二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

弦の金額が上がっていますね!

2024-09-13 13:59:01 | ■工房便り 総合 
7150円 一番最近発売された、大変人気のあるトマスティークのSOLO弦
ついこの間、5000円台の弦ということで、大変驚いたのですが。
普通中国製の弦だと1000円しなかったですね。
今でも牡丹弦などは安いです。
ただ、二胡らしい良い音に鳴るのですが、耐久力が無く、演奏家の中には2カ月くらいで交換している方も多いようです。
このトマステジークですと、プロが弾いて1年くらいはもつようです。
というか、弾かなくても弦をはりっまなしでそのまま放置しておくと、1年ぐらいで、弦も傷みます。
この弦はとても良く振動しますが、楽器の状態もあらわにしてしまうところが在ります。
皮ぐ薄かったりすると、なんだか怒鳴っていて音が割れた感じになったりもします。
また、胴の作りが部分的に薄かったりすると、裏返り音が強く鳴ったりもします。
良く作られた楽器にはとても良く合いあますが。
その点気を付けてください。

私が一番お勧めしているのは紅龍
ピラストロ社の弦ですね。
金額は今では定価4730円
以前は3300円くらいでした。
この弦は、安定度という点では抜群です。
中国製の弦の最大も問題は、以前買ったときの同じ感じが無いのです。
弦などは手で一本づつ作っているわけではないはずなのです。
全部器械ですね。
弦のコアには鉄やナイロンなどの細い糸0,8ミリくらいのものに0,1ミリくらいの細いアルミや銀やステンなどを巻いてあります。
当然人の手でできるものではなく、機械で巻いているにもかかわらず買うたびに違う感じの音、あるいは耐久力だったりします。
その点、このトマスティークやピラストロは安定度は抜群ですし、低音から高音まで綺麗に出やすいです。
以前は二胡の弦はかないりやすいものでしたが、もうヴァイオリンなどの弦と変わらなくなってきています。
しかし、せめて1年に一回は交換しましょうね。
中には10年替えていなかったなど言う方もいらっしゃいましたから。
弦の交換時期は、どんな弦でも同じですが、調弦してもすぐに狂う。
何だか外弦だけ音が細くなった。
外弦だけビビり音がする。
そしてこれは難しいですが、引き弓と押し弓とで音程が変わる。
このようなおt器は弦の交換時期だと考えてください。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ

Comment    この記事についてブログを書く
« 密度と重さ!楽器を作る木。 | TOP | 光舜松脂「煌」「光輪」「寂... »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | ■工房便り 総合