喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

はーと・ねっと・くらぶ (田中さんのブログより)

2011-01-29 | ブログ
 毎日いくつかのブログを読むのが日課。
「お気に入り」に登録しています。

 そんな中に、はーと・ねっと・くらぶ代表の田中さんのブログを読んで
すごく納得しましたので、事後承諾で紹介します。

 題名は、「普段(不断)の人生が創るもの」。


『来月剣道歴57年目を迎える70歳の我が師匠、
加茂功教士八段の本日のお言葉。

「56年間、同じことの繰り返しです。 
毎朝稽古に行くこと、稽古の順番、練習の内容、試合での緊張、結果に対する喜怒哀楽、 
そんなことを繰り返し繰り返し56年です。  
 いやだと思うことも、好きだと思うことも、 
繰り返しです。  

 でもここまで続けてこられたのはずっと、
その都度その都度学びや気づきがあったからです。  
 奥が深いのです。  
 どこまで行っても学びがあります。  
 だから続けてこれたのです。 
 だからこれからも ・・・」

「昔、当時の大先生が言われました。  
形はその時々の年齢のまま、ただ素直に一生懸命表現すればよい。  
 
 若いのに年寄りのまねをしすぎるより、若さ、未熟さをそのまま出しながら、
一生懸命やることが次の年齢に正常に進める方法です。  
 そのことで初めて後輩に対してかけてやれる自然な言葉が生まれてくるのです」

 もちろん例によって私の特注翻訳ですが、このような内容かと・・

 先生の子供時代の寒稽古は剣道着を道場外の氷の張ったタライの水につけてから行ったそうです。
 子供でも高段者に当たり前のように竹刀で本気でしばかれ、
鼓膜も4回破れながら、それでも当たり前の世界で医者にもいかず、 
「あーぁ、また破れた」 
と言いながらまた稽古する日々であったそうです。  

 その人の言う56年間の繰り返しと、
私たちが自分の尺度で思う繰り返しのいかに重みの違うことか ・・・

 目の前にいてくださるこのお方は、           
「いてくださって、ありがとうございます。」』

 何と深みのある内容なんでしょう。

 私は、人は出会いによって大きく変わると思っています。
 出会うことができない人であれば、
せめて本やこのようなブログを読んで、
自分に照らし合わせて考えていく。
 これだけでもずいぶんうれしいことです。

「ありがとうございます。」

                   岬人

苔筵(こけむしろ) 立て札(続)

2011-01-29 | ブログ
 「ん?今度は何だろう?」

 さらに写真のような立て札が続きます。

「新鮮なおいしい空気 ひと呼吸 1円いただきます。
ただし本日のお客様にかぎり 無料とします。」

 これにはまいりました。
 何か、店に入る前にずいぶんとリラックス、
そしてワクワクしてきました。

 そして、いよいよ引き戸を開けて、
「ごめんくださーい。」

                  岬人

苔筵(こけむしろ) 立て札

2011-01-29 | ブログ
 苔筵の入り口に写真のような立て札がかけられていました。

「本日は気分がいいので営業します。  店主」

 何とも遊び心満点の言葉です。
こんな「遊び心」って、ゆったりとできますね。

 これも地域づくりのヒント。

                  岬人