何回か、書きましたが、
元々、母親が持っていた戦前の二胡を、治す事から始まった二胡作りです。
光舜堂で見せていただいた二胡だけでも、もう、100台は超えています。
楽器屋さんを、訪ねて、弾かせてもらった二胡まで入れると、500台は越えたでしょう。
修理や調整の御依頼いただいたのが、合わせて40台くらいですかね。
様々見てきた中で、やっぱり問題は雑音でしょうか。
中には良く調整されていて、雑音は出なくなっているけど、
音も出なくなっているというのも沢山ありました。
駒よりも高い、吸収材が、弦に挟まれて、皮の振動までも、抑えてしまっています。
色々な、楽器屋さんのホームページ見ていたり、
中国の文献(日本語訳)見ていたりしても、
二胡は、雑音があるもの、高音は出にくい物と書いてあります。
常識なのかもしれません。
しかし、ホントに全部が、雑音出ないのでしょうか?
みなさんも当然、お分かりのように、CDから聞こえて来る、演奏に雑音ありますか?
或いは、皆さんの先生方の、楽器に、雑音ありますか?
もちろんこの方たちは、レベルが違いますから、
雑音調整して、弾いているのかもしれません。
いずれにせよ、雑音出ない楽器も世の中にはあるのではないでしょうか?
楽器屋さんに行って、40万円、50万円の楽器を弾いてみてください。
それらには、殆ど、雑音はありません。
これはどこの楽器屋さんに行っても、殆どそうですね。
中には、10万円以下の物にでも雑音出ないものもあります。
何故、このバラつきは出るのでしょうか?
何故、雑音出ないものもあるのに、
二胡は、雑音出るのが当たり前のように言われもし、書かれてもいるのでしょう?
劉継紅先生も、言われていました、
「二胡の、第2ポジションの、ミの音、これは、どんな良い楽器でも必ず出ます。
ですからこれは、許される雑音なのです。」
確かに、ミ、のところ、ハーモニクスの様になりやすいですね、
特に乾いた時期などには、
これは、少し強めに抑えることによって無くなりますね。
演奏家の方は、これを自動的にやるほど、練習を積んでいるのだと思います
しかし、それ以外の雑音は、どうしたらら良いのでしょうか?
もちろん、私の最初の二胡、戦前の二胡にも、雑音は沢山ありました。
でも、これは悲しいでは、無いですか。
よし雑音消そう、どんな二胡のも、
私には、どんな二胡も、可愛いのです。
この項続く
光舜堂クリニック
西野
元々、母親が持っていた戦前の二胡を、治す事から始まった二胡作りです。
光舜堂で見せていただいた二胡だけでも、もう、100台は超えています。
楽器屋さんを、訪ねて、弾かせてもらった二胡まで入れると、500台は越えたでしょう。
修理や調整の御依頼いただいたのが、合わせて40台くらいですかね。
様々見てきた中で、やっぱり問題は雑音でしょうか。
中には良く調整されていて、雑音は出なくなっているけど、
音も出なくなっているというのも沢山ありました。
駒よりも高い、吸収材が、弦に挟まれて、皮の振動までも、抑えてしまっています。
色々な、楽器屋さんのホームページ見ていたり、
中国の文献(日本語訳)見ていたりしても、
二胡は、雑音があるもの、高音は出にくい物と書いてあります。
常識なのかもしれません。
しかし、ホントに全部が、雑音出ないのでしょうか?
みなさんも当然、お分かりのように、CDから聞こえて来る、演奏に雑音ありますか?
或いは、皆さんの先生方の、楽器に、雑音ありますか?
もちろんこの方たちは、レベルが違いますから、
雑音調整して、弾いているのかもしれません。
いずれにせよ、雑音出ない楽器も世の中にはあるのではないでしょうか?
楽器屋さんに行って、40万円、50万円の楽器を弾いてみてください。
それらには、殆ど、雑音はありません。
これはどこの楽器屋さんに行っても、殆どそうですね。
中には、10万円以下の物にでも雑音出ないものもあります。
何故、このバラつきは出るのでしょうか?
何故、雑音出ないものもあるのに、
二胡は、雑音出るのが当たり前のように言われもし、書かれてもいるのでしょう?
劉継紅先生も、言われていました、
「二胡の、第2ポジションの、ミの音、これは、どんな良い楽器でも必ず出ます。
ですからこれは、許される雑音なのです。」
確かに、ミ、のところ、ハーモニクスの様になりやすいですね、
特に乾いた時期などには、
これは、少し強めに抑えることによって無くなりますね。
演奏家の方は、これを自動的にやるほど、練習を積んでいるのだと思います
しかし、それ以外の雑音は、どうしたらら良いのでしょうか?
もちろん、私の最初の二胡、戦前の二胡にも、雑音は沢山ありました。
でも、これは悲しいでは、無いですか。
よし雑音消そう、どんな二胡のも、
私には、どんな二胡も、可愛いのです。
この項続く
光舜堂クリニック
西野
あの頃に光舜堂というお店があったならと懐かしく思うのでございます(大笑
赤ひげ?
ジキルとハイドも医師でしたよね。
それが当たり前であり、この作り方が伝統なのでこのままで良い…」。
Dr.にお会いする前までは、「えーーー?雑音が出るのなら、
出ないように何故改良しないの?」と不思議に思っていました。
Dr.が言われるように、プロの演奏家に雑音という雑音は聞かれませんし、
雑音もある意味『味』として受け入れられるでしょう。
でもせっかくCD等から流れてくる二胡の音に憧れて二胡を買い、
習ったものの、雑音が出るから弾いていても面白くない、CDのような
音が出ないから諦めて辞めてしまう、という方が多いと聞きます。
(私も一時期そんな状態がありました。)
とても勿体なく、悲しいことだと思います。
確かに弾く側も努力しないで良い音を出そうとするなんて、
虫のよい話は以ての外ですよね。
いっぱいいっぱい弾いて、努力をしなければなりませんよね。
でも二胡を作られる側も品質向上精神をストップするのは、
二胡という楽器に対して失礼のような気がするのです。
良い二胡を作ろうという研鑽を怠って欲しくないと思います。
もちろん中には素晴らしい二胡を作る事を一番に考え、
二胡を作成される方もいらっしゃいます。でも大量生産の所は
二胡1台1台に気を遣うような事は無理に近いのかもしれませんし、
俗な話でお金が絡んでいるという事もあるでしょう。
そこで西野二胡の登場なのです。
損得勘定一切なしの、Dr.の二胡に対する情熱と愛情を
たっぷり詰め込んだ西野二胡。
初めて弾かせて頂いた時の、弓を引いた時の音の気持ちよさ……。
本当に素直に音が出てくれるのです。(へたっぴで素人な私でも
「うぁ 気持ちいい~、ずっと弾いていたい」という気持ちになりましたから)
Dr.もおっしゃっておられました「西野二胡を弾いた人は皆気持ちいいと言うね」と。
だから二胡を始められるのなら、西野二胡を是非手に取ってほしいと本当に思います。
もちろん素晴らしい演奏をされる方も西野二胡には心奪われる事請け合い、実証済みですよね。
音を出す楽しさがギュギュっと詰まっていると思います。
多くの方々に西野二胡を知って頂きたいと思います。
私もいつかは西野二胡を!と思っていますから。
(その為にはお金を稼がねば……二胡貯金?!)
これからも御自愛の上、夢のある二胡を作られ、世に送り出して下さいませ。
こんなド素人が生意気なことを書き連ね、お目お耳汚ししてしまいすみません。
例えば二胡調整師(笑
3級は駒、千斤、糸巻き調整まで
2級は皮張替え要否判断が出来る
1級は皮張替え作業と胴の内部構造調整までできる
とか(笑
西野さんが検定員で、合格者に認定書を発行する、、、みたいな(笑
そうすると、それ専用の専門学校とか必要かも。
其のうち実績が認められて国家資格になったりして。
それで有資格者が全国に散らばる。。。
妄想が広がっていきます(笑
私には二胡は、今はない、家族の思い出に繋がるものです。
その折角の、二胡健全に鳴ってほしいというのが、願いですし、二胡の音良く鳴った時には、なんともいえぬ、幸せですよね。
私にとって作るというのは、実験みたいなもので、どのようにしたら、ちゃんと鳴るのかと言う、積み重ねでしたから、
むしろ活かせるのは、皆さんの二胡のメンテナンスのような気がします。
これは楽しいですよ。一台一台症状が違いますから、それをちゃんと鳴らした時の快感は、
皆さんが直した二胡弾いた時に、嬉しそうな顔するの見るのと同じくらい、うれしい物です。
私も日本に作りますか。
来春ぐらいから、講座開きますか、
でも生徒は、jimmyさんだけかも、、、、、
ひしひし感じています。
木は伐採され、乾燥されても、呼吸して生きているんですもの。
(そして楽器となった二胡は弾く者と共に成長してゆくのですよね。)
やはり『生きて良い音』を持続するには悪くなってから診てもらうのだけでなく、
できるのならば検診という形で定期的に診察を受ける事が理想かなと思います。
そうなると、Jimmyさんの『二胡調整師』案、素敵ですね。
そしてDr.が講座(二胡調整師養成学校?!)を開かれるのでしたら
参加したくなってしまいますよ。
(ただ地方在住なので、これを機に東京移住計画進行かしら?!)
本当に二胡が良い音で鳴っている時のDr.のお顔は幸せいっぱいで
目元がふにゃ~んと蕩けそうな感じですよね。
こちらまでふにゃ~んとなってしまいます(笑
そうすると師匠の全国行脚は当分続きますね。
Jimmyさんのコメント4へのお返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
レスさせて頂きました。