山登りとバイクの旅

山の写真、山行、バイクツーリング

霊峰白山の別山 その1

2009-08-24 09:38:05 | 岐阜県の山
8月23日(日) 岐阜県大白川(平瀬)から別山 天気 曇りのち晴れ 
                            日帰り 行動時間 10時間15分

前日昼過ぎに家を出て白水湖畔ロッジ前の駐車場へ18時半に到着
(登山の駐車場はトイレのある上の大きな駐車場)
露天風呂に入れるかと思ったが17時までだったので、ビールを飲んで早々に寝た。

昨年秋に白山を初めて登って次は別山と決めていた。愛知からは岐阜県側の
平瀬道の方が高速を降りて約40分とアクセスがよいのだ。

朝は3時過ぎに起きて暗い内、4時に出発
とりついてすぐに階段の登山道、真っ暗なのであまり苦にならない。
道がしっかりしているので迷うことはないので日の出までどこまで登れるか!
登って1時間なんとか尾根へ到着、これなら日の出が見れる。

<大倉山付近で日の出>


この日は立山の方から日の出が見れたがその後はすぐに雲の中へ
写真の遠くの山は御嶽山、朝もやと太陽の光が綺麗だった。

<朝日を浴びる白山>


平瀬道は原生林のブナの森を登り変化に富んでいるので尾根登り苦にはならない。
稜線に出たらこの展望

<大倉山避難小屋>


ここまで1時間30分、日帰りなので荷物が軽いから快調
これからは展望を見ながらすこしペースダウン

<残雪のこりわずかのカンクラ雪渓>


次回は残雪期に山スキーで来てみたい。

<室堂平から別山>


室堂平へ到着、西風が強くとても寒い。
上着を1枚着ても肌寒い、山ではもう季節変わり目かー
室堂平からは展望歩道でアルプスを眺めながら南竜へ

<展望歩道から白水湖とアルプス>


雲がかかっていて、山の稜線がはっきりしないが、モノトーンでも十分楽しめるパノラマ

<南竜ヶ馬場と別山>


ここは相変わらず緑がキレイな場所だー
見た瞬間おーです。

<手前の山の向こうに剱岳と薬師岳>


剱岳もどこからみても分かる立派な山だ。
先週はあの山へ登っていたのだ

<天池と乗鞍岳、御嶽山>


油坂を登ると別山まで大パノラマが続く、尾根歩き
朝なのでアルプスも日の当たり方で見え方が変わり楽しめながら歩けた。

<別山到着>


大白川から5時間14分到着
天気はイマイチ、西風が強くとても寒い。
山頂から南縦走路方面を確認、石徹白まで歩くのも良いかもと
山へ登ると今度はこのルートと新しい発見、考えが湧いてくる。だから飽きないのだ!

寒いので山頂で15分ほどでまた来た道を戻る。 後半は天気が良くなり空の色が変わります。
続く・・・

霊峰白山の別山登頂

2009-08-23 21:26:01 | 岐阜県の山


8月23日(日) 岐阜県側の大白川(平瀬道)から別山日帰り

西風はもう秋
行動時間10時間15分 
帰り高速道路で白鳥ICから10km、岡崎8kmの渋滞
激疲れで今日は報告まで・・・

2週連ちゃんの尾根歩き今週は荷物が軽かったので快調でしたが
一日10時間行動は足に来ます。

写真は119枚撮っているので選りすぐりの物をUPします。

夏山 笠ヶ岳~双六岳~三俣蓮華岳 3日目

2008-08-03 00:00:26 | 岐阜県の山
8月1日(金) 3日目 双六岳~三俣蓮華岳~双六小屋~鏡平~新穂高 所要時間_8時間 単独

昨夜は雨と風にテントが音を立ててうるさかったが、時間たっぷりしっかり
テントを張ったので安心して眠れた。
朝3時55分通気口から外を見ると満天の星空!

三日目も快晴かーで飛び起きて、サブザックに食料と飲み水とカッパを持って
双六岳に行く。



今日もライチョウとご対面!
親鳥が羽を膨らませて雛が腹の中に隠れています。
これて雛を守っているのか?それとも休憩中なのか?
はじめて見る光景でした。

<双六岳へ向かう広い稜線>


明るくなってきたが雲は切れそうにもないが、太陽が上がったら切れるハズ・・・
5時過ぎに山頂に着いたが誰も居なく一番乗り!
明るくなるにつれて雲が時々切れはじめてきた。
山頂で待つこと50分

<双六岳山頂から三俣蓮華岳>


持ってましたー
思っていた通り雲が切れる時間が長くなって来て稜線が見えてきました。

<双六岳から笠ヶ岳>


こんなに稜線が見えて来るとまた次の稜線の先が見たくなり・・・
三俣蓮華岳に北上していました。

<三俣蓮華岳から槍ヶ岳>


朝の稜線はいいですね。
朝日が当たると緑と山の稜線が絶妙のコンストラストでいい写真に見えます。

<三俣蓮華岳から黒部五郎岳>


黒部五郎岳は近くで見て次に登ってみたい山になりました。
広大なカールをまじかで見たい。一目惚れしました。

<噂の雲ノ平と薬師岳>


これまた気になる所になりました。
次回来る時は、この辺りをどうやって来ればうまく廻れるか!
一人若い子が鬼の休みで(6日連休)で廻って折立まで行くと言っていたが
これくらい休みがあればのんびり廻れるかなー

<鷲羽岳と水晶岳>


双六キャンプ場の隣の人が初日に新穂高から入り三俣山荘まで行き
2日目に鷲羽岳、水晶岳に行って双六に戻ってきたと言っていたが
車なら朝一番に新穂高を出たら1泊で水晶岳まで往復出来るかも。

<三俣蓮華岳の巻道ルート>


荷軽で稜線歩きをしたあと双六に帰る時は、巻道で帰ったが
ここもお花畑がたくさんあり花好きにはなかなか前に進まないルートになると
思う。

<お気に入りの一枚>


花より景色の私でもついつい撮ってしまうショット!
朝の散歩のつもりが待ち時間を入れて4時間の歩行となってしまった。
テントに戻り食料を食らい上げ軽量化し撤収

<鏡平小屋>


やっぱり荷物は軽いに限る!
体力UPするか、道具を軽くするか両方やれば怖いものなしになるかー
下る人、登る人たちで小屋の休憩所はいっぱいだったので素通り。
今日は一人でも平気の気分ー
人間は不安になると人恋しくなるが、何かに夢中になっている時は
逆に一人になりたいと思うかもしれない。

<気になる花>


鏡平を下山中見たこの花なんていう花なんでしょう?
1本の茎から葉がたくさん出ていて花が一つ
気になる花でした。

そして無事14時20分に新穂高に下山
一軒目の立ち寄り湯はバスターミナルの無料温泉浴場でまず疲れをとり、
2軒目は体を洗うために、ひらゆの森に立ち寄り
露天風呂がたくさんあり料金も500円のワンコイン
子供を連れてきたら喜ぶだろうなー

来年あたり子供達も夏休み山デビューさせてもいい年かなー

夏山 笠ヶ岳~双六岳~三俣蓮華岳 2日目

2008-08-02 09:25:44 | 岐阜県の山
7月31日(木) 2日目 笠ヶ岳~抜戸岳、弓折岳~双六小屋停滞 所要時間_4時間10分 キャンプ泊 単独



昨日8時過ぎに寝て、夜一度しか目が覚めずに爆睡し朝4時頃目覚ましなしで起床
着替えだけして笠ヶ岳山頂へ



二日目の朝 かすんでいるがまずまずの天気
今日はどんな一日が待っているか!?



山頂で日の出を待っている時、ちょこちょことはいまつからおこじょが!
10枚くらい撮った写真のベストショット
立ち止まったと思ったらすぐに走り出すのでデジカメで撮るのが難しい。
私の足元まで来てなにか食べの物を探していました。

<富士山と北岳か?>


富士山は見えないかと探したら、遠くに見えました。
左側の裾野が北岳か仙丈ヶ岳か?に隠れていますが位置的にも形的にも
富士山ですが!

<折戸岳付近から笠ヶ岳>


朝6時20分にテン場を出発
午後には雷雨かもの天気予報に先を急ぐが昨日の疲れが残り
右膝が痛くペースが上がらない。

<チングルマ>


昨日も歩いている所だが、ガスで何も見えず余裕がなかったので
はじめて通る所のように稜線を進む。

<秩父平付近から今日も見事な槍ヶ岳>


稜線が槍ヶ岳につながっていてパワーを感じる!
一番と言っているようなー

<大ノマ乗越付近から大ノマ岳>


雪渓を降りるとき2回もスリップをして危険を感じた。
雪渓下に水場があり冷たくておいしい水が飲めました。

<弓折岳付近から双六小屋>


ここまで小刻みにアップダウンを繰り返し疲れはピーク
体力が落ちているのを感じる。
小屋に10時30分に到着

今日はのんびりしようぜ!とMの私と、いやいや三俣山荘まで行こうぜのSの私が・・・

朝からジョッキで生ビールを飲んでいる人が、雲も出てきて稜線歩きは
もう歩くだけになってしまう。
明日の天気もイマイチの予報もあり今日は停滞
テントを張ってラーメンを食べていると雨がパラパラ
午後も雨が降ったり止んだりの天気に外に出れずに・・・

昼寝、デジカメ写真確認、地図確認、一応持ってきた1級板金参考書まで読んでも
時間がたっぷりあった一日
人恋しく思えた午後の昼下がり
充実した一日と思えばそうかもしれない。



夕方雨の切れ間を狙って樅沢岳を上がるがここでまた雨が降り出し引き返す。
まー明日に期待しよう。

夏山 笠ヶ岳~双六岳~三俣蓮華岳 1日目

2008-08-02 07:18:30 | 岐阜県の山
7月30日(水) 1日目 新穂高~笠ヶ岳(笠新道) 所要時間_7時間20分 キャンプ泊 単独



前日 仕事を終え食糧調達7時帰宅で準備、バタバタの8時出発
一人なので焦ることはないが性格でしょうか。

今回の忘れものはストック、手袋、防寒帽子何とか支障なくこなせたが反省

東海北陸道で新穂高に入り、途中ETC深夜割引まで時間があるので寝たら
3時45分まで寝てしまい新穂高に朝6時30分到着

(朝、車にエンジンを掛けた時、ナビが誕生日おめでとうございます。
 すっかり忘れていた誕生日!山登りが出来ることが誕生日プレゼント。)

無料駐車場はいっぱいで空いてるスペースに何とか停めたが車のお腹が擦っていた。



快晴! 最高に気分が良い朝の出だし林道入口付近で無風状態のなかゆっくり
空中を浮遊するワタみたいなものが・・・まっくろ黒すけならぬ、真白しろすけ?
木の花の胞子か!? 見る物何でも敏感に受け止めワクワクの出発

<左俣谷林道から穴毛谷の山>


林道から穴毛谷のこの景色を見てまずは笠新道から笠ヶ岳に登ることに!
笠新道は急登でテント泊の荷物を荷揚げするのはエラそう!
4月からほとんど体を鍛えていないので体力が持つか心配、弱気な自分を
やる気にさせてくれた。

<笠新道から槍ヶ岳、穂高>


もうひとつ。私をやる気にさせてくれた人
紅一点 一人でこの笠新道を登る彼女、抜きつ抜かれつで杓子平まで
3時間あまり結局ブチ抜かれたが、苦しい登り供に行動をしていると
親近感が出てきて仲間意識が湧いてくる。

<杓子平>


アルプスの少女 ハイジがいそうな杓子平 
羊が居れば誰もが信じる景色
11時頃から山に雲がかかりはじめる。
夏山の昼間はどうしても雲が掛かってしまうことが多い。
(早出、早着きで行動せれば問題ない。)

<杓子平の雷鳥>


ヒツジは居なかったが雷鳥の親子が・・・
今回の登山は、最多ライチョウ発見記録 14羽確認(成鳥・・・6羽 雛・・・12羽)
のんびり登っていた証拠でしょうか?

<笠ヶ岳と小屋>


テント場は小屋から5分の下がった所にあり、水は雪渓したの沢から!
今のところ問題なく汲めそうですが、秋には枯れそうな水場でした。

午後6時ごろには雲も切れははじめ穂高の頭が見えてきました。
明日の朝の天気は快晴間違いなしのはず。

<小屋横の峰から黒部五郎岳>


山頂付近にいないと見れない景色

<小屋横の峰からの夕日>


初日に笠ヶ岳にして良かったー
夕日が見れるテン場はいいですね。
槍ヶ岳、奥穂高に登ったらぜひぜひ笠ヶ岳にも登ってみてください。

華やかさはないが、名峰を登るより眺めるほうが私は好きですかね。