喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

人間牧場というところ

2010-04-26 | ブログ
 双海町に人間牧場というところがあります。
たぶん雑誌には載っていません。
 牧場主は、地域づくりのカリスマ「若松進一さん」 

 ここはすごいところです。
またそれ以上にここに集まってくる人たちの思いがすごいです。
 一昨日、人間牧場で開かれた二宮尊徳セミナーについて、
若松さんからコメントをいただきました。
実に深い言葉です。
ご紹介します。


『「人でも仕事でも愛するところに集まってくる」、
これは私がよく好んで使う言葉です。
 まさに人間牧場や年輪塾は、
その言葉を地で行くような場所と機会だと思っています。
 人は無意味と思えることでも、
意味があると思えばそこから様々なことを学べます。
子どもに大人が学ぶことは多いし、
異業種からの学びも自分の仕事にずいぶん役に立つものです。
 せいぜいきばって生きましょう。
                  人間牧場主 若松進一』

 幕末に私塾が多く開かれました。
 年輪塾は、緒方洪庵が開いた適塾の気風ににている感じがします。
いかがなものでしょうか?
「個人一人一人の自立を求めていく!」
その後門弟が各地で私塾を開きますが、
慶應義塾を開いた福澤諭吉の考え方もやはりそのようでした。

 今の世、誰かにたよるのではなく、
個人、地域、国においても、たくましく生きていく自立が、
問われているような気がします。

                   岬人(はなんちゅう)