ただひたすら御礼です。

人生でこれほど人様に、良くされたこともないのです。

どちらかと言えば、かなりツッパリ型の人間ですから、そのうえ常に前に進む形の人間でもあります。

インテリアの世界でもいきなり鉄板の床など作ったり、直接的な光の無いすべて間接光の空間作り上げたり、

作家たちを集めて、商業施設をアートの世界にまとめ上げたりもしたのはたぶん私が最初だったようです。

物事を突き詰めていくことに生きがいを感じ、お蔭で他の同業者にかなりの顰蹙を買うことなどもありました。

割と白黒はっきりと決め込まない日本人の伝統的な世界では、正当性を真っ向から振りかざすような私のものつくりの姿勢というのは、今一つ、いわかんがあったようです。

二胡の世界でもたぶんそのようなこともあると、おもいます。

楽器とは、二胡とはかくあるべきという姿勢の強さは、同業他社からはかなり嫌われていることでしょう。

でも、それでも私自身の二胡への愛情と二胡を作ることへの情熱は、たぶん、

たぶんいくらかの人には認めてもらえているのかもしれません。

たぶん、私自身のメンテナンス後も、その姿勢は変わらず、ひたすら、良い楽器つくりと良い二胡とはということを目指して突き進むことは変わりないと思います。

せっかくの良い楽器二胡を、皆さんの楽器を良い状態、楽しく弾ける状態にまでもっていきたいという姿勢は変わりないと思います。

ただ、そのツッパリがすべての人に受け入れられるとも思いませんが。

今回、そして前回と、最終営業日に、わざわざお越しいただいた皆さんに、とても感謝しております。

暫く来られないからと、入院なんですってと、とてもめげているのではないかと、励ましに来ていただいた皆さんに、ひたすら感謝いたします。

ただ皆様をがっかりさせたのは、なんだ普段と変わらないじゃないですかというお言葉も、、、

もう少し病気っぽくしておけばよかったですね。

でも、本当に、ありがとうございました。