喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

愛媛新聞 ヤング落書き帳 

2011-01-05 | ブログ
 新聞には、読者との距離を縮める投稿コーナーがあります。

 愛媛新聞には、もうずいぶんと前から
若い人たちを対象にした「ヤング落書き帳」というコーナーがあります。

 1月1日から「新年を迎えて」という特集をしています。
投稿者は、住所とペンネームで記されます。
「伊方町・男子」「伊方町・女子」といった伊方町の若者たちが毎日のように登場してきます。
どうも、三崎中学校の生徒のようです。

 テレビやインターネットの普及により、
新聞離れが進んでいるようですが、新聞にはたくさんの情報がつまっています。
学校教育に新聞を活用するという「NIE教育」もさかんに行われるようになってきました。

 三崎中学校では、新聞を「1方通行の情報を発信するもの」
だけとせず、「読者からも情報を発信する2ウェイ」と考え、
新聞社と連携して、読者が社会へ発信していく活動を
積極的に行っています。

 「新年を迎えて」コーナーもかなり読みごたえがありますので、
ぜひ読んでみてください。
ちなみに、1日は、「生徒一人一人が夢持てる学校に」
3日は、「盲導犬の訓練士めざしてがんばる」、「両親思い出の地 一緒に行きたい」
4日は、「高校に合格して将来の夢を探す」
5日は、「2つの夢かなえ 輝く大人になる」、「人と関わり持つ仕事に就きたい」

 この中で、気に入った投稿が「両親思い出の地 一緒に行きたい」。
 両親が新婚旅行で行ったサンフランシスコ。
その時のことを両親がなつかしく娘に話すようです。
「すっごい頼りになったお父さん」
「もう一度行きたいなあ」
という母の言葉。
 わがまま多い娘は、両親への恩返しを決心します。
「がんばって英語を勉強して、働いてお金ためて、両親を連れて行く。
それが私の夢なんです。」と。

 すてきな岬の親子ですね。
こんなふうに岬の子どもたちは、大きくなっていきます。

                           岬人(はなんちゅう)

 




喜久家ブログ記録更新

2011-01-05 | ブログ
 先週12月19日(日)~25日(土)までの1週間の
喜久家ブログがまた記録を更新しました。

 閲覧数   4100 件
 訪問者数  1356 人

 毎日、約194人が見てくれたことになります。
最近、少しずつですが増えて来ています。

 10ヶ月前、10人~20人の訪問者だったことを思うと、
その10倍近い人が見てくれていることになります。

 超田舎から発信する超ローカルなブログです。
でもこんな時代だからこそ、
それを楽しみに、もの珍しく、新鮮に思ってくれているのであれば
うれしいことです。

 私の尊敬する双海町の若松進一さんは、毎日必ず2本のブログを書かれます。
私は、5年ほど前からこれを日課のように見ています。
本当にすごい取組です。

 たとえどんなにささいなことでも、
それを継続するたいへんさを身をもって感じています。
でもそうして初めて、私のような凡人が少しは非凡になれるのではないかと
思うのです。
「ささいなことをするのは平凡。
それを欠かさず続けていくことは非凡なのだと思います。」

 好きな言葉に
「凡事徹底」というものがあります。
徹底した掃除道、イエローハットの鍵山秀三郎さんの言葉です。

 正月、新しい方々からの書きこみがありました。
つながりを感じています。
 次の目標値は、1日200人の訪問者です。
                       
                        岬人(はなんちゅう)

台湾からの便り

2011-01-05 | 喜久家の情報
 昨年の暮れから春までの5ヶ月間、喜久家で活動してくれた台湾のシューから便りが届きました。
紹介します。

『平礒、二名津、三崎のみんなさん、
あけましておめでとうございます。
台湾のジューです。

 メール一年遅れて本当にすみませんでした。
正直言うと、台湾に帰ってきたら、すぐ「ただいま」って手紙を書くべきでしたけど、
あの時はいろいろいそがしくて、気付いたら、もうタイミングを失って、
なんだかなかなか書きづらくなってしまって、本当にすみませんでした。

 みんなさん元気ですか?
わたしとゴはかんばっています。
でも、やっぱりみんなさんのことが懐かしくて、時々思い出したら、
「ああ、やっぱり平礒に戻りたい」
って、ゴとあの頃のことをよく喋っています。

 戻ろうにも戻れないと言う気持ちは今になって痛感しました。
今の人生は毎日ただ前に進めて、ひたすら頑張らなければなりません。
みんなさんも大変頑張っていることはちゃんと分かっているつもりでしたけど、
やっぱり雰囲気が違いますね。

 お父さんと散歩に行ったり、
お母さんと洋海さんの料理を食べたり、
はまちゃんとみかん食べたり、
ただしさんとみほこさんと喋ったり、
みさよさんと孝一さんのイチャイチャシーンみたり、
溜池さんに少林寺拳法を教えてもらったり、
ひげさんや法子さんとちょっとエッチな話したり、
いろんな想い出があって、本当に楽しかったです。
その雰囲気とみんなさんの優しさは一生忘れられないでしょう。

 機会があったら、また行きます。
今度は前回みたいに長くいることができないかもしれませんけど、
それでも、みんなさんの笑顔をみたら、また頑張っていける気がします。

 みんなさん、どうか元気でいてください。
わたしとゴはみんなさんが毎日健康でいられるようにと祈り続けます。

 お父さんとお母さんと長武さんと洋海さんと平礒、二名津、三崎のみんなさん、
五ヶ月の間、本当にありがとうございました。

追伸:
1、みさよさんのところの白石おじいさんとおばあさんへ
 もうけんかしないでください
2、もし誰の名前間違ったら、どうか許してください。
3、ちょっと名前が忘れてしまった人もいますけど、
 それも許してください。
4、文法はかなり変かもしれませんけど、それも許してください……

 許してほしいことがちょっと多すぎるシューより』

 新年早々、本当にうれしい便りです。
写真は、昨年の喜久家新年会の様子。
台湾のシューとゴです。
女性は、喜久家のチアリーダー、愛媛のサッコです。