kimitsuku独り言

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ひとりブツブツ独り言

ボブ・ディラン 風に吹かれて

2011年02月23日 | 日記
          
   ボブ・ディラン    風に吹かれて
      壷 斎 散 人   訳詩   

  どれほどの道を歩かねばならぬのか  男と呼ばれるために
  どれほどの鳩は飛び続けねばならぬのか  砂の上で安らげるために
  どれほどの弾が撃たれねばならぬのか  殺戮を止めさせるために
  その答は  風に吹かれて  誰にも掴めない

  どれほど悠久の世紀が流れるのか  山が海となるには
  どれほど人は生きねばならぬのか  本当に自由になるために
  どれほど首を傾げねばならぬのか  何も見ていないというために
  その答は  風に吹かれて  誰にも掴めない

  どれほど人は見上げねばならぬのか  本当の空を見るために
  どれほど多くの耳を持たねばならぬのか 他人の叫びを聞けるために
  どれほど多くの人が死なねばならぬのか  死が無益だと知るために   
  その答は  風に吹かれて  誰にも掴めない

                         

 時代の代弁者と評されるアメリカのアーチスト、BobDylan(ボブ・ディラン)の
代表曲。強烈な反戦歌であり、世界の人々の心を動かし続けている平和への
メッセージソングである。
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