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新型コロナの死亡者数急増、重症化しやすい人の共通点

2024-11-05 10:32:18 | 健康・医療
新型コロナは5類に分類され、ほとんど注目されなくなりましたが、まだかなり患者数は多いようです。

うちのかみさんも2か月ほど前体調を崩し、クリニックに行ったところコロナ陽性と診断されました。コロナ治療薬が処方されたのですが、これがかなり高い薬で、7錠で5万円もしていました(保険が効き1万円で済みましたが)。

感染症のように多くの人が飲む薬としては高すぎるような気がします。この新型コロナについて2023年5月〜24年4月の1年間で、死者数が3万2576人に上ったことが厚生労働省の人口動態統計で判明しました。

同時期に流行したインフルエンザの死者数は2244人で、コロナは15倍も多くなっています。5類になってから日常生活での成約は解除され、コロナの大流行は収束したかのように考えられますが、水面下では感染は治まっておらず、死亡者数だけとってもこのような結果になってしまっています。

以前のようにテレビで毎日感染者数を追う習慣がなくなったこと、5類感染症へと扱いが変わったことで新型コロナの脅威から眼をそむけているだけかもしれません。私は新型コロナというと、もう過去の事項という感じがしています。

ここでは新型コロナについて対策をしておく必要がある、重症化リスクの高い人について整理をしておきます。重症化リスクの高いのは、以下の基礎疾患を持っている人で、かなり多いのですが列挙します。

1.慢性の呼吸器の病気、2.慢性の心臓病(高血圧を含む)、3.慢性の腎臓病、4.慢性の肝臓病(肝硬変など)5.インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病、6.血液の病気、7.免疫の機能が低下する病気、8.ステロイドなど免疫の機能を低下させる治療を受けている、

9.免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患、10.染色体異常、11.重症心身障害(重度の肢体不自由など)、12.睡眠時無呼吸症候群、13.重い精神疾患、などとなっています。

こうしてみると肺や呼吸に関わる病気だけでなく、高血圧や糖尿病といった生活習慣病も重症化リスクのひとつとなっています。新型コロナは肺だけではなく血管にもダメージを与え、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを上げる病気です。

40万人以上のデータを対象にした研究でも、太っている人や歩く速度が遅い人は新型コロナ罹患時の重症化リスクが高かったという報告も存在します。

前述のように新型コロナは過去のものという気がしていますが、まだまだ流行しており人込みではマスクの着用などが必要かもしれません。

私も5類になってから感染して肺炎で入院しましたので、重症化リスクは高く注意が必要な人の分類に入っているようです。


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