
昨夜というか今早朝というか、久し振りに聴いた懐かしい『ラジオ深夜便の歌』。
5年前にスタートした此のコーナーの最初の曲が、加藤登紀子の“檸檬”だった。
ご主人を亡くして暫らく活動停止していたが、NHKの依頼で作詞作曲した一曲。
庭に植えた檸檬の木が 少し大きくなって
春の風に誘われて 白い花を咲かせた
いつの間に時が過ぎて いくつ春を数えたのか
思い出だけがいつまでも 木漏れ日に揺れている
…中略…
何ひとつ変らない 何もかもあの日のまま
ただひとつ貴方がいない それだけが夢のよう
…後略…
5年前に聴いて胸に沁みた彼女の哀しみと喪失感が、再び心に甦った。














今までの『ラジオ深夜便の歌』特集として、何週か連続で放送するらしい。
第1回目は平成18年の曲を取り上げていた。“檸檬”の他に小椋佳“船旅”、
みなみらんぼう“道程”、さだまさし“向日葵の影”などに、胸キュ~ン

歌は世に連れ、世は歌に連れ…その当時のアレコレが思い出されて懐かしい。
あれから、もう5年が過ぎたのネェ。
さて次回は、どんな曲を流してくれるでしょうか。楽しみ

