八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

マヒをろ過してくれた脳幹

2013年10月14日 17時34分16秒 | 回復の感覚
いつもは大体夜10時に寝て、夜中2~3時頃オシッコに起きている。
ここまでは夢を見たことがないので、深い眠りのようだ。
2~3時から起床するまではまどろみながら回復感覚を楽しんでいるので、ここは浅い眠りだ。

今朝のマヒ回復感覚はこうだった。
今までの脳幹はストローでマヒをチュルチュル吸い上げてくれたけど、今朝はもっと大規模になって人工透析のようにマヒをろ過してくれた。
深呼吸しながらマヒ手足の深層筋をゆっくり伸縮させると、脳幹はマヒ半身のマヒをろ過してマヒ濃度を薄めているような感覚を覚えた。
まどりみながら期待でワクワクし、5時過ぎに起床するまで2,3時間たっぷりと楽しんだ。
朝一番手すりを伝い歩いてみたけど、重いはずのマヒ上半身がどことなく軽く、重苦しいはずの首や肩もどことなく軽い。
さあ今日は体育の日で2日ぶりの足踏みだ、何か良いことがあるかな?

午前中のリハビリを終えたところだけど、足踏み+蹲踞(そんきょ)インターバルでは30分の間に3回もマヒ足の強さがアップした。
ろ過パワーなのか蹲踞パワーなのか分からないけど、何かだんだんすごいことになってきたぞ。

午後の足踏みでは、インターバルの蹲踞を終えた度に、足裏、ふくらはぎ、太腿、尻・腰のいづれかが、まるでマヒがろ過されたように軽く強くなった。
2時半にはリハビリを終え、ソファに座って体幹ツイストなどをしながらテレビドラマを見ていたけど、マヒ半身がまるで脱皮しているようになった。
手足グリグリや屈伸など何がしか身体を動かしている間は脱皮状態が続き、動くのを止めると2,3分のちには消えてしまう。
手足や体幹が悪いのではなく、あくまでも脳の可塑性の話なのだけど、ここまで来るとホントあとは時間の問題のようにも見えてしまう。
まあ、今晩はソファで体幹ツイストでもしながら、帰れま10の3時間スペシャルでも楽しむことにしよう。

 ps:毎秒のスピードで身体のマヒが消えて行くとしても、
    1日=24×60×60=86400で、1ヶ月=86400×30=2.6×10の6乗(260万)、1年=260万×12=3.12×10の7乗(3120万)だから、
    人間の細胞数=60兆個を考えると、今まで片対数的にマヒ回復の桁がアップしているとはいうものの、軽快までの道は遠い。
コメント
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