山登りとバイクの旅

山の写真、山行、バイクツーリング

蓮華岳周回

2022-05-30 09:37:49 | 山登り
5月29日(日) 針ノ木峠から蓮華岳で大沢下り 日帰り 行動時間 8時間25分 快晴



まだスキー納めをしていないのでもと思っていたけど、登山とコラボだけど
今回は二人になってしまったので私もスキーを封印して雪山登山で!
ガッツリアイゼン歩行したかったけど、針ノ木雪渓は朝から日が当たり朝から雪が緩んでんでいるので、
マヤクボ沢の分岐手前まで足取りが軽いのでブーツでキックステップで登ってしまった。
スキーがない分荷物も軽く楽です。
朝早く出発したので雪渓には先行者二人だったかな?!
登りで2,3組に抜かれるが、時間は早いので焦らずゆっくり登る。針ノ木峠で風が強かったら針ノ木岳へスイッチしようかとも思っていたけど、
思ったより弱く雲ひとつない景色に感動し予定通り稜線歩きが出来る蓮華岳へ進む。
峠から2,30m上がると夏道へ入るともう雪はなくアイゼンを外して歩ける。
もうすぐかなと思ったら遠くに蓮華岳が見えてちょっとガックリしたけど景色が見れてまだ歩けると思い進む。
山頂に9時過ぎ到着 予想より早いので気持ちに余裕があり山頂でゆっくり休憩して景色を見ながら早い昼食?!
それでは本日のメーンイベント蓮華大沢を降りて行きます。
最短ルートで下りて初めの急斜面は緊張しますが、雪は緩んでいるのでまっすぐ背筋を伸ばして真っすぐフォールラインを
見ながら歩けば重力に身を任せてガンガン楽に下れるのに、怖がって腰が引けてしまうと、
荷重が後ろになり、かえってスリップしやすくなるのだが、怖いツボにハマると正しい姿勢になれず悪循環
コケずに降りてくれば大丈夫 下に岩場がない所を選んでいるので最悪コケても
雪が緩んでいるので制動掛ければ大丈夫な感じ
なかなかこの時期の急斜面の雪渓を歩いて事がないと怖いのは当たり前、経験を積むしかないですね。いつでも自分で止れる安心感がないと怖くなる。
私は下部でアイゼンが外れたので、もう外してブーツスキー、ツボる事無くフラットな雪を歩くのは楽しくて仕方がない。
降りたら気温は予報通り高く暑い、林道を何も考えずにただ歩き、扇沢のトイレでゴール今日は一日快晴で梅雨の合間の登山日和でした。

今日は気温高くなりそうなので早めに出発

ちょっとだけモルゲンロート

雪渓にも朝日が当たる。先行者2人?

作業道渡って2個目の堰堤
雪があるので歩きやすい

下部は川が割れているのでなるべく右岸を渡るのがいい。

荒れていなくて歩きやすい。
スキーもまだ十分滑れます。

後続からだんだん抜かれます。
時間はあるのでのんびり行こう!

トップが降りてきます。
は~や!

マヤクボ沢壁に見えます。
朝一番で抜かれた男女組もう中盤にいる。

早い人は姿勢がいい!
たった登って行きます。

峠到着
まずは振り返り五龍・唐松?

鹿島槍!

正面
槍ヶ岳 快晴です。
風も思ったほどなくて良かった。
相方さんを待って景色を先に楽しむ。

あれまだそんなにあるの?!
奥のピークが蓮華です。

針ノ木峠から20mほど雪壁を登り夏道へ
登り切った所で振り返る。
針ノ木の雪渓が綺麗です。

あれ劔でしょ~
今日は雲ひとつないので良く見えます。

山だらけ~
奥は野口五郎岳や水晶岳かな!?

バック剱岳

もうすぐ蓮華です。

こ~見るとまだ雪はたっぷり

剱岳がいい!
長次郎谷が綺麗

山頂で食事して景色見納めなので360度のパノラマを見て

今日はこの景色見れてラッキーでした。

じゃ~下山
アイゼン付けておりますか?!

直下急斜面
フォールラインに岩場がないように真っすぐ降りていく

”そろり”、”そろり” 力が入り過ぎもっとリラックスして下りた方がリカバリしやすい。

まだまだ続く
スキーで来たかったけど、たまにはアイゼン歩行訓練?!
スキーがないと足も軽く、荷物も少ないので楽ですね

怖いツボに入り周りが見えなくなってしまった。
ドツボにハマり進めない。
鬼教官の声が届かない。ゆっくり降りて来て!

蓮華大沢全貌
下部は落石多かったけど、上部から中盤までデブリもなくフラットでスキーはまだ滑りやすいと思った。

堰堤まで雪は繋がっていて歩きやすかった。
気温高め予報だしワカンを持ったが不要だった。

下山しても快晴な一日でした。


前日の夕食は信州大町の食堂カイザー ボリューム満点で山前にガッツリ食べれました。


山の会の実技山行

2022-05-25 18:34:00 | 山登り
今年度から山の会の入会して新入会員は必修で座学と実技の山行を受講しないと会のみなさんと一緒に行けないと言うことで参加

座学はコロナ自宅療養明けにかろうじて参加出来て今回の実技は満を持す。

朝は県民の森の開門に集合と早いのでなかなかの早起きで家を出発 眠いねむい

到着するとそれらしき人達がいるが、役員の方々の顔が分からないのでとりあえず県民の森の玄関まで行くと知った顔の人が居て安心
班ごとに集合写真を撮って出発


コンパスを使って地図読み
進行方向にコンパス合わせて磁北線合わせると進む方向が分かります。こうやるのね!
GPSも進行方向と地図を合わせるのにタイムラグあるけどアナログだとすぐわかる。


休憩ポイントでは女性はお花摘み、男性はキジ打ちも教えてくれた。


登りと下りのロープワークも実践


約5時間の歩行から解放され林道に戻って来ました。


昼食後にツエルトの立て方


救急箱の中身の説明
個人装備に足れない物は補給して置こう。


改めて登山教室に参加して見直す所も有りそれなりに勉強にはなりましたね。

これからも安全に登山が出来る様に知識、技術、体力は維持精進しないとネ!








ドラゴンアイが見たくて継子岳から三ノ池まで

2022-05-16 10:13:40 | 山スキー
5月15日(日) チャオ御嶽スキー場から三ノ池まで 日帰り 行動時間 8時間49分 曇り



GWコロナ濃厚接触者からコロナ感染して自宅監禁(療養)でどこにも出かけられずいたので
ストレスが溜まっていたけどやっとリフレッシュ出来ました。

前日、チャオ御嶽スキー場入りしましたが、夕方雲が取れて山が見えましたが、
全然雪がないように見えるが、車中泊してとりあえず予定通り行って見ることにした。
朝、4時半過ぎに出発、行きはスキー場の林道をゆっくり登る。
道は荒れておらず歩きやすいがスキー靴なのでペースが上がらないしブランクがあるのでマイペースで!
ゴンドラトップのスキー場脇から雪が繋がり針葉樹林帯も30~50cmの雪があるが
今日は冷えて雪が固いのでシートラでそのまま登る。
ゴンドラ分岐までほぼトラバース登山道を行くがハイ松を抜けるのに選ばないとなかなか苦労する。
沢を直登するが、結構な斜度でここでアイゼン装着、雪が固いのでガシガシ登れる。
スローペースでハイ松を越えると、岩場と雪のミックスが続き、
急登を登り切ると完全に夏道になり山頂に到着
今日は三ノ池のドラゴンアイが見たいのでそのまま進む、四ノ池の雪面は池まで滑る元気がなく
最短で三ノ池が見える所までトラバースして滑り、10mくらいアイゼンの登りやっと念願のドラゴンアイが見れました。
まだ、周りの雪が解け切ってなく、寝ぼけまなこなドラゴンアイでしたが見れて良かったです。
どこが一番よく見えるか?ぐるっと廻り、五ノ池小屋の展望台?飛騨頂上が一番良いビューポイントか?
ここで休憩していたら本日一番?の太陽が見えて少し三ノ池が青く見えたかな?!
満足して帰路へ、スキー靴でトボトボ歩き2度目の継子岳山頂を踏んで、戻ります。
標高2650m付近でスキー装着
下からオーイ(^^)/と言う声がして、2名の登山者がいました。
スキーヤーでしたが、一番つらい所なので疲れてる感じで雪も緩んでいるので歩き難そうです。
少しお話してまた進み来た所のハイ松を少し下がり過ぎたら、
2か所目のハイ松がなかなか切れ間がなく難儀して通過して針葉樹帯で小枝に身体をぶつけて転倒して服を破る。
お気に入りのマイクロフリースだったのでちょっとショックでしたが体はなんともなかったので良かった。
少し肩を擦りむいただけでした。
この後、またスキーを外してシートラで歩き無事スキー場へ戻りまたテクテク歩きて車まで戻りました。
疲れてヘトヘトになりましたが、GWのストレス発散が出来てリフレッシュ出来て良かったです。
今回はスキーなしで登山で行った方がたぶん早かったけど、リハビリ・体力作りだと思い結果良しとしよう!
体力は落ちたけど、コロナの後遺症もないのでまた精進しますか?!

前日入りしたけど雪がないように見えるが、明日はとりあえず行く事にした。


雪がないように見えるけどとりあえず行ってみる。
スキー場は歩きやすいけどスキー靴なのでゆっくり
コロナ感染明けだし・・

乗鞍の方が雪が豊富な感じ

スキー場トップ見えて来ました。



標高2140mから雪が繋がっていました。


登山口からこの通り
針葉樹の中は雪が有ります。
下からは緑しか見えませんでしたが~


ロープウェイの登山口から夏道ルートを左へトラバースしてゴンドラ駅分岐から沢へ廻りこむ


ハイ松の切れている所を巻く


標高2400付近でアイゼン装着


この斜面を登ます。
朝は結構硬かったのでアイゼン装着で安心して登る。


沢を登り切り標高2650mで雪が無くなりハイ松に入ると夏道とミックス


そのままアイゼン装着したまま歩く


標高2800mからこんな感じ
継子岳までもう少し


結局、このスタイルで山頂まで登り詰めた。
良いリハビリ・体力作りが出来ました!


山頂すぐパスしてお目当ての三ノ池を覗きに


針地獄の構図


今日初のスキー装着で四ノ池をトラバースして三ノ池まで滑る。


見えました!
ドラゴンアイは・・・?


少し解けています。

どこから見るのがいいか?廻ります。
飛騨頂上がいいのかな?!


展望台?のベンチで昼食して今日イチの日差しが・・・
来週くらいが見頃なのかな?!


摩利支天方面
剣ヶ峰方面は茶色い


行きはここをスキーでトラバース
下まで滑る元気はなかった。


継子岳へ戻ります。


本日2度目の山頂


チャオ御嶽スキー場が見えますが遠い


開田高原マイヤスキー場


ここはまだ雪が途中で途切れるのでブーツスキーで・・・


標高2650mからスキーで下ります。
初めは急なので斜滑降
雪は朝に比べればだいぶ緩んで問題ないです。


スキーヤー2名とスライド
一番苦しい所です。
まともに滑れたのはここだけでした。


沢を滑りすぎてハイ松帯をすり抜けるのは苦労しました。
スキーを外して渡る!


ゴンドラの乗り場へ戻るが、一度小枝に身体が当たりバランスを崩し転倒
肩とウエアーがまくれてお気に入りのマイクロフリースが破れてしまった。裁縫をしないと・・・


やっとスキー場へ


疲れた~でもGWのモヤモヤから解放されてリフレッシュ出来ました。
帰りはスキー場を真っすぐ降りて来た。