二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

カラコラム??

2018-11-12 13:13:17 | カラコラム
カラコルム・カラコルムというのは、山脈の名前です。

ヒマラヤ山系の一部でもあり、7000mを超える山が連なっているそうです。

このあたりには、昔から旧人類が住んでいたという話も、、、

現人類のホモサピエンスに、滅ぼされたのか同化されたのか。

雪男の話の原型でもありますね。

人が住むには、相当過酷な環境です。

そういう意味でも、カラコルム、黒い砂利なのかもしれません。

さて、しばらく、光舜堂のブログを休んでいましたが、どうやら右手中指の抜糸も終わりまして、

これから少しずつ、書いていこうと思います。

今までは、なんとなく書いていたところもありますが。少しは整理をしていこうと思います。

まず、カラコラム(辛口コラム)

これは二胡の楽器の輸入経路、あるいは販売経路、など、

それらの良いところ悪いところ、

要するに、二胡愛好家にとって良いところ悪いところと私が考えるところを書いていこうと思います。

そして、二胡の救急箱の発売後は、補習講座を書こうと思います。

これは、二胡の救急箱に乗せるにはあまりにもマニアックすぎて、

プロ、要するにお金をいただいて、調整(?)をしている人たちにも

きちんと、知識が伝わるようにという思いです。

なぜこんなことをというかと、

本当に光舜堂に来られる方の、半分以上が、以前他の楽器屋さんあるいは先生たちのやった調整で、

酷い調整にされたり修理をされたりという方々です。

決まり切った20mmという千金の幅に巻きなおして、駒を取り換えただけなどというのは、調整ではないのです。

せめて木のことを知ってほしいし、製造過程のことも知ってほしい。

何故・せめて・というかと言いますと、

蛇皮は自分で張ってみないとわからないからです。

見ただけでこの皮は良いの悪いのと、よく言うなと思います。

先日も光舜堂ののシャム柿より高い二胡を見せてもらいましたが、

これ、本当にプロが販売しているの?と弾いた、瞬間、思いました。

表面硬くて実は、ゆるゆる、ただ音がデカいだけ、

それもお今のところはです。

皮は押してみて触ってみると、その良し悪しが分かります。

何故なら、振動板だからです。

揺れるものだからです。

見ただけでは、その揺れ方は分かりませんね。

その蛇皮を如何に知って、その状態に合わせるかが調整なのだと、、

まあ、そんなことなど、書いていこうと思っています。





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4 Comments

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石原さん (nisino)
2018-11-15 16:33:54
硬いですね。

でも挑戦するだけ偉いですよ。
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本は購入予定です。 (石原)
2018-11-15 11:40:39
調整が自分で出来れば嬉しいです。
ただ、ずいぶん昔に二胡の弦軸を
紙やすりで削りましたが無茶苦茶に硬い!
ハッキリ言って、やってられない位に硬い。
全然削れてる気がしないし
ヤケクソで削って削り過ぎたら
元に戻せないし…と言う事で
ギブアップしました(笑)
餅は餅屋に頼みます。
返信する
石原さん (nisino)
2018-11-15 09:38:43
応援ありがとうございます。ヴァイオリンは確かに、調整というのが理論的に確立していますね。ペグの削り直しなどは修理に入ることで、それなr地に削るのもテクニックが必要ですから。でも二胡の場合、ペグのがたついているものが約90%あるのです。ですから本来は修理にあたる、木軸の削り直しも、私は調整の一環に含めています。木軸(ペグ)の回しやすさというのが重要視されていないからでもあります。この二胡の救急箱にも方法は書いてあります、しかしやってみないと難しいかもしれません、何処やらの二胡屋さんが削るというのを真に受けたのか、木軸を彫刻してしまい、その後の直しの大変だったこと、削るといっても本当に100分の一ミリの感じなのです、ですから紙やすりで削っているk多もおられるとか、賢明です。
石原さんならこの本を読めば、調整の基本は理解していただけると思いますよ。
応援ありがとうございます。

返信する
二胡の調整等 (石原)
2018-11-14 22:13:16
いきなり脱線するのですが
先日バイオリンを調整に出しました。
其処はバイオリン制作工房で
「調整以前にペグの調子が良くない」
硬くて回し難いし微調節も出来ない。
と言われて、修理と調整を依頼しました。

その時、思ったのですが二胡の場合、
調整も含め〇〇が悪い。と言って
自分で直せる販売人が如何ほど居るのか?
直せない場合は直せる経路を持っているのか?
直せないから買い直せ。又は
他所で買った楽器だから直せない。なんて
他の楽器では有り得ない話です。

バイオリンは調整されて直れば激変します。
凄い!の一言に尽きます。

二胡だと、それが微妙なのです。
凄い?いや、あまり変わらんかも・・。
てか気のせい?何か変わった?うーむ。って感じです。

そして、一番重要な点が二胡では
「じゃあ任せます。治ったら連絡下さい」
と言える業者が少ない事。
直りました。と言われて弾いたら何か違う・・。
満足感より疑心暗鬼感の方が大きい。

理論から導き出されたメソッドが
無いのか少ないのか認知されてないのか・・。

二胡を弾く身としては
ソレが確立されることを切に願う次第です。

大変だと思いますが応援しています。
頑張ってください。
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