こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2013年8月4日 日曜日 坂本龍一 「君とボクと彼女のこと」'94

2013-08-04 14:11:19 | 詩、セリフ・・・そして、コトバ



■坂本龍一・大貫妙子&高野寛 「君とボクと彼女のこと」1994■
(アルバム「Sweet Revenge」より)

彼女は約束をした 夏が来たら暮らすことを
ボクは仕事を変えた かせぐために
昼も夜も働き
君には打ち明けたはずだと 信じ続けていた

寒い朝
突然に 彼女は消えた
ボクたちは もう何もさがさないだろう
それぞれに街を去り 会うのをやめた
三人の週末は、色を無くす

彼女はいつもの通り その日のすべてを話した
君に会っていたことも 知っていた
ボクはデキた奴じゃない
君を殴り飛ばし 友情を笑えば良かったのか?

ボクたちは10年後 「あの頃」のように
波を受け 風を切り 海原を行く
それぞれの家族をむかえ
輝いた航跡を・・・振り返らない


作詞 : 大貫妙子
ヴォーカル&ギター : 高野寛
ヴォーカル・キーボード・コンピュータープログラミング : 坂本龍一


午後の暗い室内。
意味の無いスクラップブックを貼り込みながら、繰り返し今日も聴く「スゥイート・リヴェンジ」。
その中で、耳では無く・脳に聴こえ・響いてくる優しい曲。
「君とボクと彼女のこと」の曲の美しさに、うかつにも涙がこぼれ落ちて止められなくなった。
当時の若きボクと彼女を想起しながら。
コメント (2)
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2013年8月3日 土曜日・深夜 かたちんば徒然日記 : ネコのじぶんと孤立無援の世界

2013-08-04 03:26:41 | 音楽帳

10時に目覚めるが、さほど心身重くは無い。冷蔵庫にある缶ビールは1本のみ。また、食材が無いに等しい。

しばし、創りかけのスクラップブックに貼り込みをするが、今度はノリがなくなる。
ポカンと、寝起きの休みのまだら感のまま居る。

昼頃、七つ道具を入れた袋を下げて、近所をぶらつく。
用具や食べ物を買いつつ、フレームワークを作ることなく、シャッターを押す。
近所を回遊しつつ、キジトラちゃんに逢いに行く。
こないだの元気はどこへやら、目がしょぼしょぼで、明らかに調子が悪い。
でも、カリカリの封を開けると匂いに来るので、なんとかギリチョン生きていけそうな予感。

***

午後、日差しを避けた日陰の室内で、おだやかに過ごす。
テレビ含むメディアどころか。。。ラジオまで聴かなくなった週末。

静かに、買ったノリでスクラップブックを創りつつ、時間に追われて聴き込んでいないものを含めて、音楽を聴いて過ごす。

●ディス・ヒートの1979年アルバム「ディス・ヒート」
●大竹伸朗さんの「19(ジューク)」のアルバム
●坂本龍一の「スゥイート・リヴェンジ」

改めて聴き込む「スゥイート・リヴェンジ」のニュアンスをやっと理解し、何度も聴く。
当時、すーっとじぶんの中を通過しながら「ああ、望んでいたアルバムでは無い」と裏切られた記憶とは異なる響き。やっと波長が合う。

■坂本龍一「スゥイート・リヴェンジ」■
そうして、心地良い時間が夕刻に向けて刻んでいった。

夕方、再度セミしぐれを聴きながら、近所を放浪しつつ、シャッターを切っていく。
戻って、さらにスクラップブック制作を続けていたが、疲れてしまい、缶ビールの中身が残る中、眠りに急激に落ちた。

起きれば23時。
えらくしんどい。
ゴーヤくんたちに、水やりに行く。みんな暑さにヘタっている。
たんまり水を入れる。

部屋に戻って、スクラップブックを開けるが、時間を掛けた割には、何も前に進んでいないことに愕然となる。
疲れていながらも、さらに貼り込みしていく。

更に音楽を聴きながら。
●コクトーツインズの「天国か?もしくは、ラスヴェガスか?」
●教授の渾身の作品「ネオ・ジオ」

正直、生きることに疲れてしまった感がよぎった。
それは、根本的に人間をカケラも信用していないこと。そして、首をチェーンで繋がれた企業内の「せまーい世界」に染まる身近な信用できないニンゲンのクズども。
「お前は、そんなにまでして、地位や名誉やカネが欲しいのか?イヌのように。」

ネコである、と言いながらも、聴こえないフリ/聴いたフリをして、やり過ごしてきたが、30代前半の者までもが、地べたにはいつくばって・イヌのように為政者のクツを舐めている様を、近時見ている。

そんなことは、想定済みで、ゆえに、20数年前から「じぶんが自由になれる場所」を確保すべく、黙ってお金を貯めて、家を買った。

さらには、以後の生活も想定して、いつクビになってもあわてぬように、その資金を確保してきた(とはいえ、充分ではないが)。
もう疲れたので、引退したいと想いつつ、とりあえずはXデイまでは、こうしている。いずれ、じぶんはクソどもとは縁を切る。
クソとして認識しつつも付き合っているフリをしながらも。

カネが無ければ生きられない、という資本主義世界の外側を夢見る。それを行動に展開しながら。
人間様が「ゴミ!」と自分勝手に・排除の論理で呼ぶモノを拾い集めながら、スクラップブックに貼込つつ。

人間以外の生き物は大好きだが、ヒトにコビを売るイヌは、幼稚園児の頃、イヌに手を出して・手に穴が空く噛み付きをされた以来、大嫌いである。
イヌも可愛いが、計算してコビを売る時を見ると「ああ、ダメだ」と思う。
こびイヌ。それとそっくりの人間の外側で生きて行きたい。

■坂本龍一「アフター・オール」■































スクラップブック(制作途中)。
コメント (6)
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