藤原新也さんのホームページが会員制になったため、ブログが見れなくなったが、藤原さんが最近語っていた言葉を思い出す。
北朝鮮に過去に行ったときのお話し。
世界という中でのこの国のあり方・位置づけは別として、数十年前の風景がそのまま残り、中央TVで大仰に語る女性のニュースの言葉にも、すでに忘れられた語り口が残っている、という事実。
この話し方の調子は、日本の演歌の源流にも繋がっている、と藤原さんは言う。
よく日本人は、中央TVのシーンを笑って流す。
果たして、本当に笑えるのか?
ボクは、文化や歴史がある東京の土地を、何事もなく破壊していくさまを、ずーっと見てきた。
ここで生まれ育った人の心中は、悲しみなどとうの昔に超えた地点にある。
未来都市なんか、自分には要らない。
■はっぴいえんど 「風をあつめて」■