喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

風薫る5月

2010-05-07 | ブログ
 5月に入り、一気に風が変わってきました。
田舎にいると、そんな空気を敏感に感じるのですから、おもしろいです。

 佐田岬は、「鳥の岬」と言ってもいいくらい、鳥が多いところです。
毎朝、裏山からの鳥の鳴き声で目が覚めます。
ウグイスだけはわかるのですが、少なくとも6羽くらいが鳴きあっているのです。
「私の鳴き声は、どう?」
と言わんばかりに。
その他の鳥もいますから、それはそれはにぎやかなのです。
 今までそんな様子を気にもとめていなかったのですが、
気にして聞いてみると、これほどの鳥がいるということは、
実にすごいことです。

 また、雨もようの夜は、カエルの合唱が始まりました。
これもすごい。

 そしてついにこの暖かさにつられ、
ヘビもお目見えし始めました。
この日は、平礒への道を運転中に2度も見ました。
写真は、よく見るアオダイショウで、体長1.5メートルほどでした。

 こうみると、やはりとてつもなく田舎です。
でもこれがとても貴重なのかもしれません。

 例年よりも遅れていますが、
間もなくみかんの白い花が咲き、その甘酸っぱい香りで包まれる頃です。

 みかんの香りを感じに来られませんか。

                  岬人(はなんちゅう)