、耳慣れないマイナーな病気も増加しているようです。
このいわゆる中年というのは最も仕事も充実している時期ですので、自分のことを振り返ってもこの年代で病気のことなどあまり考えなかったような気もします。実際は本当は怖い中年の病気というものがあるようで、ここでは近年増加の傾向にある「NASH」と「食道胃接合ガン」について紹介します。
NASHとは「非アルコール性脂肪肝炎」のことで、患者数の増加が著しいようです。脂肪肝炎というと過度な飲酒が原因というイメージがありますが、最近ではアルコールが要因ではない脂肪性肝疾患「NAFLD」が増加しています。
これが重篤化するとNASHとなるわけです。この病気は2014年ごろから注目されはじめ、今ではNASHの予備軍であるNAFLDの患者は日本で1000万人もいると推定されています。
脂肪肝とは肝臓がフォアグラのようにぶよぶよな状態になり、さらに病状が進むと肝臓の線維化そして肝硬変につながります。最終的には肝臓ガンへの進行するリスクもあるようです。
肝臓への負担は主に飲酒が原因と考えられがちですが、NAFLDは飲酒習慣がなくてもメタボリックな人なら誰でも罹患している可能性があります。肝臓は沈黙の臓器と呼ばれているので、自覚症状がほとんどないことも注意を要するポイントとなっています。
注意事項としては毎回出てくることですが、食生活を見直して、暴飲暴食を避けることと、定期的な健康診断を心掛けることとしています。
最近の医学では肝臓の疾患は早期に発見できれば、対策は十分可能です。中年太りが気になりだしたら、腹回りだけでなく肝臓も気にすべきことのようです。
国立がんセンターの最新のガン統計によると、日本人男性の部位別死亡数の1位は肺ガン、2位は胃ガン、3位は大腸ガンとなっています。ガンで死亡する日本人男性の半数近くがこの3部位のガンですが、近年「食道胃接合部ガン」が増加傾向にあるといいます。
このガンは読んで字のごとく食道と胃のつなぎ目に発生するガンで昔は噴門ガンと呼ばれていました。胃ガンはピロリ菌の感染減により減少傾向にありますが、食生活の変化により胃ガン以外の欧米型ガンが増えてきており、食道胃接合部ガンもその一種です。
このガンの原因の一つは胃酸の逆流で、肥満などにより腹圧が上昇することで胃酸が逆流します。このガンについては初期に発見できれば対応可能ですので、早期発見が重要なようです。
この様に働き盛りのころから発症する病気もあるようですが、どうも肥満というのが万病の元と言えるような気もしています。
このいわゆる中年というのは最も仕事も充実している時期ですので、自分のことを振り返ってもこの年代で病気のことなどあまり考えなかったような気もします。実際は本当は怖い中年の病気というものがあるようで、ここでは近年増加の傾向にある「NASH」と「食道胃接合ガン」について紹介します。
NASHとは「非アルコール性脂肪肝炎」のことで、患者数の増加が著しいようです。脂肪肝炎というと過度な飲酒が原因というイメージがありますが、最近ではアルコールが要因ではない脂肪性肝疾患「NAFLD」が増加しています。
これが重篤化するとNASHとなるわけです。この病気は2014年ごろから注目されはじめ、今ではNASHの予備軍であるNAFLDの患者は日本で1000万人もいると推定されています。
脂肪肝とは肝臓がフォアグラのようにぶよぶよな状態になり、さらに病状が進むと肝臓の線維化そして肝硬変につながります。最終的には肝臓ガンへの進行するリスクもあるようです。
肝臓への負担は主に飲酒が原因と考えられがちですが、NAFLDは飲酒習慣がなくてもメタボリックな人なら誰でも罹患している可能性があります。肝臓は沈黙の臓器と呼ばれているので、自覚症状がほとんどないことも注意を要するポイントとなっています。
注意事項としては毎回出てくることですが、食生活を見直して、暴飲暴食を避けることと、定期的な健康診断を心掛けることとしています。
最近の医学では肝臓の疾患は早期に発見できれば、対策は十分可能です。中年太りが気になりだしたら、腹回りだけでなく肝臓も気にすべきことのようです。
国立がんセンターの最新のガン統計によると、日本人男性の部位別死亡数の1位は肺ガン、2位は胃ガン、3位は大腸ガンとなっています。ガンで死亡する日本人男性の半数近くがこの3部位のガンですが、近年「食道胃接合部ガン」が増加傾向にあるといいます。
このガンは読んで字のごとく食道と胃のつなぎ目に発生するガンで昔は噴門ガンと呼ばれていました。胃ガンはピロリ菌の感染減により減少傾向にありますが、食生活の変化により胃ガン以外の欧米型ガンが増えてきており、食道胃接合部ガンもその一種です。
このガンの原因の一つは胃酸の逆流で、肥満などにより腹圧が上昇することで胃酸が逆流します。このガンについては初期に発見できれば対応可能ですので、早期発見が重要なようです。
この様に働き盛りのころから発症する病気もあるようですが、どうも肥満というのが万病の元と言えるような気もしています。