今年2回目のグランドスラムとなる全米オープンが、危ぶまれながら無観客という状態で開催されました。
ここでは前哨戦でよい成績を出した大坂なおみに注目していました。大坂はランキング9位ですが、上位選手がかなり欠場しているため、第4シードで登場しました。グランドスラムは試合が1日におきになるため、選手にはやや余裕があるようです。
大坂の1回戦は土居美咲との日本人対決となりましたが、6-2、5-7、6-2のフルセットで勝ち上がりました。この試合を見る限り強い大阪ではなく、ミスの多い昔の大坂の感じで、あまり期待できそうもありませんでした。
2回戦は74位のイタリアの選手で、これは6-1,6-2と圧勝しましたが、まだ大坂の調子は上がっていない感じでした。3回戦はウクライナの100位以下の選手でしたが、これにもやや苦戦し、6-3、6-7、6-2とフルセットの末勝ち上がりました。
何とか勝ち残っているという感じでしたが、この辺りで上位選手が次々敗退し、有利な状況になってきました。ところが4回戦はエストニアの14シードの選手でしたが、この試合から強い大坂がもどってきました。
3回戦まではミスが多く、自滅の感じでセットを落とすことがあったのですが、この試合からは本当に安定したテニスを見せ、6-3、6-4と圧倒しました。
準々決勝はアメリカのロジャースという強打が売り物の選手でしたが、これを全く寄せ付けず6-3、6-4と快勝しました。これでベスト4となりましたが、上位シードで残っているのは38歳のセレナ・ウイリアムスだけとなり、大坂優勝の可能性も見えてきました。
準決勝はアメリカのブラディという大学リーグで有名となり、今売り出し中の選手でした。この選手も強打で、女子テニスもスピードが条件になりつつあるようです。
この試合は互いに譲らず1セットからタイブレークとなり、これを取ったものの2セット目を取られ、ファイナルセットにもつれ込みました。それでもここで大坂の強さが出て7-6、3-6、6-3で見事決勝進出です。
決勝の相手はセレナ・ウイリアムスを破り、復帰してきたベラルーシのアザレンカとなりました。試合が始まると、大坂の調子が明らかにおかしくなってしまいました。アザレンカの正確なショットがあるものの、大坂のミスが多く何と1-6で取られてしまいました。
2セットも0-2とリードされ、これはダメだと思いましたが、この辺りからアザレンカのショットが変化してきました。優勝を意識したのか、それまで鋭いショットでゲームをリードしてきたものが、確実に返して大坂のミスを待つような感じに代わったのです。
こうなると大坂も調子を上げ、逆転でこのセットを6-3で取り返しました。ファイナルセットは強い大坂がもどり危なげなく6-3でとり、見事2回目の全米オープン優勝となりました。この2週間の長い戦いの末、グランドスラム3回目の優勝というのは素晴らしいものです。
昨日は一日中大坂デイとなりましたが、十分楽しむことができました。
ここでは前哨戦でよい成績を出した大坂なおみに注目していました。大坂はランキング9位ですが、上位選手がかなり欠場しているため、第4シードで登場しました。グランドスラムは試合が1日におきになるため、選手にはやや余裕があるようです。
大坂の1回戦は土居美咲との日本人対決となりましたが、6-2、5-7、6-2のフルセットで勝ち上がりました。この試合を見る限り強い大阪ではなく、ミスの多い昔の大坂の感じで、あまり期待できそうもありませんでした。
2回戦は74位のイタリアの選手で、これは6-1,6-2と圧勝しましたが、まだ大坂の調子は上がっていない感じでした。3回戦はウクライナの100位以下の選手でしたが、これにもやや苦戦し、6-3、6-7、6-2とフルセットの末勝ち上がりました。
何とか勝ち残っているという感じでしたが、この辺りで上位選手が次々敗退し、有利な状況になってきました。ところが4回戦はエストニアの14シードの選手でしたが、この試合から強い大坂がもどってきました。
3回戦まではミスが多く、自滅の感じでセットを落とすことがあったのですが、この試合からは本当に安定したテニスを見せ、6-3、6-4と圧倒しました。
準々決勝はアメリカのロジャースという強打が売り物の選手でしたが、これを全く寄せ付けず6-3、6-4と快勝しました。これでベスト4となりましたが、上位シードで残っているのは38歳のセレナ・ウイリアムスだけとなり、大坂優勝の可能性も見えてきました。
準決勝はアメリカのブラディという大学リーグで有名となり、今売り出し中の選手でした。この選手も強打で、女子テニスもスピードが条件になりつつあるようです。
この試合は互いに譲らず1セットからタイブレークとなり、これを取ったものの2セット目を取られ、ファイナルセットにもつれ込みました。それでもここで大坂の強さが出て7-6、3-6、6-3で見事決勝進出です。
決勝の相手はセレナ・ウイリアムスを破り、復帰してきたベラルーシのアザレンカとなりました。試合が始まると、大坂の調子が明らかにおかしくなってしまいました。アザレンカの正確なショットがあるものの、大坂のミスが多く何と1-6で取られてしまいました。
2セットも0-2とリードされ、これはダメだと思いましたが、この辺りからアザレンカのショットが変化してきました。優勝を意識したのか、それまで鋭いショットでゲームをリードしてきたものが、確実に返して大坂のミスを待つような感じに代わったのです。
こうなると大坂も調子を上げ、逆転でこのセットを6-3で取り返しました。ファイナルセットは強い大坂がもどり危なげなく6-3でとり、見事2回目の全米オープン優勝となりました。この2週間の長い戦いの末、グランドスラム3回目の優勝というのは素晴らしいものです。
昨日は一日中大坂デイとなりましたが、十分楽しむことができました。
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