4月1日。
年初朝礼で新しく赴任した人の挨拶に拍手をしながらも、誰のせいでも無いが、片隅には、またもやこんな形で年初を迎えようとは・・・
という顔をした者を多く発見する。
仕事上では、昨年は、3月30日にライバル会社が自己破産し、31日深夜迄対策マニュアルの手伝いをし、雨の中みんな別れ、桜の木の下を2人で傘を差しながら家に泊めてもらい、4月1日を迎えた。
そう思うと、なんて長く濃い激動の1年だったのかと、今日はしみじみ思う。
2年続けて、表現しようの無い年初となる。
それでも、新しく来られた方の歓待をするが度量の深さだろうが、そのような度量は持ち合わせていない。
2年連続で、待ち人をすっぽかす。
多分「忙しいふりをして・・・」と言われているに違いないが、今、酒を大勢で酌み交わす気にはなれない。
「お前の気など知らぬ。
こっちだってそうなんだぞ。」
と言われても合い交じれることのできない山椒魚。
残り2人で、パソコンを間に挟み、会話をしつつ、最後の電気を消して、駅まで歩きながら話し、別れる。
人生いろいろ。
22:03の電車。
酒にまみれた軍団をじいっとながめながら、22:30浅草に着けば、キャバクラ風のお姉さんの携帯電話が横で鳴る。
「ええ、まじっ?
2次会行くの?
どこで落ち合う?
じゃあ、五反田にしよう。
じゃあねえ~。」
金曜の夜、今から五反田に向かえる元気にあっぱれ。
おぢさん軍団は、落ちた小銭に、
「○○さんっ。
あんた、500万円と500円とどっちが欲しい?」
「ああああ、500円のほうが・・・いっかなあぁ。」
と与太った酔狂たち。
最寄り駅を降り、閉店間際の誰も居ないスーパーでビールと食材を買う。
後ろから、
「早く閉められるからいいね。
はい、○○、○コ・・」
と数え、レジはそっちのけで、片付け初める2人のバイト。
2011年4月1日は、こうして終わっていく。
年初朝礼で新しく赴任した人の挨拶に拍手をしながらも、誰のせいでも無いが、片隅には、またもやこんな形で年初を迎えようとは・・・
という顔をした者を多く発見する。
仕事上では、昨年は、3月30日にライバル会社が自己破産し、31日深夜迄対策マニュアルの手伝いをし、雨の中みんな別れ、桜の木の下を2人で傘を差しながら家に泊めてもらい、4月1日を迎えた。
そう思うと、なんて長く濃い激動の1年だったのかと、今日はしみじみ思う。
2年続けて、表現しようの無い年初となる。
それでも、新しく来られた方の歓待をするが度量の深さだろうが、そのような度量は持ち合わせていない。
2年連続で、待ち人をすっぽかす。
多分「忙しいふりをして・・・」と言われているに違いないが、今、酒を大勢で酌み交わす気にはなれない。
「お前の気など知らぬ。
こっちだってそうなんだぞ。」
と言われても合い交じれることのできない山椒魚。
残り2人で、パソコンを間に挟み、会話をしつつ、最後の電気を消して、駅まで歩きながら話し、別れる。
人生いろいろ。
22:03の電車。
酒にまみれた軍団をじいっとながめながら、22:30浅草に着けば、キャバクラ風のお姉さんの携帯電話が横で鳴る。
「ええ、まじっ?
2次会行くの?
どこで落ち合う?
じゃあ、五反田にしよう。
じゃあねえ~。」
金曜の夜、今から五反田に向かえる元気にあっぱれ。
おぢさん軍団は、落ちた小銭に、
「○○さんっ。
あんた、500万円と500円とどっちが欲しい?」
「ああああ、500円のほうが・・・いっかなあぁ。」
と与太った酔狂たち。
最寄り駅を降り、閉店間際の誰も居ないスーパーでビールと食材を買う。
後ろから、
「早く閉められるからいいね。
はい、○○、○コ・・」
と数え、レジはそっちのけで、片付け初める2人のバイト。
2011年4月1日は、こうして終わっていく。