交通違反をして認知機能検査を受けてきました

春の桜のころ隣の市にある川沿いの道に桜並木がずっと続いており、そこに花見に行くのを毎年恒例にしていました。

今年も花見としてその道をゆっくり走ったりちょっと止まったりしながら花見を楽しみました。その川沿いの道は中間辺りで道路を横切るのですが、その先で警官に止められました。

何とその信号もない交差点が直進禁止になっていたのです（後で確認すると左折のみとなっていました）。結局通行禁止違反となり、反則金を支払いました。ずっと続く桜並木の道が直進できないというのは、何のための規制か分かりませんが、違反してしまったことは確かです。

その後公安委員会から臨時認知機能検査通知書というものが届きました。どうも75歳以上で違反をすると、認知機能検査が義務付けられているようで、これを受けないと運転免許の効力が停止するとのことでした。

通知書によれば近くの自動車教習所でも可能とのことでしたので、すぐ電話してみましたが、期日内にはとても空いておらず、やむを得ず指定された運転免許センターに指定日の指定時間に受けに行くことにしました。

ここには行ったことがないので調べてみると、電車を乗り継ぎバス利用で1時間程度はかかることが分かりました。しかも開始が9時でその30分前には集合するように書いてありました。

当日はいつになく早起きし、いつもの朝の行事を片付けて駅に向かいましたが、通勤ラッシュではないもののかなり混んでいました。ネットで調べた時間に乗り継ぎ、最寄り駅まで行きましたが何とバス乗り場がないのです。

駅の近くで聞いてみたところビルの中の1階にあり、結構苦労しやや遅くなってしまいました。運転免許センターは最近建て替えたのか非常にきれいなビルでしたが、受付に行ったところ私が最後の一人だったようです。

検査室には20人ぐらいの高齢者がおり、私が席に着くとすぐに事前説明が始まりました。鉛筆は指示した時しか持ってはいけないとか、勝手に問題をめくっては行けなといったかなり厳しいものでした。

ただ私の感想としては、何かのズルをして良い点が取れる人は認知機能がしっかりしているので、あまり厳しくする意味はないと思っていました。

検査内容は16枚の絵を見て記憶して書くといった一般的なものでしたが、私はこれは苦手であまり思い出すことができませんでしたが、ヒントが出ている（例えば椅子のところに家具と書いてある）場合は大体書けました。

終了後その場で待たされ、採点後結果通知書をもらいましたが、「認知症の恐れがある基準には該当しない」という結果でした。

ちょうど昼頃帰ってきましたが、かなり疲れましたが、安全に運転するためにはこの程度は必要なのかもしれません。