二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

ちょっとだけ予告 『 日本の二胡物語 』

2013-01-28 13:37:21 | ★その他 告知など
『日本の二胡物語』
にっぽんのにこものがたり、 です。

これは何の話か、というと、
西(古代セイロン)から渡って来て、中国で完成形として栄えた二胡が、
日本という国に来てからの物語。



或る人は、正統派として、中国人の老師に師事。
中国曲から二胡の奏法や技巧を学び、さらに鍛錬を重ねる。。。

或る人は、中国人老師の日本人のお弟子さん。
だけど、その人は日本の曲をアレンジしたり、中国曲にこだわらない。。。

また或る人は、ある日、TVから、映画から、流れてくる音色に惹きつけられた。
えも言われぬ、やわらかい、空気を包みこむような癒される音色。。。

この魅力的な音色は、いったい何だろう。。。?

と探したら、、、二胡という見知らぬ楽器だった。
この音色での可能性は?
この楽器のポテンシャルは?
弾けば弾くほど夢中になる二胡。。。
知れば知るほど奥深さを感じる二胡。。。

そうして、それぞれの人々が、いつしか自分の好きなジャンルで奏で始める。。。

或る人は、クラシックに。。。
或る人は、演歌に。。。
或る人は、JAZZに。。。
或る人は、童謡に。。。
或る人は、ポップスに。。。
或る人は、ロックに!

それぞれの好みのジャンルで歩み、進化し始めた日本の二胡弾き達。

オリジナルで作曲。。。
二重奏、、、三重奏、、、四重奏、、、。
二胡の弦楽団。。。
歌と、二胡。。。
和楽器と、二胡。。。
様々な楽器とのコラボレーション。。。

ドラマの、主題曲や挿入曲。。。
番組の効果音楽。。。
CMソング。。。
映画音楽。。。

もはや、中国に限らず、別の海外の国々に関する番組内でも、
効果音楽として自由に使われる二胡の音色。。。

日本という国の人々は、二胡の音色を実に多種多様(多用)しています。

老師の老師も日本人、というくらい、
今や、日本人の先生達もレベルアップしてきています。

その中で、

中国という国に魅かれ、その国の音楽を愛し続ける二胡愛好家達。
中国曲を学びつつ、好きなジャンルも取り混ぜながら楽しむ二胡愛好家達。
二胡の音色に日本人独自の感性で魅きつけられ、新たな音楽の可能性を見出した二胡愛好家達。
2弦で奏でる、指板の無い、この不思議な擦弦楽器そのものに魅かれている人々。。。
それぞれが別々の道を独自に歩み、
新しい日本の二胡のカタチを作っています。

どのカタチも同じく、いずれも二胡を愛する日本の二胡弾き達。
それぞれの歩んで来た道が、さらなる未来へと続きます。。。



そんな日本人二胡弾き達が今日まで紡いできた おはなし。
それが、『日本の二胡物語』。


そういうタイトルで、秋に二胡のお祭りイベントをします。
次の章は貴方も、一緒に奏で、作り上げていきましょう。


『日本の二胡物語』
2013年1026日()午後~(時間詳細未定)
東京 自由学園明日館 講堂(重要文化財) 
出演:
[講演]
ラサ企画代表 亀岡紀子
[演奏]
鳴尾五重奏団
鳴尾牧子&中西桐子
遠藤芳晴
木村ハルヨ&木場大輔
馬のしっぽ(稲田美和子)&酒井和嘉子
二胡DUO『青蓮-Seilen-』(ぷーろん&Tomomi)


※ 以上の方々は、ほぼ出て下さることが決定した出演者ですが、
ご都合により出演できなることもありますので、あくまでも“予定”として考えておいてくださいませ。

詳細告知は、また、ちょっとずつしていきます♪


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