もっともっと、良くならないか?
そのもっともっとに引きずり込まれるのが、物つくりという人種です。
人種と言っていいと思います。
コーカソイド、ネグロイド、モンゴロイド、モノツクロイド、と四つ人種はある様なものです。
何故?何で?もっともっと、という言葉以外には話せない人種かもしれませんね。
興味の為には、地球をも破壊しかねない人種と言えるかもしれません。
まあ、子供なのですね。一生。
しかし彼らが太鼓に弓を乗せて、音を響かせた時、弦楽器が基本的には出来上がったのです。
次にはもっと、です。
太鼓に穴をあけて、弓をし仕込み、棒でt叩き擦ります。
太鼓の皮は何の種類で有れば良く鳴るのか、次々といろいろな皮を試してみます。
その張り具合も、ピンと張るように、楔を入れたり、或いは締め直しが効くようにしたりいろいろ工夫していきます。
太鼓に差し込んだ弓も、材料をいろいろ変えてみたりもします。
硬い木が良く鳴ると思えば、石器でさえかなり高度な技術と、時間をかけて、紫檀など削ったかもしれません。
青銅器しかないエジプト時代に、黒檀の6mm厚の板に彫刻した物が有ります。
青銅器の鋸では、どのくらい時間がかかったのか、試しにやってみました。
一日かけて、10センチの角材を切り落とせるくらいです。
こんなやり方で、くりぬいた木の上に皮を張った、弦楽器が出来上がります。
これがレバーブになります。
アラビアでできたと言われるこのレバーブは、その後東西に分かれて、馬頭琴やキジャック或いはヴィオールという名前の楽器に変わって行きました。
それで二胡はどこから?
二胡は構造的に、この中に入っていないのです。
レバーブは、基本的に木を刳りぬいています。
ですから、最初に太鼓があったとして、丸太を刳り抜かなければ、太鼓にならなかったのだと思います。
ということは、自然環境の中に、例えば瓢箪や、竹や、椰子の実などの、中身が空洞になる形のものが無い地域だったと思います。
物つくりは、先ず自分の周りのあらゆるものを、目的に合わせて、試すからです。
その点で、二胡の形を思い起こさせるようなものは、レバーブを作った人の生活環境の中には無かったのだと思います。
二胡は太鼓と言っても縦長の筒状のものです。
筒状の物と言うとまず東洋人には、竹が思い浮かびます。
竹ならば、くりぬく必要も無く、最初から筒になっています。
もっと他にも自然のもので、最初から太鼓状態のものが有ります。
瓢箪ですね。
まさしく瓢箪でできた弦楽器が有ります。
インドのシタールです。
ビーナという楽器も同じですね。
もし自然に手近にそのような物があったとしたら、それをまず使うのが物作りでしょう。
二胡の胴の形あれに近いのはやはり竹でしょう。
現実に竹でできた二胡というのが、ベトナム近辺にあるそうですし、竹の棹を使った京胡というのも有ります。
それから、他の弦楽器に無い特色が、二胡にはあります。
棹が胴を貫通して胴の下まで抜けている事です。
この棹が胴を貫通しているというのは、二胡以外には無いのです。
普通の弦楽器は、棹が胴の上に組み込み、或いは三線のようにただ差し込んであるだけなのです。
話しは少し飛びますが、最近中国でも他の弦楽器と同じように、胴の上に木螺子で止めてある物も作られはじめています。
日本でも4台見た事が有りますが、一つだけ難点は、高音が上ずってしまうのです。
この棹の止めるところは、二胡の低音を左右するところです。
ここに、シッカリと棹を固定しますから、低音は安定するのですが、その分高音を司る部分が余分に振動してしまい、どうしても上ずりやすいみたいです。
二胡だけが何故、棹が胴を貫通しているのかというのが、二胡の起源を暗示するかもしれないのです。
そのもっともっとに引きずり込まれるのが、物つくりという人種です。
人種と言っていいと思います。
コーカソイド、ネグロイド、モンゴロイド、モノツクロイド、と四つ人種はある様なものです。
何故?何で?もっともっと、という言葉以外には話せない人種かもしれませんね。
興味の為には、地球をも破壊しかねない人種と言えるかもしれません。
まあ、子供なのですね。一生。
しかし彼らが太鼓に弓を乗せて、音を響かせた時、弦楽器が基本的には出来上がったのです。
次にはもっと、です。
太鼓に穴をあけて、弓をし仕込み、棒でt叩き擦ります。
太鼓の皮は何の種類で有れば良く鳴るのか、次々といろいろな皮を試してみます。
その張り具合も、ピンと張るように、楔を入れたり、或いは締め直しが効くようにしたりいろいろ工夫していきます。
太鼓に差し込んだ弓も、材料をいろいろ変えてみたりもします。
硬い木が良く鳴ると思えば、石器でさえかなり高度な技術と、時間をかけて、紫檀など削ったかもしれません。
青銅器しかないエジプト時代に、黒檀の6mm厚の板に彫刻した物が有ります。
青銅器の鋸では、どのくらい時間がかかったのか、試しにやってみました。
一日かけて、10センチの角材を切り落とせるくらいです。
こんなやり方で、くりぬいた木の上に皮を張った、弦楽器が出来上がります。
これがレバーブになります。
アラビアでできたと言われるこのレバーブは、その後東西に分かれて、馬頭琴やキジャック或いはヴィオールという名前の楽器に変わって行きました。
それで二胡はどこから?
二胡は構造的に、この中に入っていないのです。
レバーブは、基本的に木を刳りぬいています。
ですから、最初に太鼓があったとして、丸太を刳り抜かなければ、太鼓にならなかったのだと思います。
ということは、自然環境の中に、例えば瓢箪や、竹や、椰子の実などの、中身が空洞になる形のものが無い地域だったと思います。
物つくりは、先ず自分の周りのあらゆるものを、目的に合わせて、試すからです。
その点で、二胡の形を思い起こさせるようなものは、レバーブを作った人の生活環境の中には無かったのだと思います。
二胡は太鼓と言っても縦長の筒状のものです。
筒状の物と言うとまず東洋人には、竹が思い浮かびます。
竹ならば、くりぬく必要も無く、最初から筒になっています。
もっと他にも自然のもので、最初から太鼓状態のものが有ります。
瓢箪ですね。
まさしく瓢箪でできた弦楽器が有ります。
インドのシタールです。
ビーナという楽器も同じですね。
もし自然に手近にそのような物があったとしたら、それをまず使うのが物作りでしょう。
二胡の胴の形あれに近いのはやはり竹でしょう。
現実に竹でできた二胡というのが、ベトナム近辺にあるそうですし、竹の棹を使った京胡というのも有ります。
それから、他の弦楽器に無い特色が、二胡にはあります。
棹が胴を貫通して胴の下まで抜けている事です。
この棹が胴を貫通しているというのは、二胡以外には無いのです。
普通の弦楽器は、棹が胴の上に組み込み、或いは三線のようにただ差し込んであるだけなのです。
話しは少し飛びますが、最近中国でも他の弦楽器と同じように、胴の上に木螺子で止めてある物も作られはじめています。
日本でも4台見た事が有りますが、一つだけ難点は、高音が上ずってしまうのです。
この棹の止めるところは、二胡の低音を左右するところです。
ここに、シッカリと棹を固定しますから、低音は安定するのですが、その分高音を司る部分が余分に振動してしまい、どうしても上ずりやすいみたいです。
二胡だけが何故、棹が胴を貫通しているのかというのが、二胡の起源を暗示するかもしれないのです。