四国で唯一の原子力発電所をかかえるまち、伊方町。
原発を建てて約40年。
先日、愛媛新聞にそんな記事が載っていました。
原発を建てたことで、長年にわたり税収、交付金、雇用などで恩恵を受けてきました。
しかし、人口減少や高齢化は進み、農漁業も苦しい状況。
『伊方原発関連の町収入は、1995年度に57億円でピーク。
それ以来下がり続け、2009年度には半分の29億円。
2010年度からは、プルサーマル発電受け入れで、今後5年間で26億7000万円の配分。
今年2月末現在の伊方町人口は、1万1765人。
2005年の3町合併から5年間で10%をこす1300人が減った。
2000年と2005年の人口減少率は、愛媛県内でトップ。
今から5年後(平成27年度)のふるさとの児童・生徒数の予想では、
二名津小学校、13人。
三崎小学校、39人。
佐田岬小学校、18人。
そして、3小学校を合わせた三崎中学校は、68人。(現在、81人)
平成30年には、三崎中学校は37人と予想されている。
町内の農地については、
2008年段階で、約25%にあたる605ヘクタールが作り手のいない耕作放棄地。
この荒れた畑をイノシシが寝ぐらにし、人里に出てきている。
減り続ける原発マネーと経済効果。苦しい地場産業。』
たいへんな状況だということがわかると思います。
しかし、なげいていても出るのは、ため息ばかり。
お金も人も出てきません。
では、地域に住む私たちは、何を考え・どう行動していったらいいのでしょうか?
それは、まちがいなく誰かにたよるとか、何かにたよるという道ではないと思います。
私たち一人一人ができることをしていく、という自立心が必要です。
一人一人が自立心をもった上で、つながりをつくっていく。
まさに「地域力」がためされています。
「喜久家プロジェクト」は、こうしてスタートすることになったのです。
ふるさとあっての自分ですから。
岬人(はなんちゅう)
原発を建てて約40年。
先日、愛媛新聞にそんな記事が載っていました。
原発を建てたことで、長年にわたり税収、交付金、雇用などで恩恵を受けてきました。
しかし、人口減少や高齢化は進み、農漁業も苦しい状況。
『伊方原発関連の町収入は、1995年度に57億円でピーク。
それ以来下がり続け、2009年度には半分の29億円。
2010年度からは、プルサーマル発電受け入れで、今後5年間で26億7000万円の配分。
今年2月末現在の伊方町人口は、1万1765人。
2005年の3町合併から5年間で10%をこす1300人が減った。
2000年と2005年の人口減少率は、愛媛県内でトップ。
今から5年後(平成27年度)のふるさとの児童・生徒数の予想では、
二名津小学校、13人。
三崎小学校、39人。
佐田岬小学校、18人。
そして、3小学校を合わせた三崎中学校は、68人。(現在、81人)
平成30年には、三崎中学校は37人と予想されている。
町内の農地については、
2008年段階で、約25%にあたる605ヘクタールが作り手のいない耕作放棄地。
この荒れた畑をイノシシが寝ぐらにし、人里に出てきている。
減り続ける原発マネーと経済効果。苦しい地場産業。』
たいへんな状況だということがわかると思います。
しかし、なげいていても出るのは、ため息ばかり。
お金も人も出てきません。
では、地域に住む私たちは、何を考え・どう行動していったらいいのでしょうか?
それは、まちがいなく誰かにたよるとか、何かにたよるという道ではないと思います。
私たち一人一人ができることをしていく、という自立心が必要です。
一人一人が自立心をもった上で、つながりをつくっていく。
まさに「地域力」がためされています。
「喜久家プロジェクト」は、こうしてスタートすることになったのです。
ふるさとあっての自分ですから。
岬人(はなんちゅう)