楽しみにしていた今回初の兵庫での調整会、
我がボス西野は確実に体調をその日に向けて回復させていたのに対し、
ワタクシは例の風邪の後、咳発作症状が未だ治らずに長引き、最悪な体調で関西入りする運びとなりました。
お世話をするための同行のはずが、ことのほか元気なボスにぶら下がるボロ雑巾状態。。。
しかし、そんなボロボロ状態でも、この調整会には本当に元気をいただきました。
何よりも、場所をご紹介下さり、当日は張り紙やら、お茶やら、我々のお弁当まで
準備してお手伝いくださいました、関西の会員Mさんに感謝申し上げます。
彼女がサポートして下さらなければ、このボロ雑巾、来て下さった皆様への気配りまでなんて
とても頭が回りませんでした。
本当に細やかに助けて下さって、明るく朗らかなお人柄のおかげで調整会場は終始明るい雰囲気で、
本当に笑顔と笑い声に溢れた会でした。
さて、会場としてお借りした『音楽教室Ours』は、阪急神戸線の園田駅が最寄りです。
我々が園田駅で電車を降りると、ホーム前方に二胡ケースを2つ背負った女性発見!
「あ、あれは、1番目にご予約のNaさんだな」
「ですね♪」
という事でお声掛けして一緒に向かいました。
このNaさん、現在は上海にお住いで、一時帰国のタイミングが合ったので来てくださいました。
地図が読めるワタクシに先導させ、店主はNaさんとおしゃべりしながら歩きます。
と言っても、そんなに駅から遠くないです、会場の『Ours』。
地図が読めない女性でも、そんなには苦労なく着けるシンプルな道。
「お、ここだ、ここだ!」と発見すると、1Fのガラス戸に張り紙が。
会場は2Fなので、やや迷う入口がわかるようにと、Mさんが案内を作って張って下さっていたのです!
しかも、二胡のイラスト入り!! スバラシイ!!
普通のマンションのような入口と階段を上り、扉を開け、靴を脱いで上がると、まぁ、ビックリ!
そこには、ワンルームの、なんとも居心地良さそうな音楽部屋になっていたのです。
HPの写真では、ホールとか集会所的なイメージがあったのですが、そうではなく、
少し広めの、音楽の先生のご自宅のレッスンルーム的な温かさ。
オーナーの在里さんのお人柄そのもののような、とても、とても居心地の良い空間でした。
在里さんには今後も是非また使わせていただきたいとの話もご快諾いただき、
これで、今後も定期的に関西での調整会をするのに良い拠点が見つかりました。
年に2回くらいのペースで調整会は開催したいと思っているのです。
さて、さっそく調整開始です。
今回のご予約はちょうど10名様、15把の二胡を診せていただきました。
そのうちの何人かは、なんと、既に二胡姫さんの通販で『彪駒』や『黒彪駒』 をご購入済み!
皆さんおっしゃるのは、「1週間目くらいから格段に音色が良くなりました」 とのこと。
ええ、そうなんです、駒は育てなきゃいけない物なのですよ。
そして特に『彪駒』 や『黒彪駒』 の成長後の変化は著しく、
1週間後の変化は一般的な駒よりも分かりやすいのです。
さてそんな既に『彪駒』 や『黒彪駒』 の絶大な効果を実感していらっしゃる方々でも、
調整をしていない二胡に取り付ける、という、土台が出来ていない状態、、、
たとえて言うなら、顔を洗わずに高級化粧品でメイクする、みたいな???
そういった方々の二胡も、調整をする事で一段と澄んだ音色が増しました。
また、「せっかく直接診ているのですから」 と、
本来そのままお使いいただけるような仕様にしてある『彪駒』『黒彪駒』 ですが、
更にその楽器に合うように整えさせていただきました。
今回診させていただいた15把の内の大半の二胡が、木軸の不具合により雑音を生じていました。
そして、千斤の締め付け過ぎ、緩め過ぎ、“千斤の役目を果たしていない巻いてあるだけの糸”状態の物、と、
千斤が“その楽器の現在の状態”に適合していない物。
控制綿としてのフェルトやスポンジが劣化して、本来の役割を果たしていない物。
柔らかすぎる弦を張ってしまって、楽器に合わず、もったいないことになっている物、等。
それらを一つ、一つ、丁寧に解決していくことで、どの胡も見違える(聴き違える)ように
雑味が無くなり、澄んだ美しい音色に変わりました。
それらは、1把、1把、ひとつとして扱いが同じものはありません。
千斤の巻き方も、この二胡の場合はここを締めるけれど、
こっちの二胡の場合はこちら側を少し緩くする、とか、
傍で見ている皆さんにはどれも同じような調整に見えても、
駒の紙やすりのかけ方ひとつ取っても、二胡の状態によって調整加減は違います。
もう、皆さんの嬉しそうな笑顔ったら!
中には、今まで他の楽器店で調整してもらったのに
「その時は何が変わったかさっぱり判らなかった」 という方も。
いえ、いえ、ご本人が実感してこその調整です。
「私の二胡、こんなに良い音色の楽器だったんですね!!」 と、
今回お集まりいただいた方々のように笑顔で言っていただいてこその調整だと。
そんな中でも絶大な効果を発揮したのは、やはり、『彪駒』 と『黒彪駒』!
事前申し込みのフォームには「高級駒のお試しは不要」 と書き込んでいらしたほぼ全員が、
「試すだけ。。。」 と試したら最後、この駒無しではいられなくなってしまいました(笑)
中でも特に絶大な効果を発揮したのは、
「西野さんの二胡が欲しいんです」 と言って下さっていたNbさんの花梨。
もう、もう、そりゃあ良い音色になっちゃって、我々はまたこの駒で二胡のお客様を失ってしまったかも(笑)
とは言え、中には、この駒が必要無かった二胡もありました。
ウルフ音が出てしまい易いKさんの二胡などは、普通のウチダ駒の方が向いていましたし、
お試しをご希望だったTさんなどは、既に付いている駒を整えて調整しただけで十分でした。
そんな事からも判るように、やはり、直接お会いして、の調整会を開くのは大切だな、と思いました。
今回は兵庫県尼崎市という、西の皆様にも来ていただき易い場所での開催でしたが、それでも、
三重県、京都府、県内でも下手すると一番遠いかも、と、かなり遠方からもお越しいただきました。
「調整したくて東京へ行きたくとも、なかなか機会が無かったので嬉しい」 と言っていただいて、
ヨロヨロしながらでも行った甲斐が有ったと、元気をいただきました。
何よりも、ご自分の二胡が良い音色になったと喜ぶ皆様の笑顔が、本当に嬉しかったです!
ありがとうございました!
また、半年後くらいに、『Ours』 でお目にかかれたらと思います☆
我がボス西野は確実に体調をその日に向けて回復させていたのに対し、
ワタクシは例の風邪の後、咳発作症状が未だ治らずに長引き、最悪な体調で関西入りする運びとなりました。
お世話をするための同行のはずが、ことのほか元気なボスにぶら下がるボロ雑巾状態。。。
しかし、そんなボロボロ状態でも、この調整会には本当に元気をいただきました。
何よりも、場所をご紹介下さり、当日は張り紙やら、お茶やら、我々のお弁当まで
準備してお手伝いくださいました、関西の会員Mさんに感謝申し上げます。
彼女がサポートして下さらなければ、このボロ雑巾、来て下さった皆様への気配りまでなんて
とても頭が回りませんでした。
本当に細やかに助けて下さって、明るく朗らかなお人柄のおかげで調整会場は終始明るい雰囲気で、
本当に笑顔と笑い声に溢れた会でした。
さて、会場としてお借りした『音楽教室Ours』は、阪急神戸線の園田駅が最寄りです。
我々が園田駅で電車を降りると、ホーム前方に二胡ケースを2つ背負った女性発見!
「あ、あれは、1番目にご予約のNaさんだな」
「ですね♪」
という事でお声掛けして一緒に向かいました。
このNaさん、現在は上海にお住いで、一時帰国のタイミングが合ったので来てくださいました。
地図が読めるワタクシに先導させ、店主はNaさんとおしゃべりしながら歩きます。
と言っても、そんなに駅から遠くないです、会場の『Ours』。
地図が読めない女性でも、そんなには苦労なく着けるシンプルな道。
「お、ここだ、ここだ!」と発見すると、1Fのガラス戸に張り紙が。
会場は2Fなので、やや迷う入口がわかるようにと、Mさんが案内を作って張って下さっていたのです!
しかも、二胡のイラスト入り!! スバラシイ!!
普通のマンションのような入口と階段を上り、扉を開け、靴を脱いで上がると、まぁ、ビックリ!
そこには、ワンルームの、なんとも居心地良さそうな音楽部屋になっていたのです。
HPの写真では、ホールとか集会所的なイメージがあったのですが、そうではなく、
少し広めの、音楽の先生のご自宅のレッスンルーム的な温かさ。
オーナーの在里さんのお人柄そのもののような、とても、とても居心地の良い空間でした。
在里さんには今後も是非また使わせていただきたいとの話もご快諾いただき、
これで、今後も定期的に関西での調整会をするのに良い拠点が見つかりました。
年に2回くらいのペースで調整会は開催したいと思っているのです。
さて、さっそく調整開始です。
今回のご予約はちょうど10名様、15把の二胡を診せていただきました。
そのうちの何人かは、なんと、既に二胡姫さんの通販で『彪駒』や『黒彪駒』 をご購入済み!
皆さんおっしゃるのは、「1週間目くらいから格段に音色が良くなりました」 とのこと。
ええ、そうなんです、駒は育てなきゃいけない物なのですよ。
そして特に『彪駒』 や『黒彪駒』 の成長後の変化は著しく、
1週間後の変化は一般的な駒よりも分かりやすいのです。
さてそんな既に『彪駒』 や『黒彪駒』 の絶大な効果を実感していらっしゃる方々でも、
調整をしていない二胡に取り付ける、という、土台が出来ていない状態、、、
たとえて言うなら、顔を洗わずに高級化粧品でメイクする、みたいな???
そういった方々の二胡も、調整をする事で一段と澄んだ音色が増しました。
また、「せっかく直接診ているのですから」 と、
本来そのままお使いいただけるような仕様にしてある『彪駒』『黒彪駒』 ですが、
更にその楽器に合うように整えさせていただきました。
今回診させていただいた15把の内の大半の二胡が、木軸の不具合により雑音を生じていました。
そして、千斤の締め付け過ぎ、緩め過ぎ、“千斤の役目を果たしていない巻いてあるだけの糸”状態の物、と、
千斤が“その楽器の現在の状態”に適合していない物。
控制綿としてのフェルトやスポンジが劣化して、本来の役割を果たしていない物。
柔らかすぎる弦を張ってしまって、楽器に合わず、もったいないことになっている物、等。
それらを一つ、一つ、丁寧に解決していくことで、どの胡も見違える(聴き違える)ように
雑味が無くなり、澄んだ美しい音色に変わりました。
それらは、1把、1把、ひとつとして扱いが同じものはありません。
千斤の巻き方も、この二胡の場合はここを締めるけれど、
こっちの二胡の場合はこちら側を少し緩くする、とか、
傍で見ている皆さんにはどれも同じような調整に見えても、
駒の紙やすりのかけ方ひとつ取っても、二胡の状態によって調整加減は違います。
もう、皆さんの嬉しそうな笑顔ったら!
中には、今まで他の楽器店で調整してもらったのに
「その時は何が変わったかさっぱり判らなかった」 という方も。
いえ、いえ、ご本人が実感してこその調整です。
「私の二胡、こんなに良い音色の楽器だったんですね!!」 と、
今回お集まりいただいた方々のように笑顔で言っていただいてこその調整だと。
そんな中でも絶大な効果を発揮したのは、やはり、『彪駒』 と『黒彪駒』!
事前申し込みのフォームには「高級駒のお試しは不要」 と書き込んでいらしたほぼ全員が、
「試すだけ。。。」 と試したら最後、この駒無しではいられなくなってしまいました(笑)
中でも特に絶大な効果を発揮したのは、
「西野さんの二胡が欲しいんです」 と言って下さっていたNbさんの花梨。
もう、もう、そりゃあ良い音色になっちゃって、我々はまたこの駒で二胡のお客様を失ってしまったかも(笑)
とは言え、中には、この駒が必要無かった二胡もありました。
ウルフ音が出てしまい易いKさんの二胡などは、普通のウチダ駒の方が向いていましたし、
お試しをご希望だったTさんなどは、既に付いている駒を整えて調整しただけで十分でした。
そんな事からも判るように、やはり、直接お会いして、の調整会を開くのは大切だな、と思いました。
今回は兵庫県尼崎市という、西の皆様にも来ていただき易い場所での開催でしたが、それでも、
三重県、京都府、県内でも下手すると一番遠いかも、と、かなり遠方からもお越しいただきました。
「調整したくて東京へ行きたくとも、なかなか機会が無かったので嬉しい」 と言っていただいて、
ヨロヨロしながらでも行った甲斐が有ったと、元気をいただきました。
何よりも、ご自分の二胡が良い音色になったと喜ぶ皆様の笑顔が、本当に嬉しかったです!
ありがとうございました!
また、半年後くらいに、『Ours』 でお目にかかれたらと思います☆