山登りとバイクの旅

山の写真、山行、バイクツーリング

槍ヶ岳山スキー(遠征2日目)

2013-04-30 20:50:56 | 山スキー
4月29日(月) 新穂高から槍ヶ岳(飛騨沢)山スキー 行動時間 12時間19分 天気 曇りのち晴れ

3年前テント泊で望んだが天候に阻まれ飛騨沢2700m付近で
ホウイトアウトにあい断念したリベンジ

今回は日帰りなので夜中出発
白出沢からは河原歩きが歩きやすい、山天気で29日は3000m付近で
気温0℃近くまで上がる予想
情報がたっぷり、あとは体力あるのみ

前日19時に寝て夜中2時前に近くで車のドアを閉める音で目が覚め
私も準備完了 2時半に駐車場を出発

月明かりでとても明るく感じる。


林道を登りあげて、白出沢4時45分に河原へ下りる。


前回(3年前)より若干雪は多め
27日の降雪もあるのでかな?


29日は予想通り、前日の気温上昇と朝の冷え込みで雪は締まり
とても歩きやすい。


ほぼMAPのコースタイム通りに登っている。
滝谷合流の沢上部は沢がほぼフラットになっているので
やっぱり雪は若干多めなのかな?・・・

滝谷にはテントを張っている人がいて昨日の状況など聞くと
やはり槍平から先はトレースがなく、腰まで埋もれる雪で大変だったみたい。
でも稜線まで諦めずに頑張って登った人達ばかりで
凄いなーと思った。


槍平まで4時間45分エネルギー切れで体の動きが悪くなってきた。
でも食欲がなく、ゼリーも受け付けないけど無理やり口に入れる。
すると不思議とまた動きが戻る。


この辺りで晴天だった山に怪しい雲が掛り始めた。
私の予想だと雲は出るが上空の高い雲程度なんだけどー
雲が掛ったら私も降りるしかないかと弱気になる。


槍から降りてくる人は口をそろえて稜線は風強いよーと言うが
飛騨沢のカール内は、全然気にならない程度
時々強く吹くが想定内の風

ここは小屋が見えてからが長ーい
まだ時間は有るので一歩一歩時間を掛けて進む


上部からスキー集団が降りてくるがなかなか降りてこない。
話を聞くとモナカ状の表面でうまく曲がれないよう。

こんな雪の時はジャンプタ-ンで上下動の動きを使って曲がれば
うまく曲がれるが体力を使う。


9時間掛けて私もやっと飛騨乗越まで登り詰める。
いままで気にならなかった風が凄い事に吹いている。

体力の限界、制限時間の12時も近いので今回はここから滑る事に!


双六方面は左俣谷の上部の雪庇が多そうなのでもう少し雪が
安定してからの方がいいのかな?

疲労もピークだったが、スキーを履いて下りモードになると
アドレナリンが分泌され一瞬元気になるが、過ぎにまた疲労感が出て
槍平まで下ったらもうここで出し切った感で放心状態

スキーを履いているけど登山者にも抜かれる始末
ノートラックの雪よりトレースの上を滑る方が板が良く走る事に気が付き
緩斜面はトレースを惰性で進む。

水とアクエリアス合わせて2Lの持ち合せも林道でなくなり
疲労困憊でなんとか駐車場へ辿りついた。

久しぶりの12時間越えの山行
完全燃焼とはこういう事を言うのかと思ったね。

何とかこの遠征2日で2座こなす事が出来て
満足なGW前半、後半はどうするか?
家でおとなしくするか?バイクで出掛けるか?それともまた山へ行っちゃうか!

体力と家族の機嫌を見てから決めるか?!



焼岳山スキー(遠征1日目)

2013-04-30 11:37:18 | 山スキー
4月28日(日) 中の湯から焼岳山スキー 行動時間 5時間30分 天気 曇りのち晴れ
 
GPS地図

今回のGWは思考を変えて日帰り山スキー遠征

26日からGW突入していましたが、山天気とにらめっこして
前半の狙え目は28日と29日と判断し1日目に焼岳、2日目に新穂高から槍ヶ岳にした。

降雪直後なので厳冬期でも登れる方を先に選んだ。

初めての焼岳
前日の雪で中の湯温泉旅館上の10号カーブは車すら入っておらず
2,30cm積もった林道を恐る恐る進み到着
夜中は強い風にとても寒く朝起きるのが辛く、4時50分外が薄明るくなってから出発

とりつきを間違え余計に朝から登ってしまったが、軌道修正
最初の急勾配の登りが雪が少なく苦労したが、登りきったらあとは
傾斜は緩く目の前に焼岳が見えるまで進むのみ


曇っていたら見えないだろうが、この日はだんだん雲が切れて
快晴へ向かう天気 思惑通りでも風は強い


ボール斜面が見えてテンション上がりまくり
雪崩事故があった白馬岳の上部見たいな地形(リトル白馬?)


穂高に雲が切れかかっている。
なんかマッタンホルンって感じ!
(見た事ないけど)


この時登り始めて2時間ちょい
朝7時頃斜面に一人つぼ足で上がる登山者が・・・

雪崩の心配があったら斜面左側の尾根を登ろうと思っていたが
雪は思ったほど積もってなく2,30cmくらい、私もそのままカールを登る。


つぼ足は相当エライらしくスキーの私はどんどん詰める。
追いつくとテント泊の単独年配者で
話をして先頭交替

9時過ぎに焼岳 北峰到着


山頂からは上高地、北アルプスの峰が一望できます。
噴火口を巻いてくる時、かなり硫黄臭かったけどこれだけ風が強いと
かくはんされて大丈夫なのかな?

明日登る槍ヶ岳を見てボール斜面を一気に下りる。
上部はまだ楽に滑れたが、下部は気温上昇でかなり重たくなり
足を取られ1コケ!ちょっと調子に乗り過ぎてスピード出し過ぎ?

GW、まさかのちょいパウダー滑れたのでしょうがないでしょー

10時過ぎに駐車場に戻り、ひらゆの森で食事&温泉

こうしてまったらして新穂高の無料駐車場へ移動(いつもより車少ない)
林道を下見し、下山者の情報を聞くと皆途中で戻った人ばかり!
雪崩たとか、槍平から上は50cmは雪が積もっているとか。
それは正しい判断かもしれないが
今日登った人は相当苦労したと思うが、山頂へ登れた人は
快晴の夕日と朝日を見れたんだろうなーと思うと羨ましかぎり。

飛騨沢は北西の風で雪が積もりにくいので、槍沢や涸沢より雪崩の心配少ないと
思う。(上高地からはアクセスにお金も掛るしね)
槍平までの沢は気温上昇による雪崩の危険は有るけど
明日は3時出発予定

つづく







レジアスエースのスタビライザーブッシュ交換

2013-04-23 21:51:34 | レジアスエース
レジアスエースの走行距離が12万kmになりショックアブソーバーを交換したがまだフラつきが気になるのでスタビライザーのゴムを交換しました。


オークションで2040円です~


純正品はゴム製ですが、これはウレタン製です!

家にピットが無いのでブロックでかさ上げし一応、馬をかまして作業しました。


スタビライザーは6箇所で締め付けしてあるがボデーと締め付けしているボルトはアンダーカバーを外さないと交換できません。
メガネレンチだとなめてしまったので今回は4箇所だけ交換

新品ブッシュを付けるとボルトは順番に締め付けしないと入れにくいです。


思ったほどへたってなかったですね。
(ヒビは少し入っていました。)

走りは劇的には変わりませんがカッチとした感じにはなりました。