喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

第43回 三崎駅伝大会

2011-01-23 | ブログ
 今日、43回目の三崎駅伝大会が行われました。

 先日43回目の誕生日をむかえたので、同じです。
私が生まれた年に始まった駅伝大会。
そう考えると、歴史を感じます。

 参加38チームがあり、
昨年よりも盛り上がりのある大会となりました。
 昨年度と比べてみるちがいは、
1 小学生の参加が多くなった。
2 レース後に豚汁とぜんざいの炊き出しがあった。

 小学生のがんばる姿は、未来を明るくします。
当然、親や祖父母、ご近所など、応援にも熱が入ります。
 そして、小学生たちは大人からたくさんの声援をもらい
満たされた気持ちで成長していくのです。

 レース後の炊き出しも大好評でした。
大会をよりよくしようとする方々の取組だと思います。
こういった、自分のできる範囲で、何かをしていくことがとても大切だと感じます。

 我が家では、
小4年生の双子の娘たちが、ビギナークラスの6区。
中1年生の息子が、通常クラスのアンカー5区。
そして私が、ビギナークラスのアンカー6区に出場。
 大会を盛り上げる1つにはなったかなと思います。
 
 レース途中、なかなか足が前へ運べず、
懸命に手をふり、何とか足を前へ前へ。
息苦しさも加わり、必死の形相。
「がんばってー」
と、沿道からたくさんの声援をもらうのですが、
答える余裕もなく、ただただゴールをめざします。

 何とかゴールすることができ、
倒れそうな状態でしたが、
ふり返って、深々と一礼。
「ありがとうございました。」

 四国最西端の駅伝大会は、あたたかいものでした。

                        岬人(はなんちゅう)
 

金子みすず 「わたしと小鳥と鈴と」

2011-01-23 | ブログ
 昨日の障害をもった子どもたちの学習発表会。
改めて気づいたことがありました。

 金子みすずさんの詩を思いうかべました。

 金子 みすゞ(かねこ みすず、1903年(明治36年)4月11日 - 1930年(昭和5年)3月10日)は、
大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した童謡詩人。
山口県大津郡仙崎村(現・長門市仙崎)出身。

 代表的な詩に「わたしと小鳥と鈴と」があります。


わたしが両手を広げても
お空はちっとも飛べないが

飛べる小鳥はわたしのように
地べたを早くは走れない


わたしが体をゆすっても
きれいな音は出ないけれど

あの鳴る鈴はわたしのように
たくさんな歌は知らないよ


鈴と小鳥と それからわたし
みんな違って みんないい

 
 自分らしく生きることができる地域づくりを
めざしていきたいものです。

                   岬人