3月6日(日) 岐阜県 三方崩山北部 シッタカ谷 行動時間 7時間20分 天気 晴れのちくもり
地図白色登り、黄色スキー滑走
今シーズン初の山スキー
2月は山へ行きたかったが時間も余裕もなくあっという間に過ぎてしまったので
今回の山行万全の態勢で土曜日の昼過ぎから家を出て夜の7時頃現地到着
車中泊で睡眠もバッチリ朝4時に起床して出発
久しぶりにまだ暗いうちからの出発ドキドキ、ワクワク
初めての場所なのでGPSを頼りに等高線を読み進む
林道から山へのとっかかりに失敗、急斜面を登ったので時間が掛ってしまった。
もう少し手前から山へ入れば良かったかな?
なんとか急斜面を脱し尾根に出て展望も開ける。
今回滑るシッタカ谷上部 写真には分からないが南斜面からデブリ跡あり
日が当たる斜面から雪が崩れてくるのか。北斜面には大きなデブリはなかった。
寒さ対策でGPSとデジカメには貼るカイロを付けてバッテリー低下を防止
効果は有、エネループで7時間十分持続した。
初めての場所はこまめにGPSを確認して進むようにしている。
雪山は自分でルートを決めて進むしかないから、いかにな楽なルートで
進むか。最短で行きたいからね!
ここまでくるぶしくらいの積雪
急斜面でも雪があるので意外と楽に登れた。雪が締まっているとシールが
効かないのでしんどいが新雪だと良くブレーキを掛けてくれる。
ここが1400m地点、ここから少し下り登り返し
ここを越えるにはまだ2時間掛るかなー
まだ8時なのでのんびり行こう。
この斜面も結構な勾配でスキーを滑るには絶好斜面
途中敗退してこの斜面を滑ってから、シッタカ谷へ下りるのも有かな。
1700m地点のやせ尾根
今回リッチ部を通過するより巻いた方が良いかと思って
雪庇側と反対を通過したらアイスバーンでクトーが効かず
滑り落ちそうに・・・たまらずスキーを外しつぼ足に
そのままやせ尾根を歩いた方が良かった。
やせ尾根を通過したらピークまではもう少しだが
1890mのピークまで行くと風が強いので雪庇の下で休憩
最近お気に入りのコンビニカレーパンを食べて疲れた体に刺激を・・・
11時をまわり雪も大分緩んできたので
急いで下る事に!ここへ来る前は弓ヶ洞谷右俣へ一本滑ろうかと
思っていたが、雪はどんどん重くなるので午前中に降りた方が良さそうだ。
上部の日陰はまだ賞味期間内のパウダーが有
私には十分な柔らかさ、このフワフワする感覚が最高です。
シッタカ谷の中間部まで滑りを楽しめたがだんだん重たい雪に変わってきた。
この斜面はもう惰性で下るのみ。
途中古いデブリが有、硬い雪があり石を踏んだかの様な音がした。
疲れもピークになる。
下部は雪崩も気になり一目散に滑ってきた。
こんな所で食らったら逃げ道はないから
川が出て来たので林道側の右側斜面を降りて行ったら
林道手前の谷が急斜面で左へ渡らないと通過出来なかった。
一度、川を渡りまた林道側へと2回川渡りをした。
ゴアテックスの靴下を履いていたので多少の水なら大丈夫だが
水へ入らないで石を渡って行けたので良かった。
今シーズン初の山スキー
天気が良い雪山はやっぱりイイですね。
尾根登りだったので視界があるとあそこまでとか予想も出来るし
気持ち的に楽ですね。
この時期は沢を登ると常に雪崩が気になるが木が生えている尾根は
安心感がある。
まー雪崩はいつどこで起きるか分からないので油断は禁物
無事帰って来れたことに感謝し、次はどこ行こうかまた考えてしまう。