喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

二名津地区のこいのぼりまつり

2010-05-08 | ブログ
 何のへんてつもないこの二名津地区。
ところが、「地域力は人なり」。

 私の大好きな田村菓子補の三代目もここの生まれ。
そしてまだまだすごい人たちが、たくさんいるのです。
 その中心が「ごんべクラブ」という、
おっちゃん集団とその奥さま方。
平均年齢は、65歳くらいでしょうか。
祭りや地区行事、奉仕活動にいたるまで、しっかりとした自治意識が根づいています。
「ごんべクラブ」なしでは、成り立っていきません。

 そして手がけたのが、「こいのぼりまつり」。
統合でなくなってしまった二名津中学校あとを使い、おもしろい行事を考えたのです。
各家庭で日の目を見なくなった、こいのぼりや幟をさしだしてもらい、
運動場や体育館の中にかかげるというもの。
持ち主にとっても、見る人にとってもうれしいことです。

 明日は、その下でもち投げや運動会が開かれます。
詳しくは、三代目日記に書かれていますので、ごらんください。

 http://blog.unimannya.com/

 あまりお金をかけず、
田舎ではこんなにも心の通いあう「こいのぼりまつり」があります。

           岬人(はなんちゅう)

若松進一さん

2010-05-08 | ブログ
 愛媛県双海町の「若松進一さん」は、Wikipedia(ウィキペディア)にのってもいいくらいのすごい方です。
 行政や社会教育の分野では、知らない人はもぐりかもしれません。
まだ知らない方は、ぜひこのブログのブックマークからのぞいてみてください。

 ところが不思議なことに学校教育の分野では、知らない方が多いのです。
愛媛の教育は、もっともっと幅広く連携していかなければなりません。 
という私も5年前、「国立青年の家」に勤務するまでは知らなかったのです。

 若松進一さんの考え方や経験を知れば知るほど引きこまれ、
私の日課は、ブログを毎日見ること、
ついて行けるところがあれば、どこにでもついて行く、
といったまちがえたらストーカーのようになっていました。
 それくらい学ばせていただくことが多いのです。
これほどまでにふるさとが大切に思えるようになったのも、
そのおかげなのです。

 その若松進一さんから、書きこみがありましたので紹介します。
思わず、ふきだしてしまうような。

『あんたとこは田舎ですねえ (shin-1さんの日記)

 お元気でお過ごしのことと思います。
「えっ、ヘビ!」あんたとこは田舎ですねえ。(笑い)
人のことを言える柄ではありません。
私も同じようなド田舎に住んでいるのですから・・・。
 
 でも私は田舎に住めて幸せだと思います。
多少不便でも田舎は、やり方しだいでとてつもなく楽しいものです。
これからは田舎を見せびらかせて生きていきましょう。
「文句があるなら田舎に住んでみろ」・・・と。
 でも正直な話ヘビは余り好きではありません。
 
               人間牧場主 若松進一』

 何とも若松さんらしい発想です。
 都会に比べ、ないと思えば、ないものしか見えてきません。
でもあると思えば、あるものがどんどん見えてくるのです。

 全国の田舎者のみなさん。
ぜひ、田舎を見せびらかせながら生きていきましょう。

                  岬人(はなんちゅう)

長渕剛

2010-05-08 | ブログ
 戦死した祖父金太郎のブログに関して、多くの方から
感激の言葉をいただきました。
 
 太平洋戦争の戦没者(兵士として亡くなった人)が、240万人ともいわれ、
空襲や沖縄戦・原爆などそれ以外の民間人の方が80万人亡くなったと言われています。

 その中のたった一人に、これだけの物語があるのですから、
戦争というものがどれほど悲惨なものかを感じる機会になりました。

 祖父の写真をスライドショーで写しながら、
映画「男たちの大和」の主題歌にもなった
長渕剛さんの「CLOSE YOUR EYES ~瞳を閉じて~」を流した理由がもう1つあります。

 長渕剛さんは、鹿児島県生まれでふるさとをすごく大切にされています。
桜島で行われたオールナイトライブは、7万5千人が集まり伝説にもなっています。
 人はそれぞれの理由があり、ふるさとを出て行く場合も多いのですが、
ふるさとへの想いだけはいつも大切に持ち続けているのでしょう。

 長渕剛さんの妻は、元女優の志穂美悦子さん。
私の母方のいとこのお嫁さんが、塩見悦子(本名)さんといとこにあたります。
そのいとこの結婚式の時には、長渕剛さんが曲を贈られました。

 私の妻ともそうであったように、人と人とは思わぬところでつながっているようです。
人との出逢いとつながりを大切にしていきたいと思っています。

                     岬人(はなんちゅう)