kimitsuku独り言

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春のひととき

2021年04月22日 | 日記

                      

 4月も下旬、漸く札幌もサクラ咲く季節を迎えました。

寒い冬の間は中断していた『断捨離作業』を思い出し、2階の和室へ上がってみると

別称:不用品置き場‥の名に相応しく、雑多なモノで足の踏み場もないほど取っ散らかっています。

時たま長男たちが泊まりに来るとなると大慌てで片付けますが、普段は「見ぬもの清し」状態。

窓を開け放し掃除機を掛け不用品を袋詰めし、一息ついた後ふと眼が書棚に‥。

暫く開いていない懐かしい本たちが並んでいました。

最近は買うより図書館で借りて読むことが多いけれど、以前は無理して買い揃えた本類です。

殆どは二度と読まないかもしれない本だから、一瞬『断捨離』が過ったけれど‥。

                        

 昭和36年初版:中央公論社『谷崎潤一郎 譯 源氏物語₋5巻』

凝った装丁の‥今や古書と呼んでも良いような、古色蒼然とした風情を漂わせています。

平安朝文様を特織した表紙といい、名高い画家たちによる挿絵といい、ちょっと萎れた手触りといい

矢張り紙製の本は良いわぁ~『断捨離』なんて、とんでもない

花粉症で痒かった眼も少し良くなったから、少しずつ読み直してみようかしらねぇ。

                          

昭和42年初版:中央公論社『日本の歴史₋31巻』も、思い出深い本です。

12×17.5×280頁サイズの31巻は、小さな書棚のかなりのスペースを占領しています。

神話世界から始まる日本民族の歴史と豊富な資料類は、今なお見応え充分

これまた再び読み返してみなくっちゃ~と、読書意欲が高まります。

但し活字が小さいから、じゅうぶん眼精疲労に気をつけなくちゃ‥ですね。

                            

更に見つけた懐かしい DVD『NHKシルクロード‐全15枚』もの

月1回の放送を楽しみに観ていたが、遂に思い切って買ってしまった¥154.350。

すっかり仕舞い込んで、その存在すら半分忘れていたような‥

此のDVDを観てから実際に確かめたいと、西安や敦煌、トルコ、イランまで旅したものだったわぁ。

            

散らかし放題の部屋の掃除もそこそこに、しっかり座り込んで回想に耽ってしまった春の午後でした。

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