さあや、生活団5才組、クリスマスのお祝いの日。
先週、音楽で初めて生活団を休んだ。
入団してから今まで生活団を休んだ事はなかったけど、土曜の深夜嘔吐して、それからちょこちょこ嘔吐してて、月曜は吐いてなかったけど、行けそうにないって。午前中ずっと寝てた。
クリスマスだけは絶対行きたいと思ってて、無理して後で体調壊すよりと、先に体を休めておいたし、このまま体調良いままでありますようにと思ってた。鼻水は出てたけど、クリスマスのお祝いの日を無事、迎えられた。
お父さんも、6才組のクリスマスは絶対来てほしいけど、その時休みが取れるとは限らないから、来れるなら休んで来てと言っていて、早めに休みを申請してくれて、来れる事に。
昨年に引き続き、母達全員で食事当番に入るけど、昼食は指導者と子どもの分だけ作り、午後から軽食にだけ参加。母も一緒に昼食食べてた時期もあったと聞くから、それも体験したかったけど、そこは残念。ただ、それをするとなると、母が前調理したり、クリスマス会前に気持ちが落ち着かないから、考えてこうなったらしい。
昼食はないので、お弁当を持って来る事になってたけど、今回は三好さんが音頭を取って、ほか弁で頼む人を取りまとめてた。私も、最初はそのくらい作ろうと思ってたけど、前後の日程でも予定が詰まってたのと、昼食が11時と知り集合を8:40に来れる人は来ようとなったから、月曜の音楽の時に弁当を頼んでおいた。
旦那さんは聞いたら、買って公園で食べておくと言ってたけど、結局前日の晩におかず作ってた。
仲井さんは、昨年もだけど、子どもと同じメニューを食べようと前日と当日の朝に作ってた。私は冗談で、「じゃ、同じの頼むわ」と言ってたくらい。
旦那さん、前日の晩から作ってたから、それなら、最初から頼んでおけば良かったと、食当の時に言ってると、ウケた。そんなん言うてる友の会員ってなかなかおらんやろうな。
私は、コンソメスープ担当。自分で選んだ。
昨年がミネストローネを木本さんと一緒にしたから、似てるから自信持ってやれるし。
今年は1人で担当だけど、マカロニ茹でるのと計算を曵田さんが手伝ってくれた。
昼食も、時間通り11時に準備OK。
私は、今日は指導者5人で、大人5人分のスープ鉢を煮沸消毒して用意してたのに、何か急に5人目は検食だと思って、戻してた。そしたら、スープ出す直前に、三好さんが「今日は指導者、5人やで」と言って、急きょ入れてたスープから分ける。ま、これでマカロニ計量してた意味がなくなるけど、ま、いっか。
上嶋さんがほか弁取りに行ってくれて、皆で台所で昼食。
12時10分に2階ホールに上がる。
この時、旦那さんも合流。
12時20分に1階ホール(子ども達のいる部屋)に入室。
(写真は、最後に撮ったもの)
本当、生活団はお祝いって言ってもいつも通り。
クリスマスの飾りが静かにしてあるのが違うくらい。
それも、派手な飾りに目が奪われて、子ども達の気持ちがそちらに行かないようにと考えられている。
親達が入って来て、にこにこの子ども達。
最初は、この2週間励んでいた「クリスマスに向かって」ご機嫌で過ごす励み表の発表だった。
皆の前で話したい人、って言われたら、さあやも手挙げてた。
発表すると手を挙げたさあやに意外性を感じつつも、話さないのにこちらがドキドキするけど、話し出すまで待ってくれるのは生活団ならでは。
前は挙げる感じじゃなかったのに、段々挙げるようになって来た。
勇気出すようになった。
生活団効果じゃないかと思う。
少ない人数で少しずつ慣れたのと、先生も自然とフォローして無理強いしないから(する場合もあるけど)。
さあや、自分で手挙げた割に話さない。
待ってるこちらの方が緊張して来る。でも、これはさあやが頑張るところと気持ちを静める。
生活団では、こういう時待ってくれる。1分弱待ってくれたと思う。
こういうところ、ありがたい。
「頑張れー」とか変な励ましあるとプレッシャーになる。そんなのがない。ただ待ってくれる。
さあや、小さい声だけど、頑張って言った。
「お姉ちゃんにつねられたり、叩かれたりした時もあるけど、我慢した」と言う。
後から、先生が「何もしないのに、お姉さんも叩かないんじゃないですか。何があったか、思い出すようにしましょう」みたいな事は言ってた。
仲井ゆうすけ君の番の時、「音楽の時、永原さん(かずき君)を叩いた」と言った。
公文先生が何故叩いたかを聞いたけど、本人は思い出せない。
ずっとやり取りしてたけど、思い出せないから、永原さんを前に出して、永原さんに事情を聞くけど、永原さんも思い出せない。
その時の状況見てた子は他にいるか聞かれ、曵田さんがいた事を思い出し、曵田さんも前に出る。
それでもなかなか思い出せず、ずっと待つ状態。
大人の私でも、あくびが出て来た。
子ども達でもだれて来る子もいた。
それでも、ちゃんと座って待ってる子もいる。
さあやも結構ちゃんと座って聞いてたから、びっくり。
永原さんのお母さんに聞いてみる事になり、永原さんのお母さん曰く、走ってて曵田さんは手が当たったみたい。
わざとではなかったそう。そして、本人もそれを思い出した。
仲井さんは何故か思い出せないまま。
先生も「このままでは、皆気持ちがスッキリしないまま」と言う。
でも、待って待っても出て来ず、最終的には「自分が何で気持ち悪かったから、思い出すようにしましょう」みたいな感じで終わったと思う。
子どもを待ちたい、そう思うけど、時間がなかったらこういう時、もういいわ、次の事しようとなる。
こういう状況だと追及しようとしてるみたいで、きついかなと思って、やめてしまう事もある。
でも、これは、自分の気持ちを自分で分かっておくための練習なのかもしれない。
大人も1日を終え、何となくモヤモヤがあったり、気分が悪いけど、何が原因か分からない時がある。
それを自分でちゃんと把握して、分かっておく事を練習してるのかなと思った。
旦那さんは、「本人も思い出せないような重要でない事に時間かけんでもいい。問題でない事を問題視する必要ない。一言言ったろうかな」と言ってた。
もうーやめてくれと思ったけど、それはそれで旦那さんと私は違う人間なんだから、考え方も違うんだから、それはほっとこう。
私も、旦那さんがそんなん言ったら、先生に「生活団の教育方針を分かってないんですか?」と言われたら嫌だなとどこかで思ってるんだわ。でも、それは他者の課題だから、私が心配する必要ない。
ここまでで、50分くらいかかったかな。
次は、自分で作った生活団に関する歌を歌う。
3回前くらいの集合日で渡され、皆でドミソを使って作った譜に、歌詞を作って来るお励みがあった。
歌詞は生活団でして来た事に関する事。
歌を皆の前で歌うというのは、「力を出す」という事を励む。
生活団の創始者の羽仁もと子は、著書の中で、「力は出すもの 出せるもの」という言葉を残している。
力は出すもので、出せるものだから、このお祝いの席で力を出すという事かな。
これは、皆のお印の絵が描いてる紙が10枚と表紙に女の子の絵があり、めくっていって出て来た子が順番に歌っていく。
さあやは3番目くらいだった。
小さい声だけど、歌えてた。
♪ ねんどしたよ 絵の具したよ ボールしたよ こまつな植えたよ
モルモットのお世話した時 お父さんのとこは うんちがベチャベチャだったよ
モルモットのお世話した時 お父さんのとこは うんちがベチャベチャだったよ

みたいな感じ。
後半はちょっと歌詞変わってた。
奥村たすく君は、歌は恥ずかしくなったのか歌わず。
生活団の歌って言っても、生活団でした事全体の事を歌ってる子もいれば、永原さんは「木の椅子」がテーマだったり、たすく君は「ト音記号」という題だった。
次は合奏。
「トルコ行進曲」
楽譜持って帰って来た時は、難しい曲してるなと思った。
家で特に練習してなかったけど、永原さんがLINEでトルコ行進曲の動画送ってくれたから、皆、家で練習するもんなのか。特にしてなかった。
5才組から音楽始まって、1学期は見学行っても、先生がどの楽器はどこで鳴らすかを手で指示してた。
それで、子どもに教えるのにはこうやってするんだと思った覚えがある。
でも、今回は先生の指示なし。
公文先生のピアノに合わせて、子どもが楽譜見て、合奏してた。
さあやはカスタネット。他に、鈴、トライアングル、大太鼓があった。
トライアングルは最初ずっと出番がないのだけど、三好さんはずっと楽譜睨んで自分の番まで確認してた。
さあやは隣見てやってたっぽいけど。
いつか、自分で楽譜見てできるようになるんかなぁ。
それから母からのお礼の歌。
「ひいらぎかざろう」と「荒野の果てに」。
「荒野の果てに」は♪ グローリア イン・エク・セル・シス・デーオというやつ。
前の週の集合日と今週の音楽の日に練習した。
前回の練習の時に、ピアノ担当の江島さんが、江島さんは3番からサビの部分をデカントという歌い方して変化をつけようかと思うと言って、やってみたら鳥肌立った。
本番。
その部分に来たら、なんか泣いてしまった。
なんか込み上げるものがあるんやろうな。
今までして来た事とか、気持ち的にしんどかった事とか(食当とか、何で自分ばっかりとか、サボってるのずるいとか)、何で子どもに内緒やねん、子どもに預けてまでしなあかんってどうなん、とかあったけど、なんか全てが洗い流されるというか。
言葉にはできないけど。
傍から見たら、自分で歌って自分で泣いてるみたいで恥ずかしい。
後から台所に行った時、江島さんに感動を伝えたら、本人は「え、そう?」とさらっとしてたけど。
仲井さんもあの部分で泣いたみたい。やっぱ、そうよな~。
年齢的に涙腺弱くなって来るんかなと江島さんも言ってたけど。本当、色々込み上げる。
最後、子どもが感想聞かれて、「長かった」という子がいて、くすっとした。
それから、軽食準備したんだったかな。
その間、子どもは2階でボール遊びしてた。
歌ったり、軽食準備したり、忙しい母達。
20分くらいで用意。
そして部屋に戻る。
子ども達からプレゼント。
そうだ、昨年もあったのに、忘れてた。
昨年同様、トイレ前で用意して入って来た。
手で後ろに持って隠してるけど、手洗い場の鏡で映ってる。
今年は、陶器の破片を埋め込んだ絵のような飾りだった!
いつの間に作ってたんだろう。
そして今年もちゃんと内緒にしてた。
この後、子どもが歌を歌ったんだったかな。
「うまやのイエスは」
♪ うまやのイエスは マリヤのひざで
すやすや すやすや ねむります
シャンシャンシャンシャンと鈴が鳴る。
木本さんが「最初はあっちの方から聞こえて、それから玄関の方から聞こえた」と言う。
さあやも珍しく、発言してた。玄関の方を指指してた。
玄関へ。
大きい袋があって、子ども達が運んで来る。
さあやもしっかり持ってる。
カードが入ってて、吉田さん(指導者ではなくお手伝いの方)が読む。
「生活団5才組の皆さんへ
クリスマスおめでとう」
みたいな内容。
1人1人にプレゼントがあるか確認してみようと言って、1人1人紙の包みに書いてある名前が呼ばれる。
さあや、なかなか呼ばれず、他の子がプレゼントもらったら、そっちを見てる。
最後に呼ばれた。
大きさもそれぞればらばら。
皆、開けたけど、それが何かは分かってない様子。
「クッション」という声が聞こえて来た。
今日は軽食前は、静かな時間を鉄琴で聴く。
静かな時間を鉄琴の音で聴いてるだけで、感極まる。
こんな子ども時代を過ごせるっていいな。
またその選択をして良かった。
またその選択をして良かった。
軽食を頂く。
りんごとリングケーキ、紅茶。
今回は軽食の時、キャンドルを持って、先生のお話がなかった。4才組の時だけらしい。
あれをお父さんに見てほしかったー。
三好さんもそれを旦那さんに見てほしかったそう。
皆がもらった”クッション”を机に置いてくれてたので、旦那さんにスマホで撮ってもらうよう言って、台所の後片付けへ。私は2階のトイレ掃除担当。2階トイレは使ってないから、掃き掃除とゴミ回収だけして、台所へ。
さようならをしたら、さら待たせてるから、帰路へ。
駐車場から電話して、今から帰ると伝える。
帰りの車の中で、さあやが仮屋園ゆうし君は静かな時間の鉄琴の事を、「天使がやってると思う」と言ってたと言う。
さあやは先生か天使と思うと言う。
天使がやってると思うところ、本当にこの子達は天使に守られてるんだろうな。
さあ曰く、りんたろう君はぬいぐるみの事、自分が描いた絵やと思うと言ってたそう。
さあやは何か特に分かってない。
「ねずみ!」と言ったり、その後「ねこかも」と言ってた。
さらが「トナカイかも」と言って、次に「馬かもしれない」と言ってた。さらの方がいい線行ってる。
何か思い出さないか聞きたいところ。
お風呂で、りんたろう君がその絵描いた時、さあやは何の絵描いたん?って聞くけど、思い出さない。
最終的には「しまうま」とは言ってたけど。
生活団、しんどいとこもあるけど、クリスマスのお祝いをすると、やっぱり生活団っていいと思う!
全てが手作りというのも良かった。
母達の手作りで料理、ケーキ、軽食。発表も。歌も。プレゼントも。
子ども達が力を出すのに励んだクリスマス。
生活団に行く事にして良かった!