喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

愛媛県で一番古い木づくりの学校 ~翠小学校~

2010-04-13 | ブログ
 翠(みどり)小学校 ☆

 愛媛県人でも知らない人が多い、こんなすてきな学校があるんです。
現存する木造校舎では、愛媛県一古い。
昨年、耐震工事そして何と地球と人にやさしいエコ改修を終え、スタートしています。

 残せる柱や部分はそのまま残し、新しい光とりの天窓や、空調、ソーラー発電などは
取りつけるという、まさに絶品の学校。
全校児童数は、何と20名少し。

 玄関前の二宮金次郎像もなつかしく。

 オレンジデーイベントを終え、立ち寄った翠小学校。
エレナ、藤井君、久保さん、エレナもあまりのすてきさに大喜び。

 今はありませんが、私が入学した三崎町立釜木小学校の思い出が、
走馬燈のようによみがえってきました。
なつかしくて、心がキュンとする想いで翠小学校をあとにしました。

 そして話は、まだ終わらず、
最後にとどめのできごとが3分後に待っていたのです。 
今日は、ここまでにしておきます。

 予告として、
「石窯(いしがま)だからおいしい! 石窯香房みどり」

                   岬人(はなんちゅう)
 

清見タンゴール

2010-04-13 | ブログ
 三崎の清見タンゴールは、全国ブランド

 「夕日がたちどまる町」双海でのオレンジデーイベントに、
喜久家プロジェクトも参加しました。

 みんなで準備し、営業し、かたづけをしました。
協働のすばらしさ。

 すてきな笑顔の写真です。
喜久家国際ワークキャンプに参加してくれた大学生の久保さん。
自転車で日本1周をめざしている藤井君。
そして、喜久家ボランティアのイタリア出身のエレナ。

 さまざまな「ちがい」と「同じ」をもったすばらしい仲間です。
藤井君は、16日。
エレナは、25日が旅立ちの日です。

                     岬人(はなんちゅう)

オレンジデー 恋人の聖地:双海シーサイド

2010-04-13 | ブログ
 オレンジデーって知っていますか?

 1/14、いい予感の日(いよかんの日)
 2/14、バレンタインデー
 3/14、ホワイトデー
 4/14、オレンジデー

 JA愛媛や農家さんが、オレンジをPRするためにおこしたものです。
また欧米においてオレンジは、幸せの果物、恋人同士が贈りあうものとして考えられているところもあるそうです。

 そこで、愛媛のまちづくりトップリーダーである双海町が、オレンジと夕日を同時にミックスさせてPRしようと考え、昨年からこのイベントを実施しています。

 私がいつも頼りにさせてもらっている役場の松本さんから、
「喜久家プロジェクトも参加しませんか。」
とお誘いがあり、喜んで参加させてもらいました。
 実家の浅野農園と木野本さんで、清見タンゴールやサンフルーツ・ニューサマーオレンジ
の袋売り、ジュース販売、搾りたてジュース体験などをしました。
長生さん・大内さん・浜永さん・藤井君・喜久家のエレナ・大学生の久保さん・そして大藤君の協力を得て。

 天候がしだいに悪くなっていきましたが、PRのおかげかけっこう大勢の人でにぎわっていました。
自分で搾った清見ジュースが人気でした。
やはりちがいますね。たとえ同じ味でも、自分が作った料理がおいしいと感じるようなものです。
 いたれりつくせりで、差し出される料理や飲み物は便利でいいのですが、
他にはない別な何かを求めている人は多いようです。
それは、すてきなストーリー(物語)であったり、
今回のような自分の手によるものでしょう。

 おもしろいことに、販売することが大きな目的であったのに、
みなさん仲間同士で共に活動することが、とっても楽しかったようです。
写真を見ればその様子がよく伝わってきます。
 少々天気が悪くても、きれいな海を見ながら、みんなで笑いながら活動すること。
これって、本当いい気持ち。
おおばんぶるまいで、その搾りたてジュースを会場の出店者やお客さんに無料サービスしたところ、とっても喜んでいただきました。
もうけはなくても、たくさんの喜びをいただき、心は満たされました。
1年間、愛情をこめてつくったみかんを、おいしくいただいてくれる人を
間近に感じられるということは、それほどうれしいものなのです。

 私たちのテント横では、同じく農家さんが、
「朝はフルーツで健康に!」
ということで、そのすばらしさをPRされていました。
「農家は、おいしいみかんはつくる。
でも、それをおいしくいただき、いかに健康に良いか感じられている人は少ない。
農家自らが、生産者であり、消費者であり、実践者であり、宣伝者でありたい。」
というその考えには、心から共感しました。

 私は、こんなさまざまな喜びを手にしました。
まさにオレンジは、幸せをもたらしてくれたのです。

 話はこれで終わらず、この後さらにすばらしいできごとが私たちを待っていたのです。
                           
                   岬人(はなんちゅう)