これは、お客様ご自身で瞬間接着剤でつけたそうですが、しばらくすると取れてしまったというものです。
この場合はボンドが多すぎて木と木が密着しなかったのでしょう。
あるいは、ボンドを付けた時に圧着しなかったのだと思います。
ですから、取れた頭を合わせてみると、
このように隙間が空いてしまっています。
このようになるとご自身では回復が難しくなります。
方法はいくつかありますが、これは多分木工のプロに任せた方が良いと思います。
ちなみに、ついてしまっているボンドを剥がすのに、そのボンドそれぞれに剥がす薬品が違ったりしますから。
ボンドの量というのは、この加減が難しくはあるのですが、木と木を接着するときには、ボンドは最小限にしたいです。
ではどのくらいの量なの?
簡単に言えば木と木が密着するくらい。
木目の導管にしみ込んでしまうくらい。
ではそれは,どうやってわかるのかという事ですよね。
正直言って経験値でしかないのです。
例えば瞬間接着剤だとすれば、1センチ平方に一滴、といいましても、その一滴の量というのは、
ホントに人によって様々になってしまいます。
でも多少多くても、最低限に近くすることはできます。
それは圧着です。
ぎゅーっと抑え込んでしまえば、余分なボンドははみ出してしまいます。
これは他の種類のボンドでも同じことが言えます。
シリコン系であろうと、木工用の水性のボンドであろうと。
とにかくぎゅー――っと抑えて、動かさないことです。
瞬間接着剤でも、最初着いたなと思っても、すぐ後に、ゴムのようなもので、しっかり縛り上げると、かなりボンドがはみ出してきたりします。
そして、そのままボンドの箱に書いてある、硬化時間というのを見て、その時間内は、そのままにしておく方が良いのです。
完全硬化でなくとも、このくらいの時間がたてば作業ができますとも書いてあるものもありあます。
私の場合は、自転車のチューブを切ったものを使いますが、太めの輪ゴムでも、あるいは、女性たちが髪を縛るゴムひもでも良いのです。
とにjかく、ぎゅーーと縛り上げてください。
はみ出たボンドはあとから、紙やすりで削ります。
これは3000番くらいまでの紙やすりで磨いてそのあとワックスしたものです。
二胡のレッスンはまだ2回しか受けていない超初心者です。メルカリで中古の二胡を手に入れたけど頭が取れて到着(笑)ボンドは安物を使ったのですが、頭が取れていた事が分からない位、上手く付きました!ありがとうございました。
https://twitter.com/qprolll/status/1389793856925757441?s=19
https://twitter.com/qprolll/status/1390699495944380420?s=20
確かになれないと、難しい部分はあるのですが。何より、信じていただいたのがうれしいです。
納得して材料や道具を揃えました。(ロックタイトは近所のホームセンターに売ってなかった事と、取寄せて買っても使いきれないだろうと思って買わず100均の小さな瞬間接着剤を使いました。乾いても白濁せずラッキーでした。)
二胡のレッスンが進んだら是非、光舜堂さんでお買い物したいです。