喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

最大の敵は誰か!

2010-05-09 | ブログ
 不十分な準備でしたが、気をとりなおして試合に臨みました。

 4ペアすべてにおいて見られたことですが、良いプレーが出てきます。
なかなか順調よく試合が流れていきます。
問題は、ミスが出た後どう切りかえ、のりきっていくかです。

 1本の簡単な自分たちのミス。
そこから流れが徐々に変わっていきます。
 波をさらわれないよう、前向きな声と態度を出していかなければならないときです。
自分を信じて、迷いなくプレーしていかなければならないときです。
心の強さが試される場面です。

 結果は、4ペアとも先攻していながら、
ミスから立て直すことができず、悔しい負け。本当に悔しい負け。
最大の敵は、相手ではなく、自分だったのです。

 心の弱さは、さらに続きます。
今こそこのくやしさをバネにし、次へのスタートをきらなければならない時なのです。
ところが、食事後、他の試合を見て学ぼうという、チーム全体の雰囲気にはならず、
多くの者が、無駄な時間を過ごしていたのです。
 
 この自分の甘さに気づかせなければいけません。
成功をつかむには、自分が変わるしかないのです。
そのことを厳しく伝え、今日の自分をノートにふりかえさせました。

 最後のミーティングでは、自分としっかりと向き合い、
感じたことをみんなの前でお互いに語り合うことをしました。
泣きながら語る者。
聴きながら涙する者。
そこには、くやしさがいっぱいつまっていました。
 みんなで涙しあい、少しスッキリとしたようです。
自分のもやもやを涙が少し洗い流してくれたようです。

「失敗」と書いて、「けいけん」と読む、
と教えてくれた人がいます。
 佐田岬の田舎の子どもたちは、この苦い経験をバネに、
成功するまであきらめず、挑戦し続けるつもりです。

 この子どもたちが、すばらしい家庭や地域、そして未来を創っていくのです。

                   岬人(はなんちゅう)



 



松下幸之助の名言

2010-05-09 | ブログ
 「成功の要諦(ポイント)とは、成功するまであきらめないこと」
これは、私が尊敬する一人、松下電器の創業者、故松下幸之助さんの名言です。

 今日の第44回三瓶町ソフトテニス大会は、
この言葉を胸に刻みこむような大会となりました。

 朝、6時45分に出発し、8時前に到着。
それから試合前の練習をしたのですが、声が出てない、動きが遅いなど
この後、試合に臨む雰囲気ではありませんでした。
 集合をかけ、活を入れます。

「試合前の様子を見れば、試合が予想できる。
試合に向け心と体の準備をしなければならない大切な今、
こんな様子であるなら、今日の試合は思ったような結果にはならない。
 ただし、あきらめるわけにはいかない。
この大きな遅れをどれだけ取り戻せるかわからないが、気合いを入れて、ふんばれ!」と。

 別な考え方をすると、800メートル走で、
一番早くもない者が、スタートで転んで出遅れたということです。
とびっきりのコンディションで臨んで、もしかしたら勝てるかもしれないという、
きわどいレベルなのに、スタートでつまずいたら、
勝つ可能性はほとんどないということです。
それほど、試合前の心と体の準備は大切だということを意識して、取り組んできたのですが。 

 その後、子どもたちは、いつもの自分を取り戻そうとがんばります。
どこまでくらいついていけるのでしょうか。

 そして、いよいよ試合が始まりました。

三瓶町ソフトテニス大会

2010-05-09 | ブログ
 今日は、三瓶町ソフトテニス大会に参加します。
何と44回目の開催。
よく、ここまで続いたものです。
関係者の方々に心から感謝したいと思います。
 小さな田舎の歴史あるイベントです。

             岬人