喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

八幡浜・西宇和地区中学校総合体育大会 ~ソフトテニス個人戦~

2010-05-31 | ブログ
 29日の団体戦から一夜明けた30日は個人戦。

 昨日の敗戦による落ちこみは問題なく、
個人戦をしっかりと戦うことに気持ちが切りかえられているようでした。

 5ペアが出場し、
3ペアが1回戦で敗れ、
1ペアが2回戦で敗れ、
残る1ペアは、県大会出場券をかけた3回戦で敗れました。

「やるだけのことはやった」
と満足した顔の子どももいれば、
あふれ出る涙が止まらない子どももいました。
 いずれにしても本当によくやりました。
すばらしい子どもたちです。

 閉会式終了後、各校の選手たちが指導者のもとへ集まります。
三崎中学校の子どもたちの口から真っ先に出た言葉は、
「コート整備など、あとかたづけをすぐにしますか。」
でした。
「うん、やろう。」

 子どもたちは、コートに散り、コートブラシで整地、
テニスネット処理、本部テントのかたづけ、そしてトイレの掃除まで
自主的に行いました。
「他にすることはありませんか?」とたずねる子も。

 この子どもたちは、今回の大会では敗者となりました。
しかし、これから先の人生において、きっと成功をおさめ、
勝者と思える時がくることでしょう。

 四国最西端、佐田岬の子どもたちの人生物語は、
まだまだ始まったばかりです。

                   岬人(はなんちゅう)