喜久家ブログのリンク先として、
知りあいの北海道にある「共働学舎 新得農場」を加えました。
代表の宮嶋さんは、昨年奥さまと平礒にも来ていただきました。
本当、すごい人です。
そのすごさは、ブックマークでご覧ください。
新得農場のホームページより
宮嶋さんたちがが大切にされていること、取り組んでいることを紹介します。
『「共働学舎 新得農場が大切にしていること」
いろいろな理由から社会での居場所を見つけられない人がいます。
心身に重い妨(さまた)げを抱えている人がいます。
私たちはそうした人々と共に、
そしてそうした人々が共に働く場を北海道十勝、新得(しんとく)町の大地に営んでいます。
人間は太古から、複雑に関わり合い相互に力を及ぼしながら社会を作り上げてきました。
どんなに大きくて強いものも、つまるところたくさんの小さくて弱いものたちに支えられている存在です。
忘れてならないのは、弱いものに対してたとえささやかでもつねに心を差し向けていること。
その意味が聖書にはこうあります。
「いと小さき者のひとりのために為(な)したるは、すなわち我のために為したるなり」。
我(神)とは、世界。
小さなもののために何かを行うことは世界全体のためのふるまいにほかならない、という気づきです。
「共働学舎 新得農場の取組」
世の中で居場所が見つけられない人たちは、
一面で、人々に何かを伝えてくれるメッセンジャーではないでしょうか。
いまの社会ではまだ解決できない暗闇。
その深い影が、人々に多くの苦悩をもたらします。
しかしその出口から差し込むはずの光をまさぐることは、
次の社会を作り出していく可能性に近づくことでもあるでしょう。
そんな試行錯誤は、時間がかかってもきっと人々の財産になっていくにちがいありません。
私たち共働学舎の取り組みは、危機を知らせる地下坑道のカナリアのように、
やがて誰もがしなければならないことを少しだけ早くはじめたものだったのかもしれません。
ひとりひとりが生きていることへの確かな手応えを求めながら、
共働学舎新得農場は今日も、いまの社会が求めている何かの流れや循環を作り出し、
発信していく試みを重ねています。』
クリスチャンの精神が通っていますので、
このような考えに行きつくのかもしれません。
そして、ここで作られるチーズは、
世界的に評価されている絶品のチーズなのです。
田舎は、切り捨てられる存在でもなければ、
忘れ去られる存在でもなく、
そこに住む私たち自身のココロの持ちようで輝きを増していくのだと思います。
共働学舎 新得農場 http://www.kyodogakusha.org/aboutus.html
岬人