山登りとバイクの旅

山の写真、山行、バイクツーリング

今シーズン初冠雪の白山へ

2021-10-25 20:59:09 | 石川県の山
10月24日(日) 白山大汝峰(別当出会~砂防新道~室堂~大汝峰~観光新道) 行動時間 10時間52分 晴れ



この間白山北路を歩いたので、また一緒に歩いて案内しますよ言ったが、晩秋の時期
条件が悪いと無理かな?!と思っていましたが4日前にまさかの白山初冠雪の知らせ
前日まで悩んだけど、雪は解けることがなく断念

しかし、山を登るには晴天で風も穏やかなので北路が見える所まで行こうとなり大汝峰まで登って来した。
雪山はスキーでは行くけど、登山で登るのは久しぶり。
22日までのレコを参考にしながら、黒ボコ下の片斜面が凍っていた事を想定して
ピッケルまで持たせたけど、トレースがしっかり有り問題なく通れた。

室堂上も春のカチカチ斜面を想像していたけど、表面はモナカになっていたが、
雪は柔らかく膝下あたり3、40cmの雪で体力勝負の雪で良かった。
冬靴で重たいしペースも遅いだろうと室堂から御前峰はパスしてとりあえず北路が見える大汝峰を目指しトラバース。
下りのトレースが1人あるが歩幅が合わず、直線的に歩いているので、夏道に沿って岩が見えてる辺りを登り登り上げると
下山者が次々下りて来た。早いな~

登り切ると大汝峰がドーンと見え真っ白な雪山が・・・
すごい、こんな時期に白山に来たことないので感動です。
ついこの間来た時とは別世界です。
千蛇ヶ池もまた雪に覆われて今年はどのくらい積もるのか?!
大汝峰もこの間はサクッと登った気がしたけど、雪があるとまた違った感じだった。
稜線の東にはもう雪庇が出来ていた。

山頂に到着すると、標識にはエビちゃんがびっしりついて昨日までは厳しい気象条件だったのが分かるけど今日は最高の条件
翠ヶ池は凍っているかな?と思ったらなんと白山ブルーにちゃんと見えた。

目的の北路が見える端まで来てお昼休憩
加賀禅定道、楽々新道、北アルプスに御嶽山そして大汝峰、御前峰に別山とぐるっと見える展望です。
ピークで休憩しても風もなくゆっくり出来て山日和でした。
もう少し居たい気分でしたが12時近くなったし、怪しい雲が出て来たので戻る事に
黒ボコまで来てもうトレースもあるので下山は観光新道にした。
別山がずっと見えて展望があり飽きないルートだが、稜線を辿る観光という名がついているが険しいルートです。
黒ボコから別当まで砂防新道と100mしか変わらないけど観光新道は下山のコースタイムで30分長い。
体力に自信がない人は無難に砂防新道を帰った方がいいと思う。
しっかり11時間歩行でたっぷり初冠雪の白山を楽しめました。

別当出会の下の駐車場から歩きやっと出発
小屋居た管理人から室堂で2,30cmの雪と聞いた。

少し明るくなって来たけどヘッデン付けて歩く

ここが最後のトイレ
室堂はみんな探していてけどトイレ空いてなかった。

南の山がモルゲンロート

この前の北路縦走の時より25分くらい遅い出発だけど同じ感じの日のさし方

この辺りから雪が多くなった。

甚之助避難小屋下のベンチ
15cmくらいの積雪?!

小屋は解放されているけど、トイレは施錠されています。

別山と甚之助小屋
軽装からガッツリ冬仕様な人まで結構な人が登っていました。

南龍ヶ馬場方面へ分岐も踏み跡あり

分岐から黒ボコへのトラバースルート
今日は踏み跡有、雪が柔らかったので大丈夫でしたがこの片斜面
カチカチだと緊張するな~

黒ボコ下斜面
ここまでノーアイゼンで登りました。

ピッケル持たせてしまったけど、使いませんでした。
ストックで済みました。

雪の平原

室堂裏の広場
なかなか気持ちのいい場所 別山ズーム

御嶽山ズーム

みなさん探していましたが
室堂はトイレ使える場所どこにもありませんでした。
冬季小屋の中まで確認しましたが・・気を取り直して再出発

大汝峰のトラバース道
下りの踏み跡しかなく、ここの登りが気合が入った。
登り切ったら次々下りて来た人が居た。

千蛇ヶ池、また雪でお池が見えなくなった。

この時期に白山来たことないので感動です。

風が無いので暑い。

大汝峰の稜線にはもう雪庇が出来てる。
相当吹雪いた?!

パーフェクトスカイ

気温が上がりアイゼンはすぐに下駄になり、足が重たくなる。

大汝峰へ到着
エビちゃんがお出迎え!

満面な笑み

写真 あざーす

本当は北路縦走の予定だったので、北路が見える所まで移動
火の御子峰
雪かぶってもまだワイルド

七倉山方面

楽々新道方面

ちょっと雲出て来たけど大汝峰、御前峰、別山スリーショット

北アルプス一望

アイフォーンプロの望遠
ここまでズームできるの?!
いいな~

帰りに写真撮ってと頼まれて二人で撮って貰った。

来るときはツボだったけどしっかりトレースになっています。
歩きやすい。

別山にも怪しい雲が・・・

黒ボコまで戻って来ました。
帰りは観光新道で下山にしました。

雪も少なくなりアイゼン外したいけど、小屋まで付けて歩きました。

殿ヶ池避難小屋
内側へ開くドア、カギは時計周りに外すタイプ
ここも綺麗な小屋です。

殿ヶ池避難小屋のトイレは使用できました。

下は紅葉

写真ARTモードで加工しているけど、肉眼に近い
三段まで行かないけど2.5段紅葉?!

ここを潜ると

この景色
結局、殿ヶ池避難小屋から見えていた稜線を歩くルート
なかなか歩き甲斐ある。

別当に戻って来ました。



白山北路縦走(加賀禅定道)

2021-09-21 11:01:00 | 石川県の山
9月19日(日) 白山北路縦走(別当出会~入里野スキー場) 行動時間 11時間50分 曇りのち晴れ



シルバーウィークの3連休
台風一過の晴れが見込まれるので山は凄い人だろうと予想して余り歩く人が少ないだろうと
白山北路縦走を二人なので一台をデポしてワンウェイで計画
一里野のスキー場を朝3時45分に出たけど、意外と一ノ瀬まで遠くしかも車が数珠繋ぎで早朝に連なって走ってた。
駐車場も車が多く、到着してすぐ私はバスチケットを買いに走り、何とか5時前の1回目のシャトルバスの最後に乗れて、
別当出会いに5時到着して思ったより早く登山開始出来た。
朝一番はまだガスでパラパラしていたけどすぐに取れて快晴の予感な天気
甚之助避難小屋に到着した時には完璧な登山日和に。
室堂にも3時間で到着まずまずのペース
今回は白山御前峰はパスしてすぐに加賀禅定道へ進みさらに静かな登山へ
大汝峰は登った事がないので、私はそのまま峰道で行くが山頂を回避するコースもある。
大汝峰から見た翠ヶ池は空の青が映り真っ青で白山御前峰からは見えない隠れたスポットみたいで良かった。
そして山頂から北路に見えるどこまでもつづくかのような稜線は修験者の道そのものに見えた。
七倉山からは明らかに道は細くなり、歩く道が見えにくくつまずき注意の道になりペースが落ちる。
途中、天池の水場で水を1L汲み飲んだが、レコ書きながら見てたら沸騰飲可となっていて生で800mlくらい飲んだけどと思うが今のところお腹は痛くなっていない。
この加賀禅定道で火の御子峰と百四丈ノ滝が見たかったので晴れて見えたのは本当に良かった。
後半もう一杯いっぱいなのでハライ谷の登山口へ下りた方がコースタイム上から早いだろうと思ったけど、
加賀禅定道から逃げたと思われるので一里野のスキー場へ下りたけど別当出会の登りからたっぷり12時間歩きとなり修業の登山となり下りだけど
修験者の体験を少しできたかな?と思える白山北路縦走となり良かったと思う。

人が多いのでシャトルバス4時37分くらいに出発
1番最初のシャトルバス5台目最後に辛うじて乗れて、別当出合5時スタート

30分くらい歩くとそれぞれのペースになり渋滞はなくなった。

まだガスっているけど・・・

雲海が綺麗

だいぶ登って来た!

甚之助避難小屋到着
水道水が有るし、トイレもある。
小屋の中も綺麗です。後続を待つが寒くて小屋の陰に隠て待った。

南竜道分岐
振り返ると雲海遮る木々が無くなった

太陽が迫る。
寒いから早く来て!

黒ボコ岩から息が上がる所

御前峰見えました。

待っていましたよ!休憩なしですぐにまた歩く

ドーンと視界が広がり五葉坂

ちょっと色が悪い登山道の横が紅葉しています。

おー3時間で室堂到着

色鮮やか

室堂で食料補給して再出発

ここからが本当のスタート
加賀禅定道へ

待つ時間利用して別山バック

千蛇ヶ池
万年雪が凄い

大汝峰は登ったことないので登ってみると
Fさんはトラバースコースで合流地点で待ち合わせ。

お花が目に入る。
お花を撮ったのはこれだけでした。

白山方面

山頂到着

翠ヶ池
ムっちゃ綺麗
御前峰からは見えないので隠れたスポット

どこまで続くのか?!
今回の北路縦走
やっぱ歩くなら長いけど加賀禅定道でしょ!と選んだけど

火の御子峰
あそこを登ったのか?!

お手水鉢
手彫り?自然?

今回一番の紅葉場所かな?

振り返ると大汝峰の大斜面
スキーで滑ってみたい斜面です。

七倉山

楽々新道方面

山頂は変わった地形
あのピラミッドは人口?自然?

ロープ沿いに歩くようにと表示

まだまだ続く北路縦走本当に長い
ここを登ってくるのは修行そのものだな~

七倉山を過ぎるとこんな感じに一気に道が狭くなる。

歩いても歩いても続く道

振り返り
七倉山

小刻みに小さい登りがあるが全体的には下っている。

楽々新道の斜面
氷河期の時に形成された地形?!

今回の縦走でこの百四丈ノ滝も見たかった。
晴れてホント良かった

やっぱり展望台からの眺めが近くで見れ、正面なので素晴らしい。

ストーンと落ちてる斜面
これも氷河期による地形の一つ?

奥長倉避難小屋に到着

ジュクジュクの実

ブナの大木もある。

突然杉の木に変わる。

杉の大木もある。

林道の登山口
ここに車が入れたら1時間は短縮できる。
前日ここまで下見したけど、落石が道に有りパンクすると困るのでスキー場に停めたけど最後辛かった。




紅葉の白山(2日目)

2008-10-14 10:31:32 | 石川県の山
10月12日(日) 白山 避難小屋泊 1泊2日
 (別当出会~南竜ヶ馬場~トンビ岩~御前峰~お池めぐり~観光新道~別当出会)

3時30分頃隣の夫婦が起きだして目覚ましかわりになり撤収して
日の出の見えるところまで登ることに。
星空の中ヘッドライトで登り登山道脇の水は凍っていたが稜線までは
風がなくそれほど寒くなかった。

<日の出前の御嶽山>


5時30分頃の様子(日の出まで30分前くらい)
この時間が一番空の色がいろいろ変りドキドキさせられる時
もう少し登らないと東斜面が邪魔をして日の出が見られない。

<日の出前の室堂小屋>


何とかご来光が見える所まで登って来たがやっぱり東斜面が邪魔で
北アルプスが見えない。

<乗鞍岳の右から日の出>


雲海に太陽の光が映りとても感動的で良い日の出だった。
やっぱり山に来たらこの瞬間を見ておきたいひとつ!!

室堂で日の出を見て東斜面の端まで荷物を置いて歩いて行く。

<平瀬道の分岐から槍ヶ岳>


山頂が一番見晴らしがいいと思うが、南竜ヶ馬場からは時間的に
暗い道歩きが多くなるので、展望歩道で登ってきたら日の出はどこでも
見れると思うのでこのコースで登ってくるのがベストかもしれない。

<平瀬道の分岐から剣岳>


白山からの展望とても良いです。期待以上の展望でした!
北アルプス、乗鞍岳、御嶽山、中央アルプス、南アルプスなど遠いが
一望出来て、いままで登った山々を確認できます。

<霊峰白山めぐり>


荷物をデポして御前峰~お池めぐりへ
上へ登ると風がありかなり体感的に寒く上下のカッパ手袋、フリースの帽子は
必需品でした。

<写真を撮りまくるカメラマン>


よくもあんな重たいカメラを持って登って来ますねー
まだまだ気力十分なのでこれからも一緒に山登りを続けていきましょう。

<大汝山と紺屋ヶ池>


山頂のお池めぐり 白山には大小7つの池が点在し一番大きい翠ヶ池と
万年雪に隠れている千蛇ヶ池が良かったです。

<別山と室堂小屋>


白山に来て一番気になる山、別山
野伏ヶ岳から見て知っていたが、今度はぜひ登ってみたい山になった。
登山道も小屋もキチンとしているので、家族で登るのもいい山かもしれない。

<五葉坂から弥陀ヶ原>


展望あり、神秘の湖あり、今回は紅葉ありとバリエージョン豊富な
山登りが出来る山です。

<観光新道下山道から別山>


稜線を下りる観光新道、景色を見ながら歩けるので残り惜しみながら
下山できます。

<紅葉真っ盛りの殿ヶ池小屋周辺斜面>


標高2000m以上は紅葉が終わっています。

<真っ赤なナナカマド>


<林道と白山釈迦岳>


満足の紅葉と景色
林道をMTBで登ってみたくなります。
次の旅プランが次々と浮かんできます。

<色とりどりの慶松平>


今回これだけの紅葉を楽しめて北アルプスから南アルプス一望の展望出来る白山
毎年訪れたい山になりました。山スキーも出来ると思うので春夏秋と季節毎に
また来てみたいと思います。



紅葉の白山(1日目)

2008-10-13 22:08:38 | 石川県の山
10月11日(土) 白山 避難小屋泊 1泊2日
 (別当出会~南竜ヶ馬場~トンビ岩~御前峰~お池めぐり~観光新道~別当出会)

日帰りも可能な白山へ1泊2日でのんびり登山してきました。
久しぶりの山仲間との登山楽しかったですねー
ワイワイガヤガヤ話しながら、写真撮りながら進む
仕事を忘れのんびり時間を過ごせました。

北アルプス5日縦走の疲れがあるので3~5時間の登山を希望だったので
前から気になっていた白山登山を木曜日に決定してルート設定
室堂へ泊るより人が少なめの予想の南竜ヶ馬場をベースに日曜日に
天気になったら行動するパターン!

<石川県の白山市、一ノ瀬からバスで別当出会まで>


家を朝3時半出発 280kmを5時間掛けて一ノ瀬へ
一人では相当気合いがいる距離です。

<バス停から別当出会の吊り橋>


左を行くと観光新道コース、つり橋を渡ると砂防新道コース
今回は砂防新道で南竜ヶ馬場を目指す(別当出会~南竜ヶ馬場は行程3時間のコース)

<中飯場から不動滝>


朝に雨が降っていたのでこの日は不動滝から水が流れるのを確認できました。
中飯場は水洗トイレ有りはじめの休憩場所にもってこいの場所
(水分補給して体調を整えたいところ)

<別当覗からの紅葉>


この辺りの紅葉が最盛期でした。
燃えるような赤ではないがいい色好きです。

<甚之助小屋下の休憩所>


雨がパラパラ降ったり、晴れ間が覗いたり変わりやすい天気
登山したことない若い男女達がたくさん登っていたのでいたので聞いてみると
地元の信用金庫の研修?で登っているらしく雨が降り気温が低い中
カッパも着ないで大変そうだった。あの寒さジャージで運動靴では私には
耐えられないだろう。(気持に余裕がないといい思い出にならないだろうーな)

<南竜ヶ馬場の湿原>


別山と御前峰の鞍部でキャンプ地に最適の場所です。
今回は無料開放の休憩所で宿泊
(ほぼ満員状態の17人が本日宿泊でした。)

<無料解放の休憩所>


写真左側の建物群 一番小さい茶色の建物が期間外解放の休憩所
トイレ有り、水は前を流れる川が水場

<展望歩道を散策>


小屋に到着してビールとごり酒で一杯してから夕方の散策へ
アルプス展望台まで往復
ガスがなかなかきれずアルプス展望は望めなかったが一望出来たら
この場所は良いところだろうー
岐阜県側の平瀬からの登山道も日帰りなら登って見たいコースになった。

<南竜ヶ馬場のテン場>


この日は12張くらいあったかな?
今度はこのキャンプ場を利用してまた白山を登りたい!!

<頑張って撮った夕日の写真>


散策から帰ってきたら、避難小屋の人数が4人増えてちょっと窮屈に・・・
2m四方の私の所に老夫婦が来て3人で寝る。
テントも持ってきていたので後悔するが、朝早立ちを考えると我慢、ガマン!
ラーメンを食べ終わると外はもう暗く
ご来光を見るために明日は早く起きるゾー、19時半には寝床に付き
明日に備える。

夜は月明かりが小屋を見守ってくれて朝方まで明るかったです。
月がなくなったら満天の星空が見えていました。