kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

春待つ心

2011年02月05日 | 日記
          
 九州太宰府から、『飛梅』が咲き始めたとのニュースを聞いた。
…東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ…
 高校生の頃、古文の授業でこれは菅原道真の和歌だと教えてくれた
林 匡(はやし ただす)先生の、ユーモラスな風貌(禿頭&チョビ鬚)を
懐かしく思い出す。
      
 梅がほころぶ暖かい九州に比べ、北海道は今が冬祭りの真っ最中。
札幌でも7日から『雪祭り』が開かれる。約1ヶ月をかけて製作された
大通り公園の雪像も、ほぼ完成に近付いたよう。
10丁目広場では『サザエさん』が、笑顔で皆さんを歓迎してくれるでしょう。
      
 7丁目の天壇・祈年殿も、最後の仕上げの段階に入っている。
豪壮な建築美や精密な壁面の彫刻が、中国から見えた観光客を喜ばせる
ことだろう。日中友好の一助になることを祈りましょう。
他にも国宝・本願寺飛雲閣や、ライオンキング、市民手作りの大小様々な
雪氷像が、北の都を飾っている。
札幌に梅の便りが聞かれるのは、もう少し先。
真冬日が続いた北海道も漸く春めいてきた。深い積雪の下では、花々が
小さな蕾を硬く閉じて春を待っていることでしょう。
コメント (2)
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