黒毛への張り替えキャンペーン
沢山の皆さんにご応募いただきました。ありがとうございます。
20数本のうちその中で数本がこのように竹が削れていたのです。
左の竹を見ると少し削れています。
こうやると分かりやすいですかね
竹の真ん中から先の方が平らに削れていますね。
これはデンペンの皮側の方の角で削れてしまったのですね。
良い弓を長く使っていただこうとして作り始めた福音弓ですが、このように5,6年使っていただいているうちに竹が削れてしまっていたのが、数本ありました。
これは角度の問題ですね。
弓は基本的に胴と平行になるくらいに動かすと音もしっかり出て楽器もよく鳴ります。
それがこのくらいの角度ですと、
デンペンの先端に竹が擦れてしまいます。
自分では案外平行に弾いているつもりでもです。
又デンペンのプラステイックの質にもよります。
またまれに、デンペンに金属を張っている人もいます。
金属は例え銅の様に柔らかくとも竹よりは硬いです。
皆さんの気が付かないところで竹が摩耗していますね。
折角安定した弓という事で作った福音弓ですがこうなると不安定なものになってしまいますね。
そこで、今回このように削れてしまったものは、キャンペーンですので、無料で竹を交換し黒毛を張りました。
しかし今後はこのように削れてしまって弾けなくなった福音弓は西風東風は弓毛の張替えの際5000円だけいただきます。
又光風舜風の場合8000円いただいて新しい竹に取り換えます。
毛も張り替えるのですからまるきり新品になるのですが、気に入って弾いてきていただいた方々へできる限りのサービスをさせていただこうと考えていますす。
それでも本来は弓毛の張替えだけで済むところ余分な費用が掛かってしまいます。
弓をひく角度をまた少し考えてみてください。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ