「あと、10年もしたら、
これからの全ての二胡の構造は、世界中で西野二胡と同じになるよ」
↑これ、最近、ある専門家の方から頂いたお褒め言葉です。
う、嬉しい、、、ですけど、褒めすぎじゃ。。。???
万が一実現したら、凄い予言です!
でも、オチ付き。
西野二胡が沢山出回るのでは無く、
構造が優秀なので、あちこちで分解され、パクられて広まるのだそう。
ああ、やっぱりね。
だからワタクシ、せめて商標登録だけでもしましょうよ、と進言したのですが、
大殿様はまるで興味無し。
「真似できるもんなら、やったらいいさ。絶対無理だし」
まぁ、確かに。
あれは完全には真似できませんね。。。
西野製の二胡には、いろいろ門外不出の秘密がいっぱいありますから。
その秘密をワタクシは教えてもらったのですが、
興味が無いので、後継ぎには成り得ない。
というか、いつも傍で見ていて、
ボスがやっているのは、到底同じことは出来ない凄い総合技術ですから、
ちょっとやそっとの修行では、似た物は形づくれたとしても、
あの鳴りの楽器は作れません。無理です。
そもそも、6歳から鍛えらた木工技術が有る殿が作る二胡は、
厚い塗料の上塗りでフォローする必要が無い、
木を知り尽くしているからこそ出来る、無垢の木を活かした技術。
まさに秀逸です。
ワタクシが心配して商標登録を、と言ったのは、
形だけ似せた、変な偽物が出回るのを防ぎたかったのですが。
「どうするんですか、きっと『トリノニコ』とかも、絶対出てきますよ」
「トリノニコ?」
「後ろの真鍮プレートが”西野”じゃなくて、”酉野”になってるんですよ」
「あっはっは、酉野二胡! そっちの予言は当りそうだな」
大殿様は、面白がって、逆に”酉野二胡”出現を楽しみにしてるみたい。
これからの全ての二胡の構造は、世界中で西野二胡と同じになるよ」
↑これ、最近、ある専門家の方から頂いたお褒め言葉です。
う、嬉しい、、、ですけど、褒めすぎじゃ。。。???
万が一実現したら、凄い予言です!
でも、オチ付き。
西野二胡が沢山出回るのでは無く、
構造が優秀なので、あちこちで分解され、パクられて広まるのだそう。
ああ、やっぱりね。
だからワタクシ、せめて商標登録だけでもしましょうよ、と進言したのですが、
大殿様はまるで興味無し。
「真似できるもんなら、やったらいいさ。絶対無理だし」
まぁ、確かに。
あれは完全には真似できませんね。。。
西野製の二胡には、いろいろ門外不出の秘密がいっぱいありますから。
その秘密をワタクシは教えてもらったのですが、
興味が無いので、後継ぎには成り得ない。
というか、いつも傍で見ていて、
ボスがやっているのは、到底同じことは出来ない凄い総合技術ですから、
ちょっとやそっとの修行では、似た物は形づくれたとしても、
あの鳴りの楽器は作れません。無理です。
そもそも、6歳から鍛えらた木工技術が有る殿が作る二胡は、
厚い塗料の上塗りでフォローする必要が無い、
木を知り尽くしているからこそ出来る、無垢の木を活かした技術。
まさに秀逸です。
ワタクシが心配して商標登録を、と言ったのは、
形だけ似せた、変な偽物が出回るのを防ぎたかったのですが。
「どうするんですか、きっと『トリノニコ』とかも、絶対出てきますよ」
「トリノニコ?」
「後ろの真鍮プレートが”西野”じゃなくて、”酉野”になってるんですよ」
「あっはっは、酉野二胡! そっちの予言は当りそうだな」
大殿様は、面白がって、逆に”酉野二胡”出現を楽しみにしてるみたい。
ま、確かにすぐには真似できないでしょう。形だけってのが最初は多いと思います。
それで二胡という楽器のレベルが高くなっていけば良いのですが、下手をするとレベルの低い楽器が『酉野二胡』になったり『光瞬二胡』になったりするとねぇ。。。
最悪は粗悪品の『西野二胡』が出回ることですね。
これは弾けば本物かどうか分かるといっても、結局『西野二胡』の評判を落とすことになりかねないと思うのですが。
まぁ、そうならないように祈るばかりでございます。
やすぞ~さん
ホントにそっくりまねできるのなら、やった方が良いと思います、
私だって、蘇州系を原型にしているわけで、中国の方に、まねして作って、光舜などと、名前変えたといわれかねないじゃないですか、
今の、バイオリンだって、昔の名人たちのまねから始まったのではないですか、
機会に乗せて量産と言うのは、難しいと思います。シャム柿硬いですから、10台も作れば、刃の研ぎが発生します。一枚数千円しますから。
まあ柔らかい木使えば、出来ますかね。
外野の私がとやかく言う話でもないのですが、老婆心ながらといったことでしょうか(笑
真似されることがダメということではなくて、きちっと真似されるだけなら良いと思うんですよね。でも、形だけ真似しても同じものにはならないといった自信がある場合は気をつけないといけません。
中途半端に真似された結果としてレベルの低いものになった楽器に『西野』とか『光舜』というような名前を付けられたり、それと見間違う名前を付けられことを心配してます。
ドライに言えば、それ(つまり偽物)を買ったお客さんが悪いということだとは思います。骨董品と同じ考え方です。
一方、ご自分が作ったものでもないのにそういう名前をつけられても責任は持てないにも拘らず、結果として本物の評判を落とすことのようになると嫌じゃないかなと思うのです。
それはそれでいいんだということであれば、なにも問題はございませんですね。
ワタクシなんぞは歳だけとってもまだまだ人間が出来ていないのでそう思うのでございます。